高速道路のSAやPAに置かれている無料の冊子「Highway Walker」(KADOKAWA発行)をたまに見ます。今号では、「群馬県・みなかみ町」への日帰りドライブや関越道周辺のダム湖などの記事に興味が湧き、谷川岳ロープウェイや透き通った水の四万川ダムを実際に訪れたくなりました。ライブで聴きたい歌手。
MIE JOKE (情家みえ)
ETRENNE (Ultra Art Records 2017年録音)
愛媛県出身のヴォーカリスト情家みえさんは、南青山の「Body & Soul」、「代々木ナル」など都内のジャズクラブを中心に全国のジャズスポットに出演し、活躍しています。僕も2回聴いたことがあり、ファンの一人です。本作は、麻倉怜士、潮晴男というオーディオ関係の方がプロデュースに当たったものです。
メンバーは、情家みえ(vo)、伴奏は2つのグループが担当し、山本剛(p)、香川裕史(b)、大隅寿男(ds)というピアノトリオが1~5の5曲を、6~11の後半6曲は、後藤浩二(p)、楠井五月(b)、山田玲(ds)、浜崎航(ts,fl)というクインテットが担当。
曲目は次のとおり。
1 Cheek to Cheek (Irving Verlin)
2 Moon River (Henry Mancini, Jonny Mercer)
3 I Can't Give You Anything But Love (Jimmy McHugh, Dorothy Fields)
4 Fly Me To The Moon (Bart Howard)
5 You Don't Know Me (Cindy Walker. Eddy Arnold)
6 Lipstick On Your Collar (George Goehring, Edna Lewis)『カラーに口紅』
7 Sunny (Bobby Hebb)
8 Carvan (Duke Ellington, Juna Tizol, Irving Mills)
9 Can't Take My Eyes Off You (Bob Crewe, Bob Gaudio)『君の瞳に恋してる』
10 Still Crazy After All These Years (Paul Simon)『時の流れに』
11 Waltz For Debby (Bill Evans, Gene Lees)
スタンダード曲主体ですが、5はレイ・チャールズの1962年のヒット曲、6はコニー・フランシスの1959年のヒット曲、9はフランキー・ヴァリの1967年のヒット曲、10はポール・サイモンの1975年の曲で、オールディーズ系統の曲なども選曲されています。
情家みえ(vo)に加え、伴奏や編曲に山本剛(p)や後藤浩二(p)が当たった、豪華なアルバムです。オーディオ的にも配慮されたもので、二人のプロデューサーの意気込みも伝わってきます。最初のよくスイングした「Cheek to Cheek」や、スローテンポからテンポアップして歌う「I Can't Give You Anyting But Love」あたりがよくて愉しくなり、ちょっとキャロル・スローンの若い頃の録音を思い浮べました。ブルージーな「You Don't Know Me」、歌詞を丁寧に歌い込んだ「Waltz for Debby」なども良かった。
(メンバーの写真とプロフィールがライナーノートに掲載されています。)
【情家みえホームページ】
Mie Joke official website 情家みえオフィシャルサイト jazz vocalist mie joke
スケジュールなどが載った詳細なホームページです。
【HighwayWalker(ハイウェイウォーカー)2021年8月号】
表紙。写っているのは、映画「虎狼の血 LEVEL2」出演の西野七瀬さんです。
プロのガイド付きで渓流下りが楽しめるようです。
肉屋のレストラン「育風堂」のステーキやカツ丼が美味しそうです。ランチに良さそうです。
谷川岳ロープウェイで標高1,502mの天神峠へ。天神平だけでも楽しめるようですが、ここから2時間半くらいで谷川岳山頂へ到達できるので、行ってみたい。
日帰り温泉の仏岩温泉 鈴森の湯も良さそうです。
奧只見ダム(奥只見湖)の遊覧船からは、山岳の景色が楽しめるようです。
ブルーの色が素晴らしい、四万川ダム(奧四万湖)は観てみたい。