7月22日に、乗鞍、上高地に行ってきました。午後まで青空ものぞくいい天気で、雄大な山岳景色に感激でした。スケジュールの合間をぬって、有名スポットに同行者を案内することもでき、たいへん喜んでもらいました。今年は降雪が多く、乗鞍大雪渓とその周辺には雪がまだ多く残っていて、スキーをしている人たちの歓声が聞こえてきそうでした。
JO STAFFORD (ジョー・スタッフォード)
SKI TRAILS (COLUMBIA 1956年頃録音)
ジョー・スタッフォードについては、拙ブログでも「Jo+Jazz」をとりあげました。その他にも、「Autumn in New York」(Capitol)といった作品に聴かれるように、トランペットヴォイスと称された息の長いフレーズ作りで安定感のある歌唱をする歌手です。
冬のスキーなどに関連した歌を聴いたのは、乗鞍岳に随分と雪が残っていたことに加えて、標高2,702mの畳平の涼しさに、ついこのジャケットを思い出したからです。編曲と伴奏はポール・ウェストンで、ノーマン・ルボフ合唱団とスターライターズが加わっています。
曲は、「Baby, It's Cold Outside」(外は寒いよ)、「Moonlight in Vermont」(ヴァーモントの月)、「By The Fireside」、「It Happened in SunValley」(サン・バレーの出来事)、「The Nearness of You」、「Winter Wonderland」、「June in Junuary」、「Sleigh Ride」(そりすべり)など12曲です。
ヴォーカルファン向けの作品ですが、バラード「Moonlight in Vermont」、「The Nearness of You」あたりは誰でも楽しめると思います。また、「June in January」に聴かれるようにクール気味に伸ばした彼女の美しい声は、一服の清涼剤となりました。クリスマスに相応しい「Winter Wonderland」、「Sleigh Ride」と、よく考えれば冬に聴いた方が雰囲気が出ますね(笑)。
【乗鞍大雪渓】
拡大(写真をクリック)していただくと、スキーヤーがいるのがわかります。
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