先週の木曜日に、飯田市のライブハウスcanvasで、岡安芳明さんのライブが行われたので行ってきました。ソロ・ギターによるステージでしたが、ベースやドラムスが入ったコンボでの演奏とは異なる一面をみせてくれました。「My One And Only Love」、「酒とバラの日々」、「いそしぎ」、「Take The A Train」、「煙が目にしみる」など名曲中心のプログラムでした。会場で販売していたギター・ソロによる最新作のCD「AZURE」を購入しました。
YOSHIAKI OKAYASU (岡安芳明)
AZURE (What's New 2011年録音)
ケニー・バレルを敬愛しているという岡安芳明(g)さんの演奏は、音色が適度にブルージーできれいで、注意深く選ばれた音によるソロは、和音を多用した繊細なものでした。バレルが好きな方にはもちろん、ギター・ファンにお勧めできるライブでした。今度は、トリオなどの編成で聴いてみたい。
これは、彼の第10作目で、初のソロ・アルバム。開演前に、このCDを買おうと思ったのですが、ソロによるバラード集なので、静かすぎてどうかと考えて、ライブを聴いてから決めることにしました。第1セットを聴いて、これならいいかと買ってみました。サインをもらいに行ったら、「眠くなるけどいいかな」と本人が言っていましたが、眠くなっても全然かまわないので。
曲目は、「My One and Only Love」、「Why Did I Choose You?」、「Azure」、「The Masquerade is Over」、「Smoke Gets in Your Eyes」、「So Little Time~I'm a Fool to Want You」、「Make Someone Happy」、「All Too Soon」、「Dreamy」、「But Beautiful」、「Love, Your Magic Spell is Everywhere」、「Don't Explain~My Ship」の12曲。バラード集です。
穏やかなギター・ソロなので、ギターの音色、原曲の旋律や節回し、和音の響きを楽しむといった作品でしょうか。3種類のギターを使用していますが、ギブソン Super 400 CESの音色が、ケニー・バレルの音にも近くて最もジャズらしく聴こえました。安らげる「My One and Only Love」、歌詞も聴こえてきそうな「But Beautiful」、旋律が頭の中にしっかりと残る「I'm A Fool To Want You」など、じっくりと耳を傾けたい作品です。
【よこね田んぼ稲刈りと収穫祭】
今日は、ボランティアとして参加してる、飯田市よこね田んぼ(日本の棚田百選)の稲刈りと収穫祭が行われて、午前9時から午後2時まで、田んぼに出ていました。稲の手刈りと、結束、はぜかけと、昔を想い出しながら汗を流しました。収穫祭でのビールは頗る美味しかった。残してある稲は、地元の保育園児の体験用です。こういう信州の原風景は、残していきたいものです。
(携帯電話のカメラによる撮影)