水野美術館の「絵でよむ歌と物語の世界」展へ出かけました。展示もさることながら、同美術館の日本庭園の紅葉の様子も気にかかり出かけたものです。紅葉は、まずまずといった感じでした。
古典の歌・物語を題材にした作品をはじめ、それらを連想させる近現代の日本画を紹介した展示です。収蔵品からの展示でしたが、初公開の池上秀畝「桜に雉子・紅葉鴛鴦」が印象に残りました。
チラシの表
(展示の趣旨 チラシ裏面から)
季節ごとの草花や美しい景観を詠んだ和歌、あるいは神話や歴史を伝える物語は、古くから人々の間で親しまれてきました。本展では、こうした古典の歌・物語を題材にした作品をはじめ、それらを連想させる近現代の日本画をご紹介します。
例えば、有名な歌枕の地を描いた横山大観・下村観山《三保松原・三保富士》や、日本神話の八岐大蛇伝説に取材した菱田春草《稲田姫(奇縁)》、風雅な遊びや装いを楽しむ池田蕉園《貝あはせ》などを展示。
(展示作品の例など)
横山大観・下村観山《三保松原・三保富士》
池上秀畝《桜に雉子・紅葉鴛鴦》
3は菱田春草《稲田姫(奇縁)》、4は池田蕉園《貝あはせ》。
5は横山大観《鶉》、6は菊池契月《花之秋》。
伊東深水《舞の後》。展示されていました。購入した絵葉書の写真です。
これだけ、今回の展示会とは無関係の奥田元栄《秋渓淙々》。元々好きな絵で、秋に相応しいと思い、絵葉書を購入。
【水野美術館】
住所:長野県長野市若里6-2-20
ホームページ:水野美術館|MIZUNO MUSEUM OF ART |長野県
門
アプローチ。右に日本庭園と池があります。
壁沿いの樹木
紅葉は、まずまずといった感じでした。
日本庭園。まずまず晩秋らしい光景でしょう。