安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ワーデル・グレイ「MEMORIAL」とロイヤルホスト安曇野インター店でブランチの話題

2021-02-28 19:36:15 | テナー・サックス

ファミレスの中では、ロイヤルホストが一番好きで、値段は高めなものの料理やデザートに満足することが多く、先日も安曇野インター店でブランチをいただきました。ワーデル・グレイ(ts)のこのアルバムを聴くと、いつも満ち足りた気持ちにさせられます。

WARDELL GRAY (ワーデル・グレイ)
MEMORIAL  (Prestige 1949~1953年録音)

   

ワーデル・グレイ(ts, 1921~1955年)は、バップ期の最も優れたテナー・サックス奏者の一人だったのですが、34歳という若さで、麻薬がらみのトラブルで殺されてしまいました。デクスター・ゴードン(ts)とのテナーバトルやベニー・グッドマンやカウント・ベイシー楽団での活躍で知られています。

メンバーはセッションごとに異なっていますが、ワーデル・グレイ(ts)、フランク・モーガン(as)、ソニー・クラーク(p)、アル・ヘイグ(p)、テディ・チャールズ(vib)、トミー・ポッター(b)、ロイ・ヘインズ(ds)、ローレンス・マラブル(ds)、デクスター・ゴードン(ts)など。ライブ録音が一部にありますが、ニューヨークやロサンゼルスにおける録音です。

vol.1とvol.2があって、レコードで聴いています。収録曲は次のとおり。

(vol.1)

1  Twisted
2  Easy Living
3  Southside
4  Sweet Lorraine
5  Blue Gray
6  Grayhound
7  So Long Broadway
8  Paul's Cause
9  The Man I Love
10  Lavonne
11  A Sinner Kissed An Angel
12  Treadin'  

(vol.2)

1  April Skies
2  Bright Boy
3  Jackie
4  Farmer's Market
5  Sweet and Lovely
6  Lover Man
7  Move
8  Scrapple From The Apple

 
【ロイヤルホスト安曇野インター店】
 
住所:長野県安曇野市豊科南穂高1102-2
電話:0263-72-9012
ホームページ:ロイヤルホスト安曇野インター店 (長野県 安曇野市)
 
 
外観
 
 
店内。早めなので空いていて静かなのがありがたい。
 

ドリンクバーも注文。いつもオレンジジュースと珈琲です。
 
 
セットのサラダ。レタス主体です。
 
 
オニオングラタンスープです。寒い朝には良いです。
 
 
オムレツプレート。
 
 
オムレツのアップ。中身が充実していて美味しい。
 

奥の方の駐車場からは、常念岳がきれいに見えていました。


善光寺近くの洋食屋「西洋料理 もりたろう」でランチ (洋食 長野市東町)

2021-02-27 19:24:17 | グルメ

先日、善光寺の近くに出かけたので、「西洋料理 もりたろう」でランチにしました。パティオ大門という飲食店が集まる施設の一角に位置し、善光寺からほど近いところにあります。

ポークフィレカツのセットを注文しましたが、ボリュームがあるのに加えリーズナブルでした。BGMには、ジャズヴォーカルが流れていて、それもよかった。善光寺参拝の途中に寄るのも良さそうなお店です。

ぱてぃお大門は、中央通り沿いにあります。

ぱてぃお大門入口

中庭があり、ここを通り過ぎ奧に行きます。

お店の入口

ランチメニューから「信州特選ポークフィレカツ」を注文。

まずは、サラダとスープ。

サラダは、キャベツとレタスといった感じでした。量があり、ありがたい。

スープ。コンソメで、濃いもので美味しい。

天井近くのスピーカーからジャズヴォーカルが流れていました。多分、インターネットラジオだと思いますが、リー・ワイリー(vo)の歌う「I've Got a Crush On You」などが聴けて、いい気分になりました。

座った席の後ろにはオブジェの展示も。

フィレカツとライス。パンでもよいのですが、本日はごはんにしました。

デミグラスソースがかかっています。つけあわせは、ポテトやニンジンです。

やや衣が厚いものの、肉は軟らかく美味しいものでした。

デザートと珈琲

ムースでしょうか。

濃い目のなかなかよい珈琲です。

角砂糖が出てきたので、ちょっと嬉しくなりました。善光寺方面に行ったら、また寄ってもよいお店です。

【西洋料理 もりたろう】

住所:長野県長野市東町125-3  ぱてぃお大門内
電話:026-237-3939
ホームページ:もりたろう (食べログのページです。)


池波正太郎著「夜明けのブランデー」(文春文庫)を読みました。

2021-02-26 19:22:53 | 読書

以前、買っておいた池波正太郎著「夜明けのブランデー」を読みました。週刊「文春」に連載されたエッセイ集です。単行本は、昭和60(1985)年11月に文芸春秋から刊行されています。

   

(著者略歴)

大正12(1923)年、東京生まれ。新国劇の舞台で多くの戯曲を発表し、昭和35年、「錯乱」によって直木賞を受賞。以後、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」、「真田太平記」など多数の作品を発表。平成2(1990)年没。このエッセイは、著者が60代前半の時に書いたものになります。

   

カバーの裏にある本書の紹介。

(目 次)

全部で40編です。

(感 想)

池波正太郎練達の流麗な文章で綴られていて、テンポ良く読めました。著者の日常生活や子供の時の話、芝居や映画、ヨーロッパの旅の話など、話題がとても広くて飽きる間もありません。人気作家が書くと、こんなに面白いものになるのだと思わされるエッセイ集です。

著者直筆による挿絵がそれぞれについていて、観る楽しみモ加わっています。さらっと書き流している感じの絵は、軽みがあり、挿絵として相応しいものです。40編のうち、特に印象に残ったのは次の3編です。

まず、「永倉新八と映画」です。そのページの一部を掲げます。

  

初めて知りましたが、永倉新八は、新選組の生き残り隊士で、大正3年に77歳の生涯を小樽で終えたそうです。新選組は、幕末までに皆亡くなったと思い込んでいたので、驚きました。今、永倉新八を主人公にした池波正太郎著「幕末新撰組」を読んでいるところです。

2番目は、「田中冬二の世界」です。

  

池波さんは、田中冬二の詩を愛好していました。『戦後、ことに近年の詩壇は、やたら難渋な語彙をもてあそんでいて、少しも感興をそそられず、たとえば、〈日本詩人全集〉のようなものが編まれるとき、田中冬二は、いつも敬遠されてしまい、私はおもしろくなかった。』と記しています。まとめて田中冬二の詩を読んでみようと思わされました。

3つ目は、「職業」という一編。

  

ユトリロが画家になった経緯が記されていて面白く、続編の「ユトリロと、母」という一編も感興を覚えました。

【現在、読んでいる池波正太郎の「幕末新選組」】

   


冬限定の高デッキ山スノーシューハイク(4)【蕎麦「よつかど」、入浴「アゼィリア飯綱」】

2021-02-25 19:32:49 | 登山・ハイキング

高デッキ山スノーシューハイクの4回目で最終です。ハイク終了後、戸隠の蕎麦屋「よつかど」で遅い昼食をとり、飯綱高原まで来て「アゼィリア飯綱」で入浴しました。「よつかど」は初めてでしたが、注文した「角煮そば」がとても美味しく、次回は、季節を替えて冷たい蕎麦を食べに来ようと思っています。

【そば処 よつかど】

住所:長野県長野市戸隠2179-4
電話:026-254-2145
ホームページ:yotsukado-togakushi.com

看板

建物外観

杉玉ではないですが、玄関に飾り物がありました。どういうものか訊ねようと思いながら入ったのですが、失念したので、次の機会に教えてもらうつもりです。

店内

小上がりがあります。

冬季限定のお品書き。Sさんお奨めの「角煮そば」を注文しました。

そば、うどんのお品書き。

初めにお茶うけの野沢菜が出てきました。

角煮蕎麦。洗練された盛り付けで、みるからに食欲をそそりました。

出汁がほどよい甘さで、蕎麦自体も細めで品質が良いものです。加えて、大きな角煮が柔らかくて豚肉のうま味が凝縮されていて、動いた後でもあり、ことさら美味しく感じられました。

七味は、お皿に盛って出てきました。

【アゼィリア飯綱】

住所:長野県長野市上ケ屋2471-79
電話:026-239-2522
ホームページ:azeiria.com

外観

お風呂は、奥に進んだところにあります。

休憩室もあり、外の景色を見ながら寛ぐこともできます。

浴室。温泉ではありませんが、広くて清潔な浴槽で、サウナ風呂もあります。

進入路から飯縄山を撮影。

   

白樺の樹がシンボルでしょうか。体も温まり、すっかり良い気分になりました。久しぶりの登山、トレッキングでしたが、よい一日となりました。


冬限定の高デッキ山スノーシューハイク(3)【高デッキ山山頂~戸隠スキー場)

2021-02-24 19:32:35 | 登山・ハイキング

3回目は、高デッキ山山頂から戸隠スキー場までの行程を記します。途中にも絶景ポイントがあり、終始楽しめたコースです。途中、脚に痛みを感じたのでスローペースになりましたが、無事戻れて、案内していただいたSさんに感謝しました。

【行 程】

(往路)瑪瑙山山頂  9:35 →  高デッキ山山頂 11:27  
(復路)高デッキ山山頂 12:00  → 林道出会い 13:59 → 戸隠スキー場 14:31 

 よつかど(蕎麦)、アゼリア飯綱(入浴)

(高デッキ山山頂から)

スノーシュー。背景は、樹木越しの戸隠連峰。

おやつ休憩中。

新潟県境方向。火打山など。

黒姫山は近くに見えます。

戸隠、後方に北アルプス。

やや見えにくいですが、北アルプス。一番左に五竜岳。その左の鹿島槍ヶ岳なども見えていました。基本的には瑪瑙山山頂と同じ範囲を観ることができます。

南の方向。一番左は、霊仙寺山でしょうか。その右は、飯縄山(北峰と南峰)。右端に瑪瑙山。

(高デッキ山山頂~戸隠スキー場)

下りていきます。

瑪瑙山山頂からは、尾根伝いにスキーのコースが作られています。

二人連れと行き会いました。山頂目指してスノーシューで上っているところです。横から見ると結構傾斜があります。

緩斜面の樹林帯の中を歩いていきます。

しばらく歩くと、前方に戸隠連峰と北アルプスが望める雪原に出てきます。

樹木と背景の山。

手前の方も入れて撮影。

   

この樹は大きなものでした。

右手には、高妻山。

後方を振り返ると、高デッキ山が左手に見えています。

再び樹林帯に入り、少し上ります。

カラマツの林の中を行きます。

白樺

広い尾根を歩いています。

スキー場からきている林道に出ました。この地点から30分ほどでスキー場の駐車場です。

スキー場の駐車場が見えてきました。

到着。下山は、時間がかかりましたが、無事着くことができました。

(4)へ続きます。(4)では、立ち寄った戸隠の蕎麦屋さんと飯綱高原の入浴施設について記します。引き続きご覧いただければ幸いです。