先日、CoCo壱番屋安曇野インター店で、「カキフライカレー with半熟タマゴタルタルソース」をいただきました。大ぶりの牡蠣で、トップクラスの美味しいカキフライでした。トップの3人がメンバーです。
BARNEY KESSEL (バーニー・ケッセル)
POLL WINNERS THREE! (CONTEMPORARY 1959年録音)
バーニー・ケッセル(g, 1923~2004年)のアルバムは、ジャズを聴き始めた頃に盛んに聴いていました。それは、軽快にスイングし、選曲がスタンダード中心でメロディが追いやすく、聴きやすかったからだと思っています。今聴くと、そういう印象は変わりませんが、メンバーが充実している点にも驚かされます。
メンバーは、バーニー・ケッセル(g)、レイ・ブラウン(b)、シェリー・マン(ds)。この3人は、ダウンビート誌などの人気投票で、1956~57年に各楽器のトップをとっていたので、「Poll Winners」として、コンテンポラリーレーベルの手によって録音されました。これは、文字通り3作目です。
(英文表記)Brney Kessel(g)、Ray Brown(b)、Shelly Manne(ds)。
曲目は次のとおり。
1 Soft Winds (Benny Goodman)
2 Crisis (Barney Kessel)
3 The Little Rhumba (Shelly Manne)
4 Easy Living (Ralph Rainger, Leo Robin)
5 It's All Rihgt With Me (Cole Porter)
6 Mack the Knife (Marc Blitzstein, Bertolt Brecht. Kurt Weill)
7 Rein Check (Billy Strayhorn)
8 Minor Mystery (Ray Brown)
9 The Masquerade Is Over (Herbert Magidson, Allie Wrubel)
10 I Hear Music (Burton Lane, Frank Loesser)
参加メンバーのオリジナル曲が3曲とスタンダード曲が7曲です。「Easy Living」と「Mack the Knife」(Moritat)に興味を惹かれます。
軽めの演奏を聴きたくなった際に取り出す、ギター・トリオ編成のアルバムです。当時、バーニー・ケッセル(g)は、多忙なスタジオミュージシャンで、1952~53年には、オスカー・ピーターソン・トリオの一員として演奏していたこともあり、レイ・ブラウン(b)やシェリー・マン(ds)と息がぴったりです。3人のコラボで、心地よく明るい演奏が繰り広げられていますが、アップテンポの「It's All Rihgt With Me」、バラード「Easy Living」、そして、ボビー・ダーリン(vo)が大ヒットを飛ばした「Mack the Knife」と、どこから聴いても良い。
レコードのラベル。聴いたのは、コンテンポラリーレーベルのステレオオリジナル盤です。
(参考)本作から「Mack the Knife」が聴けます。
1960 - Barney Kessel, Shelly Manne & Ray Brown - Mack the knife (youtube.com)
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、何れもバーニー・ケッセルのリーダー作で、右から「Kessel Plays Standards」(Contemporary OJC盤)、本作「Poll Winers Three」(Contemporary オリジナル盤)、「To Swing or Not to Swing」(Contemporary 日本盤)。
【CoCo壱番屋安曇野インター店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)
外観。一押しは、カシミールチキンカレーのようでしたが、辛すぎると思い、カキフライにしました。
カキフライカレーのメニュー
ツナサラダも注文。
ツナがたくさん乗っていました。
カキフライカレー with半熟タマゴタルタルソース。
カキが大粒で嬉しい。クリーミーな牡蠣でした。
半熟タマゴタルタルソース。
半熟タマゴタルタルソースをかけてみました。半熟タマゴは無くてもいい感じです。全体には美味しいカキフライ、カレーでした。