最近、テレビを32型液晶画面のものに買い換えたので、動きがよくわかるようになり、スポーツ番組や音楽番組を中心に、視聴時間が長くなっています。スポーツ番組では、プロ野球や大相撲を以前は見ていたのですが、最近はサッカーを見る機会が増えました。スポーツの早い動きは、大きい画面でみると、細部がわかって一段と面白いです。風貌が大相撲の小錦関に似たべーシストです。
RAY DRUMMOND (レイ・ドラモンド)
SUSANITA (Nilva 1984年録音)
レイ・ドラモンド(b)は、多数の録音にサイドメンとして参加しており、名前を見ることの多いべーシストの一人ですが、リーダー作はなかなか思い浮かびません。このアルバムは、輸入盤に解説を付した国内盤仕様で発売された当時、原レーベルがNilvaだったので購入したものです。てんこ盛りの感はありましたが、メインストリームな内容に、かなり喜びました。
メンバーは、アルヴィン・クイーンが主宰していたレーベルらしいもので、レイ・ドラモンド(b)、ブランフォード・マルサリス(ss,ts)、マニー・ボイド(ss,ts)、ジョン・ヒックス(p)、アルヴィン・クイーン(ds)。サックスは主にマニー・ボイドが吹いていますが、ブランフォード・マルサリスが2曲に参加しており、興味が湧きます。
曲目は、ドラモンドのオリジナルが、「Susanita」、「Oh Jay」、「Leanin' and Preenin'」、「Bobby's Blue Sunday」の4曲、スタンダードの「I Can't Get Started」(言い出しかねて)、「Manha De Carnival」(黒いオルフェ)、そしてビル・エヴァンス(p)の演奏でおなじみの「Nardis」の全7曲。
ソプラノ・サックスが奏でる「Susanita」のメロディーは哀愁味があり、このオリジナル曲はなかなかいいです。ブランフォードが入り、2サックスで演奏される早いテンポの「Oh Jay」は面白く、ヒックス、クイーンのプレイにも疾走感があり興奮しました。「I Can't Get Started」と「Manha De Carnival」では、ドラモンドが旋律を弾いていますが、後者は普通のベースとピッコロ・ベースだけによる一人二重奏です。他の曲においても、彼は比較的高い音を使っていて、それが得意なのだと推察されました。
【シャープAQUOS】
購入した32インチの液晶カラーテレビです。ハード・ディスクの内蔵はありませんが、ブルー・レイ・レコーダーが付いているので録画もできます。なんといっても、レンタル映画を大きな画面で見られるのが嬉しいところ。画面が40インチのものを居間に入れましたが、そちらの方が画面の質などは良いですね。