本稿が2021年の最終になります。今年一年間拙ブログをご覧いただきありがとうございました。皆様よいお年を。
この年末にジョン・コルトレーンの生涯を描いた「CHASING TRANE」が長野県上田市内で上映されたので、観に行ってきました。
チラシ表紙
(あらすじ)
ジャズ界史上最大のカリスマと称されるサックス奏者ジョン・コルトレーンの、短くも求道的な人生を描いたドキュメンタリー。 不遇なキャリア初期、マイルス・デイビスのバンドへの抜てき、薬物とアルコール依存症を乗り越え才能を開花させた1957年、そこから約10年間で数々の名盤を生み出していく姿を、証言や貴重な映像の数々を元に振り返る。 彼の家族やプライベートについても描iいたもの。
(感 想)
既に配信されて、世に出ている作品(2016年制作)ですが、映画館の大きなスクリーンと迫力あるサウンドで観ることができ、上映されてよかったと思いました。 かなり昔の映像も、現代の技術で蘇っていて、全体に画面がきれいで感心しました。
家族の方に対するインタビューもあって、家庭におけるコルトレーンを知ることができたのは、意義あることでした。 「至上の愛」を作曲するために、部屋に閉じ籠っているところなど、コルトレーンの作曲にかける力の入れようがわかって驚きました。
1966年のコルトレーン来日の様子も丁寧に描かれています。 マイスル・デイビスとの共演場面は出てきますが、エリック・ドルフィーとの共演映像がなくて、それがちょっと残念でした。
【映画 予告編】
映画『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』予告編:12/3(金)公開 - YouTube
(チラシ裏面)