安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズ批評2021年11月号の特集「スウィンギン・ビューティーズ」と「おおたき総本店」(松本市)で会食の話題。

2021-10-31 19:30:00 | ヴォーカル(S~Z他)

先日、松本市内で友人と会食をしました。場所は、長野県内にお店を展開する「王滝グループ」の総本店ですが、奧では宴会もやっていて、賑やかになってきた感じです。ジャズ批評の今号は、女性ヴォーカル関連で、賑やかで華やかです。ジェニー・スミスとピア・アンジェリのアルバムを聴きました。

   

表紙。「スィンギン・ビューティーズ」は、医師でジャズ評論の後藤誠一さんが、ジャズ批評の2004年7月号から2021年9月号まで17年間、100回にわたり連載した記事です。1回に一人の女性歌手を取り上げて、プロフィールとアルバムについてまとめたものです。すごい業績です。

   

目次。今回の特集は、100回の連載を一冊に要約してまとめたものです。特徴は、亡くなった方ばかりでなく、現役の歌手も取り上げていることで、資料としても役立ちます。その第1回は、Jennie Smith(ジェニー・スミス)でした。

   

1957年~64年録音の3作のアルバムを掲載しています。ジェニー・スミスは僕も好きな歌手なので、いい機会なので聴いてみました。

   

18歳のときのデビュー作。「I'm a Fool to Want You」といったバラードも良いムード。

     

COLUMBIA盤。バラードとスイング系の曲がバランス良く選曲されています。「Take Me in Your Arms」は、曲、歌ともに好きなトラックです。

     

1962年~63年録音の「Nightly Yours On The Steve Allen Show」。Canadian American レーベルから出された一枚。

     

ジャズ批評誌の表紙を飾った「Jennie」Dot盤レコード。猫ジャケの代表的な一枚としても知られています。

   

上記のCanadian America盤「Nightly Yours」を日本のレーベルSSJ(三具保夫さん主宰)が、CD化したもの。ライナーノートは、Jennie Smith本人と連絡をとって作成された丁寧なものです。歌声のピッチを修正してあり、レコードではなく、こちらのCDがより本人の声質に近いものです。

あわせて、第2回に掲載された映画女優のピア・アンジェリのアルバムも聴きました。彼女は、男優ジェームス・ディーンの恋人としても知られています。かなり昔の話ですが。

   

    

僕はCDしか持っていません。レコードを購入する機会があったのですが、買い逃したのは痛恨の一事でした。

安曇野宅で、Jennie Smithのレコードを聴いているところです。

レコードジャケットなどのアップ。

【おおたき総本店】

住所:長野県松本市白板2-3-35
電話:0263-39-4649
ホームページ:寿司処 おおたき総本店 | ブランド | 王滝グループ (ohtaki-gp.jp)

外観

入口を入ったところにあるカウンター。

奧の方が座った席です。ゆったりとしていました。

とりあえず「なごみ御膳」を注文。寿司、天ぷら、蕎麦が揃ってます。

アラ汁も注文。

この手の御膳としては、かなり寿司が美味しかったので、寿司を追加で注文しました。

まぐろ、あなご、貝など二人の好きなものを注文。

再び追加。マグロとタイです。二人ともお酒が弱く、しかも車なので、ノンアルコールビールを一本注文しただけでした。したがって、たくさん食べたのに、お会計はリーズナブルでした。また、訪れたい。


回鍋肉が食べたくなり「四川乃華」安曇野店へ(長野県安曇野市豊科)

2021-10-30 19:30:00 | グルメ

昔ほどではありませんが、中華料理もたまに食べます。回鍋肉が好きなので、回鍋肉定食を注文することが多いです。寒くなり回鍋肉が食べたくなったので、久しぶりに安曇野インター近くの「四川乃華」へ。

同店は、長野県と富山県に7店舗を展開するシセングループの一店舗で、地方の中華ファミレスといったお店です。少し辛めですが、美味しくいただきました。

外観

店内。遅めの時間なので空いていますが、人気のあるお店で結構賑わっています。

ホイコーローがメニューにあります。その他、メニューはかなり多いです。

秋のオススメデザートに「かぼちゃのプリン」があったので、併せて注文。

ホイコーローとご飯、サラダのセット。

思いのほか量が多くて嬉しい。キャベツも柔らかくて、食べやすい。

ザーサイだと思います。漬物代わりです。

サラダ。新鮮さがあって、美味しいサラダでした。意外な掘り出し物。

ごはんは、軽くしてもらいました。

かぼちゃのなめらかプリンです。

アップ。ハロウィーンといよりも、かぼちゃが旬ということでメニューに載っているものでしょう。

こちらのお店は、ショッピングモールのスワンガーデン安曇野内にあります。その中の3店舗を利用すると、300円の割引券をもらえるサービスをやっていて、この割引券を使えました。先日、平安堂(書店)、CoCo壱番屋(カレー)、ノジマ電器で買物、飲食をしたので、すぐにたまりました。

【四川乃華 安曇野店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高1115 スワンガーデン安曇野内
電話:0263-71-1411
ホームページ:中国四川料理 四川乃華 シセングループ (shisen.ne.jp)


田中小実昌著「ほろよい味の旅」(中公文庫)を読みました。

2021-10-29 19:30:00 | 読書

田中小実昌著「ほろよい味の旅」(中公文庫、2021年2月刊)を読みました。1988年5月に毎日新聞社から出版された本を文庫化したもので、新たに小説家の角田光代さんの解説が収録されています。

   

表紙

   

裏面にある本書の紹介。

(著者紹介)
田中小実昌(たなか こみまさ)
1925年、東京生まれ。小説家・翻訳家。東京大学文学部哲学科中退。79年、「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で直木賞を、『ポロポロ』で谷崎潤一郎賞を受賞。2000年旅先のロサンゼルスで没。主な著書に『香具師の旅』『アメン父』『上陸』『自動巻時計の一日』『くりかえすけど』、訳書にレイモンド・チャンドラー『湖中の女』、ダシール・ハメット『血の収穫』などがある。

(感 想)
本書の紹介に「気ままで楽しい食・酒・旅エッセイ」とあり、そのとおりですが、常識を翻す著者の生活ぶりに、抱腹絶倒の面白い本です。東京では、月曜日から金曜日まで毎日映画の試写を見て、家に帰ると夕方の7時半から12時くらいまで飲み、帰らない時は新宿などで飲んでいるという生活を送ったようです。
 
ワインがお好きで、『勝沼町のブドウ酒を、いっぺんに百本ずつ送ってもらっている。一升瓶で百本というと~、「飲屋でもないふつうの家で、いったい、だれがこんなにたくさんのブドウ酒を飲むんですか」と運送屋のオジさんにきかれ、「わたしゃ恥ずかしくて、返事ができなかったよ」と女房は言った。』とあります。
 
近ごろは『年に三か月以上は、外国に逃げ出している。』と記し、アメリカ、オーストラリア、アイルランドなどへ出かけています。『ある外国の町に一か月も二か月もいることがある。べつになにもしていない。』とありますが、現地のバーで飲んで、バスの旅をしていて、その際の話も出てきます。
 
また、著者の文章のテンポの良さにも驚かされます。小説家の村上春樹さんは、『小実昌さんの訳の素敵なところは、とてもわかりやすい読みやすい文章で、話をどんどん進めていく』(BRUTUS 2021年10月15日号「田中小実昌さんが訳したミステリー本を集めている。」)と記していて、エッセイもそんな感じです。

シダー・ウォルトン「MIDNIGHT WALTZ」とスタバの「トリートwithトリックフラペチーノ」の話題

2021-10-28 19:30:00 | ピアノ・トリオ

ビオラさんのブログ「ティーガーデン」にスタバの「ハロゥインポッピングドーナツ」が出てきたので(その記事へのリンク)、食べたくなり長野駅前のスタバに寄りました。売り切れで、仕方なく「トリートwithトリックフラペチーノ」を注文。カラフルでさつま芋も入っていてびっくり。色彩も感じられる作品を。

CEDAR WALTON (シダー・ウォルトン)
MIDNIGHT WALTZ (VENUS 2005年録音)

   

シダー・ウォルトン(p, 1934~2013年)は、好きなピアニストで、彼のアルバムは結構持っています。いくつか拙ブログにアップしましたが、本作は、日本のレーベル、ヴィーナスレコードがニューヨークで録音したもので、シダー・ウォルトンの自作を、彼自身の選曲で演奏した画期的な作品です。

メンバーは、シダー・ウォルトン(p)、デヴィッド・ウィリアムス(b)、ジミー・コブ(ds)。シダーとウィリアムス(b)は長い間コンビを組んでいて、そこにベテランドラマーのジミー・コブが参加しています。

曲目は次のとおり。全てシダー・ウォルトンが作曲したものです。

1  Bremond's Blues
2  Turquoise
3  Cedar's Blues
4  Midnight Waltz
5  Holy Land
6  Theme For jobin
7  Dear Ruth
8  The Vision
9  Bolivia
10  Ugetsu
他のミュージシャンの録音も多数あるなど特に知られている曲は、「Holy Land」(聖地)、「Bolivia」、「Ugetsu」(雨月)だと思いますが、「Cedar's Blues」や「Midnight Waltz」も佳曲です。

シダー・ウォルトン(p)は、よくスイングして時にファンキーなプレイを行いますが、音色がクリアで美しく、つけている和音はフランス印象派の響きを連想させ、色彩感もあります。このアルバムでは、そういった特徴が良く出ていて、特に「The Vision」や「Bolivia」あたりは、優れた演奏ではないかと思います。「Cedar's Blues」や「Midnight Waltz」などもフレッシュで瑞々しく、録音当時71歳ですが、若々しくてすごい。

【スターバックスのトリートwithトリックフラペチーノなど】

スターバックホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

長野駅前店

スタバのホームページです。トリートwith トリック フラペチーノは、焼き芋とダークモカパウダーをブレンドし、紫芋風味ソースを加えたもののようです。

   

ドーナツも注文しました。

トリートwith トリック フラペチーノ。光の加減で、側面がよく見えていず、撮影が今一つです。甘さ控えめで、ハロウィン気分で楽しくいただきました。

ドーナツも食べたら、流石に食べ過ぎだと思い、本日の夕食は要らないメールを送りました。それにしても、次から次へと、スターバックスは商品開発を続けるものだと、その点感心しました。


上田駅前「だんまや水産」(養老乃瀧グループ)で小宴会。

2021-10-27 19:30:00 | グルメ

居酒屋チェーン「養老乃瀧」は、旧長野県四賀村(現松本市四賀)出身の木下藤吉郎(矢満田富勝)さんがもともと松本市で創業し、今も県内に店舗が多いので、同チェーンには親近感をもっています。

現在、通勤している上田市には「養老乃瀧」はありませんが、同系列の「だんまや水産」があるので、帰りにたまに寄っています。上田駅前の好立地に加え、個室で、食べ物もまずまず良いので、気に入っています。

上田駅前の「パレオ」というビルの2階にお店はあります。

お店の入口。少し早い時間に撮影したので、まだ開店前です。

個室内。

飲み放題の生ビールとお通し。本日は二人で寄っています。

お通しは、ナスを揚げたものです。温かいものと冷たいものから選択できますが、本日は寒いので温かいもので。

メニュー。お刺身です。

メニュー。サンマ塩焼き、白子天ぷらが目に留まりました。

メニュー。串焼や揚物です。この他にも食べ物や飲み物のメニューがあります。

白子天ぷら。濃厚な味わいです。多分、鱈かな。

温野菜。居酒屋でも野菜はとるようにしています。

3種類のソース。

サンマの塩焼き。久しぶりにサンマを食べましたが、美味しい。秋の味覚ですね。

カマンベールチーズの天ぷら。

ホタテのフライ。

旬鮮三味盛り。これで締めにしました。

魚のフライ。

白子、昆布の酢の物。

お刺身。ハマチとサンマ。

寿司。ほろ酔いで、電車に乗るべく上田駅に向かいました。

【だんまや水産 上田店】

住所:長野県上田市天神 1丁目8-1 上田駅前ビル パレオ2階
電話: 0268-25-0413
ホームページ:店舗情報│養老乃瀧グループ (yoronotaki.co.jp)