安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

上田市の香港飲茶と中国料理の「香吃大食堂」で「エビと卵のチリソース」のランチ。

2022-09-30 19:30:00 | グルメ

本日で上田市での勤務が1年半になりました。その間、市街地の飲食店にかなり入りましたが、その中で、お気にいりのお店の一つが「香吃大食堂」で、美味しい中華料理がいただけます。

料理がバラエティに富み、品質、味ともに、よいものが出てきます。今回は、ランチの「エビと卵のチリソース」とデザートに「杏仁豆腐」をいただきましたが、期待どおりでした。また、寄ります。

外観

入口にはランチの案内があります。

入店時満席で、入り口を入ったところにあるウェイティングスペースで、しばし待ちました。

通されたのは2階の小上がりです。隣とは、緩く仕切られています。テーブルの下は、足がのばせるように掘りごたつ式になっています。

エビと卵のチリソースのランチ。

海老がプリプリです。

卵は、軽く火を通したもの。チリソースが絡んでよい味です。

サラダはキャベツベースで、ドレッシングは胡麻味です。お代わりができ、今回、お代わりしました。

スープ。塩味ベースで、昆布が入っていました。こちらもお代わりしました。

ウーロン茶と杏仁豆腐。

プリンを容れるような容器に入っていて、甘さ控えめでした。

【香吃大食堂(シャンチーダイショクドウ)】
 

アラン・ボッチンスキー「JAZZ QUINTET 60'」、スターバックスコーヒーの季節のおすすめの焼き芋フラペチーノなど。

2022-09-29 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

スターバックスコーヒーの季節のおすすめが、サツマイモになっていたので、「焼き芋ブリュレ フラペチーノ」などをいただいてみました。この商品はいい線をいっていると思います。いい線をいっている作品。

ALLAN BOTSCHINSKY (アラン・ボッチンスキー)
JAZZ QUINTET  60' (metoronome 1962年録音)

   

アラン・ボッチンスキー(tp, 1940~2020年)は、コペンハーゲン生まれのトランぺッターで、デンマークやドイツで演奏活動を行ってきました。50年代後半から、デンマークを訪れた、スタン・ゲッツやデクスター・ゴードンら米国人ミュージシャンと共演し、ケニー・ドーハムとは録音も残しています。

ボッチンスキーの名前にしましたが、「Jazz Quintet 60」というグループの演奏です。メンバーは、ボッチンスキー(tp)、ニルス・ハサム(ts)、ベント・アクセン(p)、ニルス・へニング・エルステッド・ぺデルセン(b)、ビヤルン・ロストヴォルド(ds)。元のライナーノートは、ロストヴォルドが執筆しています。

曲目は、次のとおり。

1  Buddah (Rolf Billberg)
2  2 4 6 (Bent Axen)
3  More Peace (Bent Axen)
4  Cuba Libre (Poul Godske)
5  Billie's Bounce (Charlie Parker)
6  Around 3/4 Time (Allan Botschinsky) 
7  Pokerface (Jergen Borch)
8  Ballad NR. 2 (Bent Axen)
10  Sunny Monday (Jergen Borach)
5と9を除いては、ベント・アクセンやアラン・ボッチンスキーなどデンマークのミュージシャンの作品が取り上げられています。

沢野工房により2007年に復刻されて、知られるようになった作品で、僕も復刻CDを聴いています。2菅編成なので、バリバリ、ゴリゴリを連想するかもしれませんが、そこはヨーロッパで、哀愁漂うバラードも入り、落ち着いた雰囲気があります。ベント・アクセン(p)が書いた「More Peace」や「Ballad NR.2」は、バラードで、ちょっとビル・エヴァンス風のアクセンのソロも楽しめます。「Around 3/4 Time」や「Pokerface」は、ハードバップで、ペデルセン(b)のリズムに乗りボッチンスキー(tp)やニルス・ハサム(ts)が活躍。

(参考)1曲目の「Buddah」が聴けます。

Buddah - YouTube

   

ジャケットにあるミュージシャンの写真

【スターバックスコーヒーの季節のおすすめ スイートポテト】

季節のおすすめ|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)

珈琲とスイートポテトシフォンケーキを注文。

さつまいもペーストから作った黄金色のスイートポテトクリームをのせた、最初から最後の一口までスイートポテト感を堪能できるシフォンケーキだそうです。

クリームが厚く塗ってあり、スイートポテトクリームともあいまって、食べ応えがあり、美味しい。

別の日に、「焼き芋ブリュレ フラペチーノ」を注文。

焼き芋に砂糖をまぶしてバーナーであぶったような香ばしさと、クリーミーな風味が味わえるフラペチーノだそうです。夏の季節のフラペチーノは今一つでしたが、今回のものはサツマイモの味わいもあって、なかなかいい感じです。

トッピングも効いていました。


富士吉田市のジャズ喫茶「ON LAVA」。新たにモノラル専用レコードプレーヤーを導入。

2022-09-28 19:30:00 | ジャズ喫茶

連休最終日の25日に富士吉田市のジャズ喫茶「ON LAVA」に出かけました。前の訪問時に、モノラル用プレイヤーを入れるとマスターが話していたので、それでジャズを聴くのが一番の目的です。

モノラル用プレイヤーで、マイルス・デイヴィスの「My Funny Valentine」をかけていただきましたが、大きな空間に濃密なトランペットの音が響き渡り、最高でした。トーストも美味しかった。

外観。停車中の車は、僕のものです。

入口

店内。オーディオ機器など。

壁にはレコードジャケットを飾ってあります。

レコード棚。レコードプレーヤーなど。

新たに導入設置した、モノラル専用プレーヤー。トーレンスのプレイヤ―と、オルトフォンのモノラル専用カートリッジの組み合わせです。

ステレオ用レコードプレーヤー。

アンプ類。

スピーカー。

(オーディオシステム一覧表、お店のホームページからお借りしました。)

(かかったレコード)

入店時には、デイブ・ベイリー(ds)の「Getting Into Something」(Epic)がかかっていました。

モノラル専用プレーヤーを使って、マイルス・デイビス(tp)の「My Funny Valentine」(Columbia)をかけてくれました。トランペットやピアノなど、かなり上質なサウンドで再現されました。

マリアン・マクパートランド(p)の「At Storyville  At The Hickory House」(Savoy)がかかりました。モノラル専用プレーヤーでかけていただきましたが、素晴らしいサウンド、演奏で、持っていないので、ほしくなりました。

ジャズやオーディオ関連本が置いてあります。

その中から、写真集の「JAZZ KISSA 2015-2019」をパラパラと見ました。

珈琲。チョコレートの香りのする珈琲です。

シンガポールの珈琲だそうです。香りがすごい。

ツナとチーズのトーストをいただきました。美味しい。

営業は週末だけです。次回は、この装置で聴いてみたいオリジナル盤を持参して、訪れるつもりです。

【ON LAVA】

住所: 山梨県富士吉田市竜ヶ丘1ー3ー9
電話:090-5395-1786
営業日: 土・日・祝 ※臨時休業の可能性があります。
ホームページ:Jazz house on Lava - News (weebly.com)


今野敏著「任侠楽団」(中央公論新社)、雑誌「モーストリー・クラシック11月号」を連休中に読みました。

2022-09-27 19:30:00 | 読書

今野敏の任侠シリーズが面白いので、その最新刊の「任侠楽団」(2022年6月刊行、中央公論新社)を購入して読みました。一緒に購入した、雑誌「MOSTLY CLASSIC 11月号」(神戸クルーザー発行)が内容充実していたので、あわせて感想を掲載します。

【今野敏著 任侠楽団】

   

表紙(単行本です。)

(あらすじ)

義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話が次々舞い込んでくる。今度は公演間近のオーケストラ!? ヤクザということがばれないように、コンサルティング会社の社員を装う代貸の日村。慣れないネクタイを絞めるだけでもうんざりなのに、楽団員同士のいざこざが頻発する。そんな中、指揮者が襲撃される事件が発生! 警視庁捜査一課からあの名(?)刑事がやってきて……。

(感 想)

プロのオーケストラ内でのいざこざの解消を、阿岐本組長が頼まれて、日村代貸とともに乗り出していくのですが、そこに、新任の常任指揮者(ドイツ人)の襲撃事件が起こり、そちらの犯人捜しも絡んで、物語が進行します。

事件は、犯人がすぐにわかるようなもので、楽団内のいざこざも、組織であれば、どこにもあるような話であり、ストーリー自体は、凝ったものではありません。ただ、相変わらず登場人物のキャラクターが面白いので、それで一気に読みました。

今野さんは、ジャズミュージシャンを描いた小説を若い頃、書いていて、今回、ジャズのピアニストも登場させています。そして、クラシックの演奏会では、ガ―シュイン作の「ラプソディ・イン・ブルー」を演目に出すなど、ジャズファンも喜ぶ仕掛けになっていて、この点は感心しました。

(著者の紹介)

(今野敏 任侠シリーズ)

第4作までは文庫で全部読みました。「任侠シネマ」は、まだ文庫化されていません。ハードカバーを買ってしまいそうです(笑)。

【MOSTLY CLASSIC (モーストリー・クラシック 11月号)】

   

表紙。

   

新国立劇場の芸術監督の大野和士(指揮者)に、来シーズンの演目などについてインタビューしています。

   

ヨーロッパの名門歌劇場の幹部スタッフの動きや、今シーズンの演目などに関する記事。

   

旬の歌手について、紹介した記事。ワールドワイドで、情報量が多く、オペラに関心のある方には、とても参考になりそうな記事です。

   

国内の劇場の公演情報が掲載されています。新国立劇場、日生劇場、東京文化会館、びわ湖ホールなどについて記されています。

   

関西では、佐渡裕さんが芸術監督を務める「兵庫県立芸術文化センター」と、沼尻竜典さんが現在芸術監督を務める「びわ湖ホール」の活動について記されいます。多くの業績を上げていて、ちょっとびっくりしました。

その他、連載記事などもあって、今月号は面白く読みました。
モーストリークラシック公式ウェブ・サイト:MOSTLY CLASSIC|クラシック音楽を極めるための月刊情報誌 モーストリー・クラシック


藤原歌劇団公演 プッチーニ作曲「蝶々夫人」(9月23日 長野県伊那文化会館)

2022-09-26 19:30:00 | クラシック演奏会

藤原歌劇団によるオペラ「蝶々夫人」公演が伊那文化会館であったので、聴きに行ってきました。

   

チラシの表

(あらすじ)

(出 演)

指揮:鈴木恵里奈
演出:粟國安彦
再演出・振付:立花寶山
蝶々夫人:小林厚子
ピンカートン:澤﨑一了
シャープレス:折江忠道
スズキ:但馬由香

合唱:藤原歌劇団合唱部
管弦楽:パシフィックフィルハーモニア東京

上記は主な出演者です。指揮の鈴木さん、蝶々夫人の小林さん、ピンカートンの澤﨑さんについては、下記にプロフィール(購入したパンフレットにありました。)を掲載しました。

(感 想)

プッチーニの名作「蝶々夫人」については、ストーリーが現実離れし過ぎていて、映像で観ても親近感はわかないのですが、実際の舞台を観ると、現実にありえるかもしれないという気にさせられました。このへんは、オーケストラによる音楽、演技、舞台美術の力が大きい。

指揮者の鈴木恵里奈さんとパシフィックフィルハーモニア東京は、もう少し起伏があってもよいかとは思いましたが、手堅い伴奏ぶりでした。最近、沖澤のどかさんや、八嶋恵利奈さんなど女性指揮者が話題に上りますが、鈴木さんも活躍が期待されます。

蝶々夫人を歌った小林厚子さんは、アリアでは声もよく出ているし、演技もよかったように思いました。ご当地(伊那市の隣の駒ケ根市)出身ということで、関係者の方も大勢聴きにきていたと思います。澤﨑さんのピンカートンも遊び人風な感じが漂っていて面白く聴けました。

(出演者のプロフィール)

【藤原歌劇団ホームページ】

JOF 公益財団法人日本オペラ振興会 | 藤原歌劇団・日本オペラ協会