第83回全日本スピードスケート選手権大会が長野市のエム・ウェーブで開催されたので、12月23日の一日、ボランティアで大会運営のお手伝いをしてきました。ゾーンコントロール(警備)とか駐車場の誘導などですが、休憩時間には競技を見てきました。アトラクションや表彰式には、地元のダンスグループが出演して盛り上げていました。小学生から中学生くらいだと思いますが、はつらつとして元気がよく、明るい気持ちにさせてくれる演技でした。うっとりとした気持ちになる歌が聴けます。
DIANA PANTON (ダイアナ・パントン)
RED (eOne Music 2012年録音)
ダイアナ・パントンは、カナダの歌手ですが、日本でも多くのファンがいそうです。コンスタントに新作を発表し、今年(2015年)9月にも「I Believe in Little Things」というアルバムを出し、翌10月には、初来日して東京のコットンクラブに2日間出演しました。先日訪れた金沢のジャズ喫茶「もっきりや」でも彼女のこのアルバム「RED」がかかっていました。
メンバーは、ダイアナ・パントン(vo)、ドン・トンプソン(p, vib)、レグ・シュワガ―(g)、フィル・ドワイヤー(sax)、ジム・ヴィヴィアン(b)、ハリソン・ケネディ(vo)、モシュ・ハマー(vn)、プレイズ・ラム(vn)、ダイアン・リヨン(va)、コンラート・プロエメンタール(cello)、エリカ・グッドマン(harp)。曲によっては、ストリングスの伴奏も入れるなど、しっとりとした編曲が施されています。
恋に関係する曲が選曲されています。「Say It」、「That's All」、「You're The Top」、「You're My Thrill」、「Make Yourself Comfortable」、「24Hours A Day」、「The Island」、「Isn't That The Things To Do」、「Who Cares?」、「Love Dance」、「I Know Why and So Do You」、「I Only Love Because of You」、「Amazing」の13曲。この中で、「I Only Love Because of You」は、ダイアナ・パントン作詞、ドン・トンプソン作曲のオリジナル。
ダイアナ・パントンの透明感のある声と穏やかなフレーズにより、豊かで癒される時間を過ごしました。バラード系ばかりでなく、スイングする曲もありますが、編曲、伴奏ともに彼女の歌唱によくあっています。ジョニー・ハートマンとコルトレーンの共演を想いおこさせる「Say It」、キュートな歌唱で、ジョニー・ソマーズの歌を思い浮かべる「That's All」と最初の2曲ですぐに彼女の世界に入っていきます。大人のラブソング集といってもいいもので、最後の「Amazing」まで、飽きることがありません。伴奏陣では、フィル・ドワイヤー(ts)の美しい音色が気に入りました。
本記事が、今年の最終になります。この一年間、拙ブログをご覧いただきありがとうございました。旅行へ行ったり、登山をしたりと、ジャズとは離れている記事もありますが、もともと「雑記帳」なので、いろいろと書きました。来年もどうぞよろしくお願いします。皆さま、よいお年を。
【ダイアナ・パントン・ホームページ】
【第83回全日本スピードスケート選手権大会】
会場内全体。
滑走。
地元のダンスチームがいくつか出演していました。