安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

岩岳の駐車場が満杯でスノーシューを断念し、白馬村内を散策【松川橋、大出公園、スノーピーク内のスタバ】

2022-02-28 19:30:00 | お出かけ・その他

2月26日(土)、スノーシューハイクに白馬岩岳へ出かけたのですが、駐車場が満杯で車が動かないので、さっさと諦めて白馬村内を散策しました。晴天に恵まれ、楽しい散歩になりました。

起床が遅かったのがいけなかったのですが、岩岳スキー場は人気があります。本日は、松川橋からの景色、大出公園、スノーピーク内スタバについて記し、昼食に寄った「蕎麦酒房  膳」は明日アップします。

(松川橋からの北アルプス景色)

松川にかかる松川橋です。橋の真ん中あたりで撮影しました。

松川と北アルプスの山並み。春の残雪期あたりの写真もよさそうです。

真ん中右から白馬鑓ヶ岳(2,903m)、杓子岳(2,812m)。

右にふって、白馬岳(2,932m)。拡大してあります。岩岳山頂から撮影予定でしたが、下からでも撮影できたのでよかった。

やや左手で、八方尾根スキー場から唐松岳方面

左にふって、五竜岳。

(大出公園と大出公園からの北アルプス)

少し離れたところに車を停め、集落内を歩いているところです。今年は雪が多いようです。

茅葺屋根の家。茅葺屋根の民家は、こちらの一軒だけだと、喫茶「カミニート」のご主人が言っていました。

吊り橋

橋のすぐ横にある「古径庵」。

大出公園の中を歩いて東の高台(展望台と名付けられています。)へ向かいます。

東側の高台から撮影。手前に姫川が流れ、大出の吊り橋が真ん中に。背景は北アルプスの山々。

やや拡大。白一色です。桜の咲く時季あたりが、絶景だろうと思います。

吊り橋の拡大

白馬三山(左から、白馬槍ヶ岳、杓子岳、白馬岳)が綺麗に見えていたのでアップで撮影。

八方尾根あたり

右にふって、集落を入れてみました。それにしても天気が良くて、気持ち良いです。

喫茶カミニートは冬季休業中です。

(スターバックスコーヒー スノーピークランドステーション白馬店)

住所:長野県北安曇郡白馬村大字北城5497
電話:0261-85-4462
ホームページ:LAND STATION HAKUBA|スノーピーク * Snow Peak (スノーピークランド白馬店のホームページです。)

スノー・ピーク(snow peak)白馬店。 

スターバックスコーヒー。英語の会話が聞こえてきて、国際色豊かでした。多分、日本国内で生活している方達だろうと思います。

テーブルには「snow peak」のロゴが。

窓からこの景色を見ながら、午前のお茶タイムを楽しみました。気分良かったです。

珈琲と「さくらとベリーのパウンドケーキ」を注文。メニューはすっかり春です。

さくらとべりーのパウンドケーキ。『さくらパウダーを混ぜた生地にクランベリーを入れて焼き上げ、クリームチーズやクリームなどを混ぜたフロスティングをトッピングしている』そうです。

スノーピークの店舗。奥はレストランで、そこで、食事をしたこともあります。

snow peakの製品など。「snow peak」は、オートキャンプ製品を中心にハイエンドなアウトドア製品の開発・製造・販売を展開するアウトドアブランドです。本社は新潟県三条市なので、親近感あります。


ウェイン・ショーター「WAYNING MOMENTS」、安曇野市「胡蝶庵」のうどん、イチゴパフェ

2022-02-27 19:30:00 | テナー・サックス

安曇野市の菓子店「胡蝶庵本店」でお菓子を買うついでに、喫茶部門のメニューをみたら「うどん」や「パフェ」が美味しそうで、つい引き寄せられてしまいました。「うどん」が温かくて、この季節にピッタリでした。惹きつけられるアルバム。

WAYNE SHORTER (ウェイン・ショーター)
WAYNING MOMENTS (VEE JAY 1962年録音)

   

ウェイン・ショーター(ts, 1933年生)は、ブルーノートレーベルに傑作をいくつも録音していますが、その前に録音したヴィー・ジェイ・レーベルのアルバムもよく聴いていました。ヴィー・ジェイには、ウィントン・ケリーやリー・モーガン、ポール・チェンバースらの作品があって、大好きなレーベルです。

メンバーは、ウェイン・ショーター(ts)、フレディ・ハバード(tp)、エディ・ヒギンズ(p)、ジミー・メリット(b)、マーシャル・トンプソン(ds)。フレディ・ハバードが参加しているのが、注目されます。

曲目は次のとおり。

1  Black Orpheus (Luiz Bonfa)【Manhã de Carnaval、黒いオルフェ】
2  Devil's Island (Wayne Shorter)
3  Moon of Manakoora (Alfred newman)【マナクーラの月】
4  Dead End (Wayne Shorter)
5  Wayning Moments (Eddie Higgins)
6  Powder Keg (Wayne Shorter)
7  All or Nothing At All (Arthur Altman)
8  Callaway Went That-A-Way (Wayne Shorter)
ウェイン・ショーターの自作が4曲、エディ・ヒギンズの自作1曲、あとの3曲はよく知られたスタンダード曲です。日本盤のレコードで聴いていますが、CDには別テイクが含まれているものがあります。

1曲の演奏時間がそう長くなく、ウェイン・ショーター(ts)のアドリブをもっと聴きたくなりますが、珠玉の演奏ばかりです。バラードの「All or Nothing At All」は、ショーターのワンホーンで、音色といいフレーズといい、ブルーノート時代を先取りしている気もして、素晴らしい。お馴染みの「Black Ofpheus」(Manha de Carnaval)は、エキゾチックさが溢れ、フレディ・ハバード(tp)のソロも聴かれる「Wayning Momnets」などと、楽しめます。

安曇野宅でレコードを聴いているところです。

【胡蝶庵 あづみの本店】

住所:長野県安曇野市豊科5564−26
電話:0263-73-6666
ホームページ:お茶元胡蝶庵 公式サイト (kochouan.jp)

(本店の食べログのページ)お茶元みはら胡蝶庵 本店 (コチョウアン) - 豊科/アイスクリーム | 食べログ (tabelog.com)

入口

店内。喫茶「茶夢」の奧の方から撮影。

「田舎風味噌煮込みうどん」を注文。

味噌味ですが、あっさりとしていて、僕にも食べやすい。ネギやエリンギがたくさん入っていました。

うどんの麺は、お茶を練り込んだものでしょうか。

「ミニ苺パフェ」を注文。一緒にお茶も出てきました。

バニラソフトやホイップクリームの質がいいように思い、美味しくいただきました。イチゴは、グラスの中にも入っていました。


上田市のとんかつ「こぶたや」で夕食。ひれかつと海老フライを堪能。

2022-02-26 19:30:00 | グルメ

先日、久しぶりにとんかつの「こぶたや」に入り、ヒレカツと海老フライを堪能しました。人気のあるお店で、夕方5時の開店直後に入ったのですが、予約客が数組すぐに入ってきました。

肉質が良く、それも大きくてリーズナブルです。それに加え、メニューが豊富で、子供からお年寄りまで幅広く楽しめるのが良いところでしょうか。ボリューム満点で、満腹になりました。

看板

外観

入口。暖簾がかかっていると、営業中です。

店内。奧の方には、広い部屋があります。

カウンター席があって、一人でも利用しやすいです。

左から、お店特製のソース、キャベツ用の特製ドレッシング、アンデスの塩と、調味料が備えられています。

フィレかつ(ひれかつ)&海老フライ定食を注文。こぶたやでは、ひれをフィレと呼んでいます。信州産のお肉です。

味噌汁もうまい。

漬物

海老フライ用のタルタルソース

カツと海老フライのアップ。

フィレカツの断面。柔らかなお肉です。

箸で分けたところにソースをかけていただきました。

【こぶたや】

住所:長野県上田市中央6-4-57
電話:0268-24-4118
ホームページ:とんかつ・豚肉料理 こぶたや - 上田/豚料理 | 食べログ (tabelog.com)


映画「MONK」と「MONK IN EUROPE」を観ました。(2月24日 上田映劇)

2022-02-25 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

ジャズピアニストで、作曲家のセロ二アス・モンクを追ったドキュメンタリー映画「MONK」と「MONK IN EUROPE」が上田市で上映されたので観てきました。

   

チラシ表面

(あらすじ)

(感 想)

観客として想定できるのは、ジャズファンやクラシックの近現代音楽が好きな人くらいだと思うのですが、よく上映を行ってくれたと感謝しました。二本ともに、演奏の様子が捉えられていて、見応えがありました。

実は、僕はセロ二アス・モンクの演奏を聴くことは滅多にありません。彼のソロは、不協和音を用いたり、鋭角的なフレーズを用いていて、馴染めないからです。しかし、この映画にも登場した「'Round Midnight」や「Epistrophy」、「Straight, No Chaser」といった彼の曲(メロディ)は大好きです。

音楽創作にかけるモンクやサイドメンの姿が捉えられていて、真摯でその迫力に感動しました。ヨーロッパツァーでは、管楽器のアンサンブルが整ってくるリハーサル場面が印象的で、ステージでのフィル・ウッズ(as)のソロが素晴らしい。

(購入したパンフレットから)

   

上の場面は、モンクが踊っているところ。下は、自作の譜面を見ているところです。  

【没後40年「セロ二アス・モンクの世界」公式サイト】

没後40年『セロニアス・モンクの世界』公式サイト|伝説のジャズ・ミュージシャンに迫る2つのドキュメンタリー同時公開! (monk-movie.com)

【上映館の「上田映劇 トラゥム・ライゼ」】

上田映劇からすぐのところにある別の会場で、初めて入りました。こちらでも、いろいろな映画を上映しています。


小林陽一「NIAGARA SHUFFLE」、BRUTUS「 完本 音楽と酒。」(マガジンハウス)

2022-02-24 19:30:00 | ベース・ドラムス

雑誌「BRUTUS」の既出2冊を増補改訂した、「完本 音楽と酒」が発行されたので購入しました。ジャズ、ロック、ソウルなど音楽が流れているバーの紹介などがあり実用的で、パラパラと見ていると出かけたくなります。出かけたライブハウスで購入したCD。

YOICHI KOBAYASHI (小林陽一)
NIAGARA SHUFFLE (Paddle Wheel 2019年録音)

   

コロナ禍が続いているので、このところジャズのライブには出かけていませんが、3月に入ったら、ぼちぼちと出かけたいと考えています。本作は、2019年7月30日に山梨県甲府市の「COTTON CLUB」で開催されたライブの際(その記事)に購入したものです。

メンバーは、小林陽一(ds)、フィリップ・ハーパー(tp)、ヴィンセント・ハーリング(as)、ロビン・ユーバンクス(tb)、デヴィッド・キコスキー(p)、エシュット・エシュット(b)。2019年7月の前記ジャパニーズ・ジャズメッセンジャーズの甲府公演には、小林、ハーパー、ハーリング、エシュットの4人が参加していました。

曲目は、次のとおり。

1  Niagara Shuffle (Youichi Kobayashi)
2  Along Came Betty (Benny Golson)
3  Ping Pong (Wayne Shorter)
4  A Lovely Way to Spend An Evening (Jimmy McHugh)
5  Moanin' (Bobby Timmons)
6  Chickin An' Dumplings (Ray Bryant)
7  Bu's Delight (Curtis Fuller)
8  Dat Dere (Bobby Timmons)
9  For Heaven's Sake (Don Meyer)
小林陽一の書き下ろし「Niagara Shuffle」以外は、スタンダード曲とジャズメッセンジャーズのメンバーの作品。「Moanin'」はじめ、アート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズ時代には名曲が生まれています。

2019年の甲府公演の様子を思い浮かべながら聴きました。小林陽一自作の「Niagara Shuffle」では、ナイアガラロールと称されたアート・ブレイキー(ds)のスネアを念頭に書かれたもので、フィリップ・ハーパー(tp)とヴィンセント・ハーリング(as)のファンキープレイが素晴らしい。ロビン・ユーバンクス(tb)をフューチャーした「A Lovely Way To Spend An Evening」やハーパー(tp)をフューチャーした「For Seaven's Sake」というスタンダードもストレートに歌っていて良かった。デヴィッド・キコスキー(p)の参加は意外でしたが、十分役割を果たしていました。

ライナーノートにあるメンバーの写真

【BRUTUS  完本 音楽と酒。(マガジンハウス)】

この冊子は、ブルータス2021年2月15日号「音楽と酒」、ブルータス2021年7月15日号「音楽と酒・夏」に掲載されたものを再編集し、増補改訂されたものです。

   

表紙   

   

ピーター・バラカン(1951年ロンドン生まれ。ブロードキャスター。担当番組に「バラカン・ビート」など)さんが、リスニングバー用のレコードを選択紹介しています。

   

全国の47軒の店主が選ぶプレイリスト。『お店がオープン、最初にかけたい一枚は?』から、『閉店後、自分のためにかけたい一枚は?』まで、5枚を各店主がセレクト。

   

リスニングバーの紹介が多数あります。こちらの「GINZA MUSIC BAR」は、2014年オープンで、海外のお客様も多数集まるお店。デヴィッド・ボウイや山下達郎などいろいろな音楽がかかるそうです。   

   

ジャズバーの「ボロンテール」。赤坂にあって、昼も営業しているので、一度入りました。いいお店です。

   

浜松市の「ハァーミット・ドルフィン」。浜松市出身のピアニスト上原ひろみさんが訪れています。一度是非訪れてみたいお店です。浜松には、喫茶店「トゥルネラパ―ジュ(Tournez La Page)」もあって、すごい街。

   

「日本全国リスニングバー&カフェリスト」では、42軒のお店が紹介されています。入ったことのあるお店もありますが、いくつか行きたい店がありました。

   

岩手県一関市にあるジャズ喫茶「BASIE」が休業中である旨の記事が出ています。一度行ったことがありますが、再訪したいので、再開してくれるとよいのですが。