安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

レッド・ガーランド「RED IN BLUESVILLE」、ココス安曇野インター店の「大人のマロンパフェ」で珈琲タイム。

2024-11-20 19:30:00 | ピアノ・トリオ

先日、安曇野市豊科のノジマで携帯電話を購入しましたが、その際のデータ移行の待ち時間に、すぐ近くのココスにお茶で入り、「大人のマロンパフェ」と珈琲で至福の一時を過ごしました。至福の時間を過ごせる作品。

RED GARLAND (レッド・ガーランド)
RED IN BLUESVILLE (PRESTIGE 1959年録音)

   

レッド・ガーランド(p, 1923~84年)は、1955年から58年の間、マイルス・デイヴィス・クインテットに参加して有名になり、1956年から62年にかけてプレスティッジ・レーベルなどに多くの録音を残しています。僕は、一度だけガーランドの実演(1980年の来日)を聴いたことがあります。(関連記事へのリンク

本作のメンバーは、レッド・ガーランド(p)、サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)。ガーランドは、ポール・チェンバース(b)やフィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)と組むことが多かったので、ちょっと異色の組み合わせです。

曲目は次のとおり。

1  He's a Real Gone Guy (Nellie lutcher)
2  See See Rider (Ma Rainey,  Traditional)
3  M-Squad(Theme) (Count Basie)
4  Your Red Wagon (Gene DePaul,  Richard M. Jones,  Don Raye)
5  Trouble in Mind (Richard M. Jones)
6  St. Louis Blues (W.C. Handy)
曲目は、ブルージーなものばかりで、有名曲が多いです。カウント・ベイシー楽団の「M-Squad」を取り上げているのは珍しいかもしれません。

レッド・ガーランド(p)、サム・ジョーンズ(b)、アート・テイラー(ds)が、よくスイングし、各人のソロを含めて、ブルースはブルースだけど泥臭くなく都会的で洗練されている演奏を行っています。ことにややアップテンポで演奏される「St. Louis Blues」は、小気味よくて、快適で、セントルイスというよりもニューヨークでしょうか。好きなアルバムですが、同曲の演奏が僕には一番です。スローテンポの「See See Rider」や「Trouble in Mind」は、やや粘りっこさも感じられます。全体にアート・テイラーのブラシプレイが気持ちよい。

(輸入盤(ステレオ)の音質はなかなか良いです。)

上記に掲げたジャケットは、日本盤(ビクターからの発売)のものでジャケットには記載がありませんが、ステレオ盤です。下記は、ジャケットに記載のある輸入盤のステレオ盤です。

   

輸入盤のジャケット。

   

この盤は、1972年の発売のようです。オリジナル盤(モノラル)は、1959年発売で、1964年にも再発されています。

(参考)本作から「St. Louis Blues」が聴けます。

Red Garland - St. Louis Blues

 

【ココス安曇野インター店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高140-1
電話:0263-71-2381
ホームページ:ココス ファミリーレストラン [COCO'S]

外観

マロンフェアのお知らせ

大人のミニマロンパフェ(カロリーは304kcal)を注文

ココスの無料wifiを使ってパソコン操作。

ココスの配膳ロボットは、ガストのものに比べて小型です。

ミニマロンパフェ到着

ドリンクバーも注文して、珈琲(アメリカン)をとってきました。

この珈琲は意外に美味しい。ファミレスの中では、僕の好みに合います。

ミニマロンパフェ。『渋皮栗アイスと栗の渋皮煮の上品な甘さが楽しめる、食後にぴったりなサイズのちょっぴりビターなミニパフェ。マスカルポーネムースのまろやかさと、カフェオレプリンとコーヒーゼリーのほろ苦さがマッチした、大人な味わいをご堪能いただける』そうです。

クリームがたっぷり。できれば、もう一個栗があれば、なお良かった。いいお茶タイムでした。


ロレイン・ゲラー「LORRAINE GELLER AT THE PIANO 」、コメダ珈琲店の「純栗ぃむ(モンブラン)」でお茶タイム。

2024-11-10 19:30:00 | ピアノ・トリオ

久しぶりにコメダ珈琲上田緑が丘店に入り、季節限定の「純栗ぃむ」でお茶タイム。栗が出回るこの時期限定の商品だそうで、栗の美味しさを堪能しました。リーダー作がこの一枚だけのピアニスト。

LORRAINE GELLER (ロレイン・ゲラー)
LORRAINE GELLER AT THE PIAO (Dot 1954年録音)

   

ロレイン・ゲラー(p,  1928~1958年)のこのアルバムは、持っていたのですが、ほとんど聴いていなかったので、先日訪れた前橋のジャズ喫茶「木馬」でかかった時に聴いて驚きました(その時の記事)。結構な傑作だと思い、今回、改めて聴いてみました。

メンバーは、ロレイン・ゲラー(p)、リロイ・ヴィネガー(b)、エルドリッジ・ブラッツ・フリーマン(ds)。ロレイン・ゲラーは、1958年10月に喘息と心臓発作による合併症で、30歳の若さで突然亡くなってしまい、残念なことにリーダー作はこれ一枚だけです。

(英文表記)Lorraine Geller(p)、Leroy Vinnegar(b)、Eldridge "Bruz" Freeman(ds)。

曲目は次のとおり。
 
1  Clash by Night (Lorraine Geller)
2  Close Your Eyes (Bernice Petkere)
3  Mystery Theatre (Lorraine Geller)
4  The Blue Room (Lorenz Hart,  RIchard Rodgers)
5  Everybody's Blues (Lorraine Geller)
6  Madam X (Lorraine Geller)
7  Gee Baby, Ain't I Good to You (Andy Razaf,  Don Redman)
8  You and the Night and the Music (Hward Dietz,  Arthur Schwartz) 【あなたと夜と音楽と】
9  Poinciana (Buddy Beriier,  Nat Simon)
10  What A Difference A Day Made (Maria Grever) 【縁は異なもの】
ロレイン・ゲラーの自作が4曲に、よく知られたスタンダード曲が6曲です。とりわけ、「Close Your Eyes」の選曲が、嬉しい。

元々は、発売を目的としないリハーサルをレコーディングしたものだそうですが、完成度が高いアルバム。ロレイン・ゲラー(p)はもちろん、ヴィネガー(b)、フリーマン(ds)も好演しています。ロレインのテクニックは確かで、「Clash by Night」や「Mdam X」といった急速調の曲ではダイナミックにスイングし、アルペジオの美しさが際立つ「Close Your Eyes」や無伴奏ソロピアノの「Poinciana」といったスローテンポの曲も爽やかで美しい演奏を行っています。お馴染みの「You and the Night and the Music」も、リズムに工夫があって面白い。

   

ジャケットの裏面。ロレインの写真が掲載されています。

(参考)本作から、「You and the Night and the Music」が聴けます。

You And The Night And The Music - Lorraine Geller Trio

(安曇野市宅で聴いているところ)

 
飾ってあるレコードは、右からロレイン・ゲラーの夫のハーブ・ゲラーの「That Geller Feller」(bel canto Fresh Sound再発)、本作「Lorraine Geller at The Piano」(Dot 日本盤)、本作に参加しているリロイ・ヴィネガーの「Jazz's Great "Walker"」(Vee Jay 日本盤)。
 
 

【コメダ珈琲店 上田緑が丘店】

住所:長野県上田市緑が丘1丁目1番6号
電話:0268-71-5133
ホームページ:コメダ珈琲店 (komeda.co.jp)

やや遅い時間です。

この写真が目に留まりました。

選べるデザートセットで、飲み物とセットなら100円引きになります。

デザートセットです。

純栗ぃむ。いわゆるモンブランですが、『コメダ珈琲店の定番が今年も登場。栗の香りが口いっぱいに広がる、この季節だけの特別』だそうです。

取り分けたところ。クリームがいっぱいつまっていて、ちょっと感動しました。

飲み物は、レモンティーにしました。紅茶の種類は、ダージリンだと思いますが、スリランカ産茶葉を使用しているそうです。


ホレス・パーラン「HEADIN' SOUTH」、雑誌「レコード・コレクターズ11月号」ブルーノート・ECM特集。

2024-10-24 19:30:00 | ピアノ・トリオ

雑誌「レコード・コレクターズ」は、ロックの記事主体の雑誌として続いてきました。ごくまれにジャズ関連の記事が掲載され、この11月号はブルーノートやECMレコードを取り上げています。ブルーノートのアルバムを。

HORACE PARLAN (ホレス・パーラン)
HEADIN' SOUTH (BLUE NOTE 1960年録音)

   

ホレス・パーラン(p, 1931~2017年)のブルーノートレーベルにおけるアルバムは、一聴して、『黒っぽい』演奏が収録されていて、たまに、無性に聴きたくなります。チャールス・ミンガス、ブッカー・アーヴィン、ローランド・カークといった彼の共演者の顔触れを見ても、いかにもといった感じがします。

メンバーは、ホレス・パーラン(p)、ジョージ・タッカー(b)、アル・ヘアウッド(ds)、レイ・バレット(コンガ)。本作には、コンガのレイ・バレットが参加しているのが特徴です。より、リズム面が強調されている感じがします。

(英文表記)Horace Parlan(p)、George Tucker(b)、Al Hearwood(ds)、Ray Barretto(conga)。

曲目は次のとおり。

1  Headin' South (Horace Parlan)
2  The Song Is Ended (Irving Berlin)
3  Summertime (George Gershwin,  Ira Gershwin)
4  Low Down (Horace Parlan)
5  Congalegre (Ray Barretto)
6  Prelud to a Kiss (Duke  Ellington, Irving Fordon, Irving Mills)
7  Jim Loves Sue (Ahmad Jamal)
8  My Mother's Eyes (Abel Baer,  Louis Wolfe Gilbert)
参加メンバーのホレス・パーランの自作2曲とレイ・バレットの自作1曲。パーランが影響を受けたピアニストのアーマッド・ジャマル作「Jim Loves Sue」に、あとの4曲はスタンダード。

ブルージー極まりないホレス・パーラン(p)の演奏が楽しめます。録音のせいもあるとは思うのですが、ジョージー・タッカーのベースが、強力でぐっと重心を低くしています。タッカーは、「Summertime」では、弓弾きをやっていて、新鮮でした。レイ・バレット(コンガ)は「Congalegre」でフューチャーされていて、華やかです。「Low Down」では、パーラン(p)がアルペジオを延々と反復していて、彼の真骨頂というべき個性的なプレイが繰り広げられています。

(参考)本作から「Headin' South」が聴けます。

Headin' South - YouTube

 

【レコード・コレクターズ 2024年11月号】

   

表紙

(目 次)

   

今号の特集は、まず「ブルーノート・ベスト100」として、24名の執筆陣の投票により、必聴の100枚が選ばれています。タワーレコードからSACDハイブリッドコレクションがでるので、それとタイアップした企画です。また、ECMレーベルについては、映画の公開が契機となって、特集が組まれたようです。

(レコード・コレクターズ誌2024年11月号 ブルーノート・アルバム投票順位 1~6位)

1位は、エリック・ドルフィー「Out to Lunch」。1~3位は、順位は別として順当だと思います。投票陣がハードバップというよりも、その先を聴く人が多いので、オーネット・コールマン、ボビー・ハッチャーソン、ドン・チェリー、さらにはケニー・ドーハムのラテン物などが高順位に入っていました。

2位は、ジョン・コルトレーン「Blue Train」。

3位は、キャノンボール・アダレイ「Somethin' Else」。

4位は、ハービー・ハンコック「Maiden Voyage」。新主流派と言われたころのハンコックの代表作です。ホレス・シルバーやアート・ブレイキー、ハンク・モブレイあたりの作品が6位以内に入ると思ったので、投票傾向が新しくなっている感じを受けます。

5位は、ケニー・バレル「Midnight Blues」。この高順位は意外でしたが、投票する人にギターやR&Bがお好きな人が多いためでしょうか。もちろん、僕も大好きなアルバムです。

これは傑作だと思うのですが、今聴くと、意外とオーソドックスです。

 

(100枚のうち、僕が特に気になったもの)

あまり、ピアノトリオのものは入っていないのですが、このホレス・パーラン「Us Three」は人気でした。そこで、彼のアルバム「Headin' South」を今回拙ブログで取り上げました。

全く聴いたことのない、エディ・ゲイルズの作品が35位に入っていました。CDでいいので、これは聴いてみたい。

オルガンのアルバムは、ジミー・スミスやラリー・ヤングのものが目に付きましたが、このロニー・スミスのものが52位に入ったのには、驚きました。本作の輸入再発盤レコードをもっているので、改めて聴いてみたい。

(投票した24名の投票内訳も記載されています。注目した投票者の例)

   

エブリデという方は、1993年生まれの音楽家だそうですが、実にオーソドックスで、ハードバップ系をたくさん挙げていて、親近感わきました。26位に、ケニー・ドリューの「Undercurrent」を入れるなど見識が高い。大村幸則さんは、1949年生まれの音楽評論家。エリック・ドルフィー、セシル・テイラー、アンドリュー・ヒルなど新主流派以降を高く評価していました。

 

【ECMレコード関連記事】

   

映画が公開されます。

   

今聴きたいECMのアルバム45選の紹介など。

【レコード・コレクターズ誌を発行しているミュージック・マガジン社のホームページ】

株式会社ミュージック・マガジン

 


エディ・トンプソン「AIN'T SHE SWEET」、札幌エクセルホテル東急の朝食・デザート

2024-10-17 19:30:00 | ピアノ・トリオ

今回の札幌旅行では、エクセルホテル東急に泊まりました。最終日にホテルで朝食をいただきましたが、スイーツが充実していて、ソフトクリームもあって驚きました。スイーツ(sweet)がタイトルにあるアルバム。

EDDIE THOMPSON (エディ・トンプソン)
AIN'T SHE SWEET (HEP 1978年録音)

   

英国のエディ・トンプソン(p, 1925~86年)は、日本でも意外に知られていると思います。このレコード(オリジナル盤)は、出された当時に購入しましたが、その時はモーダルなものが好きだったので、それを手放しました。しかし、ずっと後悔していて、今回の旅で、札幌で買い戻せて、嬉しかった。

メンバーは、エディ・トンプソン(p)、レン・スキート(b)、マーティン・ドリュー(ds)。マーティン・ドリューは、エド・シグペンの後任としてオスカー・ピーターソン・トリオの一員として活動していたので、よく知られていると思います。

(英文表記)Eddie Thompson(p)、Len Skeat(b)、Martin Drew(ds)。

曲目は次のとおり。

1  The Surrey With the Fringe on Top (Oscar Hammerstein Ⅱ,  Richard Rodgers)
2  Cool Blues (Charlie Parker)
3  Ain't She Sweet (Milton Ager,  Jack Yellen) 
4  You Are My Sunshine (Jimmie Davis,  Charles Mitchell)
5  Easy Does It (Sy Oliver,  Trummy Young)
6  One Morning in May (Hoagy Carmichael,  Mitchell Parish)
7  Nancy (With the Laughing Face)(James Van Heusen,  Phil Silvers)
8  There Is No Greater Love (Isham Jones,  Marty Symes)
2のチャーリー・パーカー作「Cool Blues」以外は、よく知られた曲です。3の「Ain't She Sweet」は、ビートルズやフランク・シナトラが録音しています。

明るくスイングするピアノトリオの演奏が堪能できます。「The Surrey With the Fringe on Top」では、ベニー・ゴルソン作の「キラー・ジョー」をイントロに使っていて、初め、レコードのA面とB面を間違ってかけたのかと、びっくりしました。でも、そのまま、「四輪馬車」にうまく移行していき、この導入部はアイデア賞もの。トンプソン(p)は、厚い和音も用いて旋律を綴っていますが、ドリュー(ds)のサポートもあって、全体に軽快。「Easy Daes It」やバラードの「Nancy」など、最後まで飽きません。ジャケットが可愛い。

ジャケット裏面の録音時の写真。

(参考)本作から「The Surrey with the Fringe on Top」が聴けます。

Surrey with the Fringe on Top (youtube.com)

 

【札幌エクセルホテル東急の朝食など】

住所:北海道札幌市中央区南8条西5-420
ホームページ:【公式】札幌 エクセルホテル東急|地下鉄中島公園駅徒歩3分の好立地 (tokyuhotels.co.jp)

朝食会場のレストラン「ラーブル」。ブッフェ形式です。

とりあえず、とってきました。本日は、ごはんを食べます。

実演は、ホタテ(帆立)のソテーです。

ホタテのソテー、バター醤油ソース。いくらのせ。ここで焼いています。

スープも帆立です。このスープ美味しい。

海鮮カクテル。ごはんにあっていました。

パンも少しいただきました。イングリッシュマフィンでしたが、なかなか良く、ブッフェのパンもこのくらいなら、満足できます。

デザートは、ヨーグルトとフルーツ、餡ころ餅をとってきました。

あんころ餅。朝からあんころ餅は、衝撃的でした。

小樽の「イナホ製菓」という和菓子メーカーの品物です。

さらに驚いたのは、ソフトクリーム製造機が置いてあったことです。以前からあるのかもしれませんが、僕は初めてでした。

小林牛乳が原料のソフトクリームと珈琲。ご馳走さまでした。

当日、帰途につくため、中島公園駅に着いたところです。同駅はホテルから5分程度です。当日(10月6日)には、好天のもと、札幌マラソンが行われていました。


パット・モラン「THIS IS PAT MORAN」、スタバ上田中央店でアップルパイなど季節のおすすめ新商品。

2024-10-02 19:30:00 | ピアノ・トリオ

スターバックス上田中央店に寄ったら、季節のおすすめが替わっていて、「りんごカスタードのアップルパイ」と「マロンパウンドケーキ」をいただきました。実りの秋という感じの商品です。実り豊かなアルバム。

PAT MORAN (パット・モラン)
THIS IS PAT MORAN (Audio Fidelity  1957年録音)

   

パット・モラン(p, vo 1934~2011年)のアルバム「This is Pat Moran」と「While at Birdland」(何れもベツレヘムレーベル)は愛聴盤で、よく聴いていました。ピアノに専念したこのアルバムも忘れられないものです。今回、オリジナル盤を入手したので、取り上げてみました。

メンバーは、パット・モラン(p)、スコット・ラファロ(b)、ジョニー・ホワイテッド(ds)。3年後くらいにビル・エヴァンス(p)と共演することになるスコット・ラファロのプレイが注目されます。

(英文表記)Pat Moran(p)、Scott LaFaro(b)、Johnny Whited(ds)。

曲目は次のとおり。

1  Makin' Whoopee (Walter Donaldson,  Gus Kahn)
2  In Your Own Sweet Way (Dave Brubeck)
3  Onilosor (Frank Rosolino)
4  Stella by Starlight (Ned Washington,  Victor Young)
5  Someone to Watch over Me (George Gershwin,  Ira Gershwin) 
6  Come Rain or Come Shine (Harold Arlen,  Johnny Mercer)
7  Black Eyed Peas (Glover)
8  When Your Lover Has Gone (Einar A. Swan)
9  I Could Have Danced All Night (Aln Jay Lerner,  Frederick Loewe)
10  Farwell (Pat Moran)
11  Yesterdays (Otto Harbach,  Jerome Kern)
12  Blues (Pat Moran)
ほぼスタンダード曲です。フランク・ロソリーノ作の「Onilosor」は珍しいですが、スコット・ラファロ(b)のフューチャーナンバーで、彼のために取り上げたものと思われます。

日本盤レコードは持っていましたが、先日、状態の良いモノラルオリジナル盤を入手できました。期待に違わず、僕のオーディオ装置で聴いても、スコット・ラファロのベースの躍動感がアップしたように感じます。パット・モラン(p)は、アップテンポの曲を中心に迫力のあるプレイを行っています。基本的に和音のルートを弾いていくスコット・ラファロ(b)が素晴らしく、「Onilosor」では、フューチャーもされていて、既にして実力が認められていることがわかります。聴きどころが多いですが、特に「Makin' Whoopee」と「Black Eyed Peas」が楽しい。

(参考)本作から「 Makin' Whoopee 」が聴けます。

Pat Moran - Making Whoopie (youtube.com)

   

レコードのラベル。

(参考)同時期に録音された、スコット・ラファロが参加しているパット・モラン・トリオが伴奏した「Bev kelly Sings」(Audio FIdelity)。これも好きなアルバムです。

   

(参考)パット・モランに関する拙ブログの以前の記事へのリンク

パット・モラン THE PAT MORAN QUARTET 

パット・モラン WHILE AT BIRDLAND 

 

【スターバックスコーヒー上田中央店】

住所:長野県上田市中央北1-6-34
電話:0268-75-5091
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

本日のコーヒーと新商品の「マロンパウンドケーキ」。

マロンパウンドケーキ。『しっとりした食感にこだわったプレーン生地とペースト状にした甘栗を加えたマロン生地をマーブル状に仕上げ、中心に栗の甘露煮を入れている』そうです。

取り分けたところ。栗がまるまる入っているのがよいですが、若干パサついた感じの生地でした。

別の日に、本日のコーヒー(ザンビアという種類)と「青森県産2種のりんごカスタードアップルパイ」を注文。

青森県産2種のりんごカスタードアップルパイ。『青森県産の紅玉りんごとふじりんごを敷き詰め、食感や酸味の異なるりんごを存分に楽しめるアップルパイです。やさしい甘みのカスタード、キャラメルソース、ほのかにきかせたスパイス(シナモン・ナツメグ・オールスパイス)が、りんごの風味を引き立てる』そうです。

カスタードが甘すぎる気もしますが、全体には美味しい。

本日のコーヒーは、アフリカ産の珈琲「ザンビア」だそうです。浅煎りです。

「ZAMBIA」は、『ポメロやジンジャーのような甘みのある風味と、アニススパイスを思わせる余韻が感じられる、鮮やかで調和のとれた味わいのコーヒー。美しい自然をもつアフリカ南部の新たなコーヒー生産地、ザンビアから届いた。』そうです。 ・ポメロ・・・柑橘類の一種。日本ではザボンと呼ばれる

店内。