先日、アリオ上田内にある「東京とんかつ あげは」で、揚げたてのとんかつで夕食。同店はチェーン店だと思っていたのですが、そうではなく独立店で、「千曲産豚」や「千代玄豚」という長野県内産の豚肉を使っています。愛聴盤に挙げたいCD。
DANIELE CORDISCO (ダニエル・コルディスコ)
BITTER HEAD (NUCCIA 2023年録音)
イタリアのギタリスト、ダニエル・コルディスコ(g, 1988年生まれ)については、2月9日付けで、「ONLY FOR THE MOMENT」を取り上げましたが、それがとても良かった(その記事へのリンク)ので、ロン・カーター(b)が共演した本作を入手して聴いてみました。
メンバーは、ダニエル・コルディスコ(g)、ロン・カーター(b)、ルカ・サンタニエッロ(ds)、ジェブ・パットン(p, 5曲に参加)。ベースの巨匠、ロン・カーターが参加しているのが目を惹きますが、サンタニエッロがコルディスコをカーターに紹介したようです。ジェブ・パットンの参加も嬉しいところ。
(英文表記)Daniele Cordisco(g)、Ron Carter(b)、Luca Santaniello(ds)、Jeb Patton(p、トラック1,2,3,6,7に参加)
曲目は次のとおり。
1 Canadian Sunset (Eddie Heywood)
2 Tangerine (Victor Schertzinger)
3 Mr. P.B. (Daniele Cordisco)
4 Angel Eyes (Matt Dennis)
5 Come Rain or Come Shine (Harold Arlen)
6 F.R.C. (Daniele Cordisco)
7 Bitter Head (Daniele Cordisco)
8 Autumn In New York (Vernon Duke)
ダニエル・コルディスコの自作が3曲、あとの5曲はスタンダードで、「Angel Eyes」、「Come Rain or Come Shine」、「Autumn in New York」という有名曲が選ばれています。
4ビートのオーソドックスなモダンジャズが楽しめ、小粋というか、ホットするというか、良いアルバム。コルディスコ(g)は、シングルトーン中心のプレイで、B・ケッセルやW・モンゴメリーを想起させ、ロン・カーター(b)は、音程がしっかりとしたソリッドなサウンドを出しています。グルーヴィーさが横溢したコルディスコ作の「Bitter Head」が白眉だと思いましたが、明るくて輝いている「Tangerine」やギタートリオでしっとりと演奏される「Autumn in New York」など充実。ジェブ・パットン(p)も、ユニゾンでソロをとるなどいい感じ。
ライナーノートにある写真
(参考)本作から「Bitter Head」が聴けます。
Ron Carter, Daniele Cordisco Bitter Head
【ダニエル・コルディスコ ホームページ】
Daniele Cordisco | Tosky Records(Tosky Redordsのホームページです。)
【東京とんかつあげは】
住所:長野県上田市天神3-5-1 アリオ上田 1F
電話:050-5872-1962
ホームページ:東京とんかつあげは アリオ上田店 - 上田/とんかつ/ネット予約可 | 食べログ (tabelog.com)
入口
店内。座った席から入り口の方を撮影。
千曲産豚のメニュー
牡蠣フライも美味しそうで、つい注文。
キャベツはお替りできます。漬物などもついてきます。
千曲産豚の厚切りロースかつ膳。
とんかつのアップ
脂身も美味しく、ジューシーでした。
ソースをつけて
岩塩をのせていただきました。
広島産の牡蠣を用いた牡蠣フライ。2個注文。
箸で切り分けてみました。大粒で牡蠣の美味しさが詰まっている感じです。
味噌汁は、しじみ汁です。しっかりといただきました。