安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

太田弦指揮 群馬交響楽団定期演奏会【ブラームス:二重協奏曲、ワーグナー(デ・フリーヘル編):ニーベルングの指環】

2024-11-26 19:30:00 | クラシック演奏会

太田弦指揮群馬交響楽団の第603回定期演奏会が、11月23日(土)に高崎芸術劇場で開催されたので、聴いてきました。 

    

チラシ表

(出 演)

指揮:太田弦
ヴァイオリン:伊藤文乃 (群響ソロ・コンサートマスター)
チェロ:長瀬夏嵐 (群響首席奏者)
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:福田俊一郎)

太田弦さんは、1994年札幌市生まれ。東京芸大指揮科卒業、2015年の第17回東京国際音楽コンクール(指揮)第2位。2023年4月から仙台フィル指揮者、2024年4月から九州交響楽団首席指揮者を務めている。伊藤文乃さんは、桐朋学園大卒業、ティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリンコンクール第3位(1位無し)、2009年から群響コンサートマスター、2023年同ソロ・コンサートマスター就任。長瀬夏嵐さんは、桐朋学園ソリストディプロマコース修了、2005年から群響首席チェロ奏者。詳しくは下記をご覧ください。

(曲 目)

ブラームス / ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 作品102
        第1楽章 アレグロ
        第2楽章 アンダンテ
        第3楽章 ヴィヴァーチェ・ノン・トロッポ

(アンコール 伊藤文乃(ヴァイオリン)、長瀬夏嵐(チェロ))
グリエール / ヴァイオリンとチェロのための8つの小品 作品39から ガボット

〈休憩〉

ワーグナー (デ・フリーヘル編)/ 楽劇「ニーベルングの指環」オーケストラル・アドヴェンチャー

1. 前奏曲 2. ラインの黄金 3. ニーベルハイム  4. ワルハラ 5. ワルキューレたち 6. 魔の炎 7. 森のささやき 8. ジークフリートの英雄的行為 9. ブリュンヒルデの目覚め 10. ジークフリートとブリュンヒルデ 11. ジークフリートのラインへの道 12. ジークフリートの死 13. 葬送行進曲 14. ブリュンヒルデの自己犠牲

(感 想)

太田弦さんは、仙台フィルと九響にポストをもつ若手指揮者で、今後の活躍が注目されます。今回のプログラムも意欲的なもので、ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」の管弦楽版(デ・フリーヘル編曲)は、滅多に聴けないためか、首都圏からもお客様がみえているようでした。

僕はワーグナーが苦手で、神話の世界が描かれる楽劇は敬遠しています。参考にこの曲のCDを聴いてきたものの、原曲を知らないので、どの部分を演奏しているか定かではなかったのですが、濵地宗さんのホルンソロが豪快で、客演のフルートや田村知子さんのクラリネット演奏が印象に残りました。

「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」では、ブラームスらしい重厚な響きが聴け、第1楽章の力強い第1主題から惹きこまれる曲、演奏でした。独奏は、群響の二人でしたが、特に伊藤さんのヴァイオリンが、音色が美しく、歌っていて、良かった。

(演奏写真 群響facebookからお借りしました。)

太田弦(指揮)

ブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲の演奏場面

独奏の伊藤文乃(ヴァイオリン)と長瀬夏嵐(チェロ)

ワーグナー(デ・フリーヘル編曲)「ニーベルングの指環」演奏場面。大編成で、ホルンは8人、打楽器も多数。

   

左から、太田弦さん、伊藤文乃さん、長瀬夏嵐さん。

(出演者のプロフィール)  

   

   

 

   

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団

 

(あらかじめ聴いたCD)

   

ワーグナー(デ・フリーヘル編曲)「ニーベルングの指環 オーケストラルアドヴェンチャー」。ロランス・レーヌ指揮王立スウェーデン管弦楽団(2013年録音)。この曲のCDは、タワーでは、これだけしか見当たりませんでした。録音されること自体が珍しいのでしょう。

   

ブラームス:二重協奏曲。ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)、ピエール・フルニエ(チェロ)。アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団(1956年録音)。古い録音ですが、SACDで、音質が良かった。


飯森範親指揮 モーツァルト:オペラ《魔笛》ハイライト(GTシンフォニック・コンサート 11月2日 高崎芸術劇場)

2024-11-04 19:30:00 | クラシック演奏会

群響と高崎芸術劇場が共同して行っているGTシンフォニック・コンサートで、オペラ《魔笛》ハイライトが上演されたので、聴いてきました。

   

チラシの表

(出 演)

指揮:飯森範親

タミーノ:鈴木 准(テノール)
パミーナ:砂川涼子(ソプラノ)
ザラストロ:伊藤貴之(バス)
夜の女王:小川栞奈(ソプラノ)
パパゲーノ:近藤圭(バリトン)
パパゲーナ:久嶋香奈枝(ソプラノ)

侍女Ⅰ:イ・スンジェ(ソプラノ)
侍女Ⅱ:山下裕賀(メゾソプラノ)
侍女Ⅲ:金子美香(メゾソプラノ)

合唱:GTシンフォニック・コンサート・プロフェッショナル・シンガーズ
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:伊藤文乃)

出演者のプロフィールについては、下記に掲載した「出演者のプロフィール」をご覧ください。

(曲 目)

モーツァルト / 歌劇「魔笛」k.620 ハイライト

 (感 想)

モーツァルトのオペラ「魔笛」は、通常公演だと3時間程度はかかりますが、今回は主な場面を中心に約2時間に収めていました。芝居の部分や背景などについて、指揮者の飯森範親さんが指揮の合間に、身につけたマイクで話をしていて、大活躍でした。

「魔笛」の実際の舞台を観るのは初めてで、アリア中心の聴き方になりました。タミーナの「なんという美しい絵姿」、夜の女王の「おまえなら助けられる」と「地獄の復讐がわが心に煮え返る」、パミーナの「ああ、わたしにはわかる」、パパゲーノの「ひとりのかわいい娘っ子がいれば」など。

全体に渡り面白く聴きましたが、特に印象に残ったのは、夜の女王を歌った小川栞奈さんのドラマティカルな表現、パパゲーノの近藤圭さんの歌とコミカルな演技でした。来シーズンのオペラ関連では、沼尻竜典指揮で『カルメン』(演奏会形式)が予定されているので、今から楽しみです。

(当日の写真)群響facebookからお借りしました。 

第1幕における侍女3人の重唱。一番左にタミーノ(鈴木 准)、その右にパパゲーノ(近藤圭)。

左に、夜の女王(小川栞奈)、右に、パミーナ(砂川涼子)。

ザラストロ役の伊藤寛之(バス)。

パパゲーノ(近藤圭)とパパゲーナ(久嶋香奈子)の二重唱「パ・パ・パ」が歌われている場面。この二人は、演技も素晴らしかった。

オーケストラは、舞台の前に位置していました。客席は満席で、チケットは完売だそうです。

(出演者のプロフィール)

【群馬交響楽団】

住所:群馬県高崎市栄町9-1 高崎芸術劇場3階
電話:027-322-4316
ホームページ:群馬交響楽団 (gunkyo.com)

(あらかじめ観たDVD)

   

モーツァルト「魔笛」。ディアゴスティーニオペラコレクションから。1982年8月のザルツブルグ音楽祭の舞台を収録。収録時間188分。
タミーノ:ペーター・シュライヤー、パミーナ:イレアーナ・コトルバス、夜の女王:エディタ・グルベローヴァ。ジェームス・レヴァイン指揮ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団。演出:ジャン=ピエール・ポネル。


飯森範親指揮 群響室内楽演奏会【ストラヴィンスキー:ダンバートン・オークス、シューベルト:交響曲第5番】

2024-10-31 19:30:00 | クラシック演奏会

飯森範親指揮の群響室内楽演奏会が、10月30日(水)に高崎芸術劇場音楽ホール(412席)で開催されたので、聴きに出かけました。楽団員による室内楽の演奏会が行われていて、今回は、第14回です。

 

   

チラシの表

(出 演)

指揮:飯森範親(群響常任指揮者)
フルート:中條秀記(群響首席奏者)
管弦楽:群馬室内オーケストラ(コンサートマスター:福田俊一郎)

飯森範親さんは、現在、群響常任指揮者、パシフィックフィルハーモ二ア東京音楽監督、日本センチュリー響首席指揮者、山響桂冠指揮者などを務め、CD録音多数。中條秀記さんは、桐朋学園大学卒、ドイツ・フライブルク音楽大学留学、帰国後06年08年17年にサイトウ・キネン・フェス松本に参加。現在、群響首席フルート奏者。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。 

(曲 目)

J.S. バッハ/ 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV 1067 フルート:中條秀記
ハイドン / 交響曲 第30番 ハ長調「アレルヤ」Hob. Ⅰ:30
       第1楽章. アレグロ
       第2楽章. アンダンテ
       第3楽章. テンポ・ディ・メヌエット、ピウ・トスト・アレグレット
〈休憩〉

ストラヴィンスキー / 協奏曲 変ホ短調 ダンバートン・オークス
        第1楽章. テンポ・ジェスト「正確な速さで」
        第2楽章. アレグレット
        第3楽章. コン・モート
シューベルト / 交響曲 第5番 変ロ長調 D.485
        第1楽章. アレグロ
        第2楽章. アンダンテ・コン・モート
        第3楽章. メヌエット、アレグロ・モルト
        第4楽章. アレグロ・ヴィヴァーチェ         

(感 想)

群響室内楽演奏会は、2024年度は5回開催(予定)です。今回は「室内管弦楽の世界」と題され、常任指揮者の飯森範親さんの指揮による群響室内オーケストラの出演なので、かなり楽しみに高崎芸術劇場に出かけました。

その期待に応えた、内容充実の会心のコンサートでした。選曲が良く、名曲なのになかなか聴けない曲をやってくれたこと、さらに、客演奏者も入れたオーケストラの演奏が良かったこと、加えて、飯森さんの解説が分かりやすいものだったことが、その要因です。

ストラヴィンスキーの「ダンバートン・オークス」は、飯森さんによると、指揮するのが難しく、演奏はもっと難しいそうですが、フルートの客演奏者と群響ホルン陣が軽やかに演奏していたのが印象的でした。シューベルトの「交響曲第5番」も、美しいメロディを含んだ名曲だと感じさせてくれる好演でした。

(演奏写真 群響facebookからお借りしました。)

バッハの管弦楽組曲第2番を演奏しているところ。

フルートの独奏は、群響首席の中條秀記さん。

飯森さんのトーク。楽曲の説明などをしてくれました。

ハイドン「交響曲第30番」を演奏しているところ。この曲も、面白くて、名曲といってもいいかもしれません。

ストラヴィンスキー「ダンバートン・オークス」。色彩感豊かで、ストラヴィンスキーにしては聴きやすい曲でした。

シューベルト「交響曲第5番」を演奏しているところ。飯森さんによると、これも滅多に演奏されない曲だそうです。

(プロフィール)

   

【飯森範親ホームページ】

飯森 範親 Norichika Iimori (Conductor) – 飯森範親オフィシャルサイト

   

【群馬交響楽団】

住所:群馬県高崎市栄町9-1 高崎芸術劇場3階
電話:027-322-4316
ホームページ:群馬交響楽団 (gunkyo.com)

(あらかじめ聴いたCD)

   

ストラヴィンスキー「協奏曲 ダンバートン・オークス」。シャルル・デュトワ指揮モントリオール・シンフォニエッタ(1991年録音)。今回購入したCDですが、収録曲が意外に親しみやすく、気に入りました。

   

CDのパッケージの裏面に記載されている収録曲

   

シューベルト「交響曲第5番」。イシュトヴァン・ケルテス指揮ウィーン・フィル(1970年録音)。順次聴いていますが、この全集(CD4枚組)は、優れものだと思い始めました。

   

CDパッケージ裏面にある収録曲目。


デイヴィッド・レイランド指揮 群響定期【ブリテン「ノクターン」、R=コルサコフ「シェエラザード」】

2024-10-21 19:30:00 | クラシック演奏会

デイヴィッド・レイランド指揮群馬交響楽団の第602回定期演奏会が、10月19日(土)に高崎芸術劇場で開催されたので、聴いてきました。

   

チラシ表

(出 演)

指揮:デイヴィッド・レイランド
テノール:マーク・パドモア
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:伊藤文乃)

デイヴィッド・レイランドさんは、ベルギー出身。ブーレーズ、ヤンソンスらに師事。現在、フランス国立メス管(旧フランスロレーヌ管)、韓国国立響音楽監督。ゲヴァントハウス管や都響に客演、オペラも指揮。マーク・パドモアさんは、ロンドン生まれ。リサイタル、オペラ、現代音楽の各分野で世界的に活躍。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどと共演。シューベルト三大歌曲集の全曲演奏を各地で行っている。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。 

(曲 目)

モーツァルト/ 歌劇「魔笛」序曲
ブリテン / 深紅の花弁は眠りにつく(日本初演)       
ブリテン / ノクターン 作品60

〈休憩〉

リムスキー=コルサコフ / 交響組曲「シェエラザード」作品35(ヴァイオリン・ソロ:伊藤文乃)

(感 想)

7月と9月の群響定期公演に都合により行けなかったので、6月以来約4か月ぶりの定期でした。定期公演だと、出演者、曲目が多彩で、今回、ブリテンの歌曲も取り上げられました。レイランドさんのプレトークによると、本日の演奏会のテーマは、夜の雰囲気(ムード)だそうです。

前半では、マーク・パドモアさんの独唱による「深紅の花びらは眠りにつく」が、愛らしいメロディとホルンの伴奏が印象的で、楽しめました。パドモアさんの美声は素晴らしかったのですが、ブリテンの「ノクターン」は、平板でとらえどころのない曲で、僕には難し過ぎました。

後半は、お馴染みの「シェエラザード」で、レイランドさんの指揮は、強弱の幅を広くとったダイナミックなもので、伊藤文乃さんの、大きめな音量による、甘美でくっきりとしたヴァイオリン独奏も素晴らしかった。

(演奏写真 群響facebookからお借りしました。)

デイヴィッド・レイランド(指揮)

マーク・パドモア(テノール独唱)

マーク・パドモアさんとデイヴィッド・レイランドさん

立っているのが、シェエラザードのヴァイオリン独奏を務めた、ソロ・コンサートマスターの伊藤文乃さん。

(出演者プロフィール)

(あらかじめ聴いたCD)

   

ブリテン「ノクターン」など。ブリテン指揮ロンドン響など。

   

リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」。キリル・コンドラシン指揮コンセルトヘボウ管弦楽団。このCD(SACD)には、併せてチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が収録されていて、独奏のマルタ・アルゲリッチ(p)の胸のすくような演奏が楽しめます。

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団


ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団演奏会 高崎公演 (9月23日 高崎芸術劇場)

2024-09-24 19:30:00 | クラシック演奏会

ファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団の演奏会が高崎で開催されたので、聴いてきました。ピアノソリストのエレーヌ・グリモーが来日できず変更になりました。

   

チラシ表。エレーヌ・グリモーは、コロナ感染で来日できず、ピアノのソリストが変更になりました。

(出 演)

指揮:ファビオ・ルイージ(NHK交響楽団首席指揮者)
ピアノ:アレッサンドロ・タヴェルナ
管弦楽:NHK交響楽団 (コンサートマスター:篠崎史紀)

ファビオ・ルイージさんは、1959年イタリア・ジェノバ出身。現在、デンマーク国立響首席指揮者、ダラス響音楽監督、2022年9月からN響首席指揮者。2023年8月に任期が3年間延長され、2028年3月までとなった。チューリヒ歌劇場音楽総監督、ウィーン響首席などのポストを歴任、録音多数。アレッサンドロ・タヴェルナさんは、1983年イタリア・ヴェネチア出身。2009年リーズ国際ピアノ・コンクール第3位。ミラノ・スカラ座フィル、ミュンヘン・フィルなどと共演。2021年11月にN響公演に初登場。詳しくは下記をご覧ください。

(曲 目)

シューベルト / イタリア風序曲 第2番 ハ長調 D.591
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
         第1楽章 アレグロ・アフェットゥオーソ
         第2楽章 インテルメッツォ:アンダンティーノ・グラツィオーソ
         第3楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ

(アンコール アレッサンドロ・タヴェルナ(p))
バッハ(ペトリ編) / 羊は安らかに草をはみ

〈休憩〉

ベートーヴェン / 交響曲 第7番 イ長調 作品92
           第1楽章 ポコ・ソステヌートーヴィヴァーチェ
           第2楽章 アレグレット
             第3楽章 プレスト、アッサイ・メノ・プレスト
           第4楽章 アレグロ・コン・ブリオ

(感 想)

特に前半が印象に残りました。シューベルトの「イタリア風序曲」は、初めて聴きましたが、歌謡性に富んだ明るい曲で、ロッシーニの影響を受けているとはいえ、ちょっと驚きました。また、シューマンのピアノ協奏曲は大好きな曲ですが、期待に違わない、良い演奏でした。

前半の2曲は、木管楽器が活躍するものですが、N響の木管陣が音色と言い節回しといい、目の覚めるような演奏ぶりでした。演奏者は、多分、吉村結実(オーボエ)、神田寛明(フルート)、伊藤圭(クラリネット)さんだと思います。

ピアノ独奏のアレッサンドロ・タヴェルナさんは、端正でしっとりした弾きぶりで、アンコール曲の美しさも含めて、すごく楽しめました。ファビオ・ルイージさんですが、ベートーヴェンの交響曲第7番を早めのテンポで、エネルギッシュに振っていて、場内はブラボーの嵐で終演に。

(出演者のプロフィール)

【NHK交響楽団ホームページ】

NHK交響楽団/NHK Symphony Orchestra, Tokyo (nhkso.or.jp)

 

(あらかじめ聴いたCD)

   

ロベルト・シューマン「ピアノ協奏曲」。ベアトリーチェ・ラナ(p)、ヤニック・ネゼ=セガン指揮ヨーロッパ室内管弦楽団(2022年録音)。ロベルト・シューマンの奥さんのクララとロベルトの協奏曲を収録したCDで、目下気に入っています。

   

ベートーヴェン「交響曲第7番」。カルロス・クライバー指揮フィーン・フィル(1975年録音)。有名な録音です。