安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジョン・コルトレーンの生涯を描いた映画「CHASING TRANE」を観ました。(12月27日 上田映劇)

2021-12-31 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

本稿が2021年の最終になります。今年一年間拙ブログをご覧いただきありがとうございました。皆様よいお年を。

この年末にジョン・コルトレーンの生涯を描いた「CHASING TRANE」が長野県上田市内で上映されたので、観に行ってきました。

   

チラシ表紙

(あらすじ)

ジャズ界史上最大のカリスマと称されるサックス奏者ジョン・コルトレーンの、短くも求道的な人生を描いたドキュメンタリー。 不遇なキャリア初期、マイルス・デイビスのバンドへの抜てき、薬物とアルコール依存症を乗り越え才能を開花させた1957年、そこから約10年間で数々の名盤を生み出していく姿を、証言や貴重な映像の数々を元に振り返る。 彼の家族やプライベートについても描iいたもの。

(感 想)

既に配信されて、世に出ている作品(2016年制作)ですが、映画館の大きなスクリーンと迫力あるサウンドで観ることができ、上映されてよかったと思いました。 かなり昔の映像も、現代の技術で蘇っていて、全体に画面がきれいで感心しました。

家族の方に対するインタビューもあって、家庭におけるコルトレーンを知ることができたのは、意義あることでした。 「至上の愛」を作曲するために、部屋に閉じ籠っているところなど、コルトレーンの作曲にかける力の入れようがわかって驚きました。

1966年のコルトレーン来日の様子も丁寧に描かれています。 マイスル・デイビスとの共演場面は出てきますが、エリック・ドルフィーとの共演映像がなくて、それがちょっと残念でした。 

【映画 予告編】

映画『ジョン・コルトレーン:チェイシング・トレーン』予告編:12/3(金)公開 - YouTube

(チラシ裏面)

  


松本・安曇野イタリアンなど洋食のお店(4)松本パルコ1Fの上高地五千尺ホテルグループ「5HORN Dining」

2021-12-30 19:30:00 | グルメ

上高地の五千尺ホテルは、松本市内でケーキ店とレストランを経営しています。そのうちの、松本パルコ内にあるレストラン「5HORN Dining」に久しぶりに入りました。カジュアルで、入りやすいお店です。

パスタやケーキが人気のようですが、夕食ということもあって、「牛ロースのカツレツ アーモンド風味のトマトソース」とサラダ、パンを注文。カツレツとパンが美味しく満足したので、デザートは控えました。

夕方の松本パルコ外観。ガラス越しに見えているのが、5HORNの店舗です。

入口

店内。厨房が見えています。

ワインの種類も多いようです。

サラダ。新鮮でした。

ビーフカツレツとパン

カツレツのアップ。

お肉の断面です。柔らかで、食べやすい。付け合わせのアーモンドやトマトソースが、牛肉を引き立てていました。

パン。ぱりぱりとしっとり感があわさって、美味しい。

バターなど

珈琲はアメリカンにしました。すっきり系でした。松本駅前なので、寄りやすく、次はケーキとコーヒーでお茶でも。

【5HORN Dining(ファイブホルンダイニング)】

住所:長野県松本市中央1-10-30 松本パルコ内1階
電話:0263-38-2140
ホームページ:松本市駅前でパスタランチが食べれる5HORN Dining


富士山を観に山梨県南アルプス市の「櫛形山」(2,052m)へ登りました。(2)【山頂からの富士山、下山、諏訪湖SAの温泉、夕食】

2021-12-29 19:30:00 | 登山・ハイキング

櫛形山登山の2回目です。山頂からの富士山遠望、下山、立ち寄った温泉と夕食について記します。寒い日で、山頂ではなかなかお湯が沸きませんでした。2021年の登山の良い締めになりました。行程を再掲します。

【行 程】

中尾根登山口 8:11 → 櫛形山林道出合 10:00ー10:14(休憩)→ 祠頭(避難小屋横)11:30ー11:41(休憩) → 櫛形山山頂 12:35(昼食)

山頂 13:06 → 祠頭 13:39 → 林道出合 14:23ー14:32(休憩) → 登山口 15:41

(温泉)ハイウェイ温泉諏訪湖 (夕食)諏訪湖SA「レストラン湖彩」

(山 頂)

富士山のアップ。均整がとれていて美しい。

ややアップ。富士山手前には、低い山があって、南アルプス市街からだと、その上に富士山が顔を出すような光景になっていました。

山頂からの富士山方面。

お昼はお握りにしました。朝、梓川SAのファミマで購入。

Tさんからいただいた、温かいコーンポタージュ。山頂の気温は、マイナス10度くらいはいっていたと思います。Tさんが、コンロでお湯を沸かしたのですが、沸くまでに時間がかかりました。

上りはよかったのですが、下りは滑りやすいところがあったので、念のため持参したアイゼン(10本爪)を着けました。

(下 山)

登山口へ向けて出発。Tさんは、アイゼンなしの登山靴ですが、スイスイと下りて行きました。さすがにベテランです。

祠頭の避難小屋です。影が長く、この時期は日が短いので、早めに下山を始めています。

祠頭を左折。

標高約1800m地点では、進行右手に富士山が見えます。

やや急なところもありますが、穏やかな道です。

林道出合に到着。しばし、休憩してアイゼンを外しました。

上りでは気がつかなかった標高1300mの表示がありました。

バンガローが見えてきて、もうすぐ登山口です。

登山口に到着。

無事、駐車場へ。

(諏訪湖サービスエリア、温泉、夕食)

下山後あまり時間がなかったので、帰る途中の諏訪湖SAで、温泉と夕食にしました。

別棟にあるハイウェイ温泉諏訪湖

貸し切りでゆっくりと温泉に入れました。

そろそろ夕食時なので、SA内の食堂に寄りました。諏訪のホテル紅屋が経営しているレストラン湖彩です。

温かいものにしようと、「とりねぎそば」に決定。

とりねぎそば。

アップ。

麺はそれなりきですが、ねぎが美味しかった。

つい見かけてしまいました。

ソフトクリームで締めにしました。

【諏訪湖サービスエリア(下り線)】

住所:長野県岡谷市湊 方久保 道上 461−1
電話:0266-58-5935
ホームページ:諏訪湖SA(サービスエリア)下り | サービスエリア・お買物 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本 (c-nexco.co.jp)


富士山を観に山梨県南アルプス市の「櫛形山」(2,052 m)へ登りました。(1)

2021-12-28 19:30:00 | 登山・ハイキング

12月26日(日)に本年最終の山行として富士山を観に行こうと、日本二百名山の櫛形山(標高2,052m)へTさんとMさんと登りました。寒い日でしたが、天候に恵まれて、山頂から富士山を観ることができました。

県民の森駐車場からだと標高差が1,000m以上ありますが、登山道の線形もよく順調でした。積雪のため、下りで櫛形山林道までアイゼンを着けました。歩行時間は、上り4時間、下り2時間30分で計6時間30分。

【行 程】

中尾根登山口 8:11 → 櫛形山林道出合 10:00ー10:14(休憩)→ 祠頭(避難小屋横)11:30ー11:41(休憩) → 櫛形山山頂 12:35(昼食)

山頂 13:06 → 祠頭 13:39 → 林道出合 14:23ー14:32(休憩) → 登山口 15:41

(温泉)ハイウェイ温泉諏訪湖 (夕食)諏訪湖SA「レストラン湖彩」

(登山口~櫛形山林道出合)

駐車場は、県民の森駐車場です。

林道を渡って中尾根登山口へ。ここで標高890mです。山頂が2,052mなので1,162mの標高差があります。

櫛形山林道出合までは、よく整備された檜の森を行きます。山梨県営林です。

しばらく歩くと標高1100mの標識がありました。

右側は、植林された檜の林、左側は天然のカラマツです。カラマツ林では、下草が茂り、いろいろな植物があります。

登山道に雪があるようになりました。

櫛形山林道出合です。約1400m。しばし休憩しました。

(櫛形山林道~祠頭)

林道(舗装されていて立派な道です)を横切り、進みます。

雪が積もっています。

1,700m地点。

気持ちの良い道です。

1,800mの標識。

このあたりの登山道から枝越しですが、左手に富士山が見えます。

少し下り、平らなところへ出ていきます。

祠頭に到着。日の当たる場所で休憩しました。

ほこら小屋。無人の避難小屋です。

池の茶屋登山口への分岐。ここは真っすぐ進みます。

この標識で左折し、山頂を目指します。あと25分と記してあります。

天然のブナ林です。大きくてびっくり。

静かな山の中ですが、このへんで、鹿の鳴き声を耳にしました。

山頂まであと20分の表示。

山頂手前には少し急なところがありますが、全体に歩きやすく、良い道でした。

山頂到着。

山頂は広いです。

一人の方が休んでいました。樹木に囲まれて、展望はほとんど得られませんが、富士山方面は開けています。

(2)へ続きます。(2)では、山頂からの富士山、下山、立ち寄った温泉、夕食などについて記します。引き続きご覧いただければ幸いです。


梅田俊明指揮東京交響楽団 2021 年の瀬特別コンサート(12月25日 長野市ホクト文化ホール)

2021-12-27 19:30:00 | クラシック演奏会

例年のこの時期、長野県文化振興事業団などの主催でベートーヴェン「交響曲第9番」の演奏会が、長野市で開催されますが、今年は、コロナ禍の影響で違うプログラムになったので、初めて聴きに行きました。

   

(出 演)
指揮:梅田俊明
ホルン:田中沙弥
ソプラノ:西本真子
メゾ・ソプラノ:金子美香
テノール:糸賀修平
バリトン:近藤 圭
管弦楽:東京交響楽団

指揮者の梅田俊明人さんは、1984年桐朋学園大学音楽学部卒業、研究科修了後、86年よりウィーン国立音楽大学指揮科に留学。帰国後、仙台フィル、神奈川フィルの指揮者などを歴任し、国内主要オーケストラと共演を重ねている。ホルンの田中沙弥さんは、長野県飯田市出身、桐朋学園大学卒業。現在、富士山静岡交響楽団ホルン奏者。

(曲 目)
R.  シュトラウス/ ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11

〈休憩〉

W.A. モーツァルト / オペラ「魔笛」より 序曲
W.A. モーツァルト / オペラ「魔笛」より おいらは鳥刺し
ロッシーニ / オペラ「チェネレントラ」より 必ず彼女を見つけ出す
サン=サーンス / オペラ「サムソンとデリラ」より あなたの声に私の心も開く
ヴェルディ / オペラ「イル・トロヴァトーレ」より 静かな夜に
ドニゼッティ / オペラ「愛の妙薬」より 人知れぬ涙
ビゼー / オペラ「カルメン」より ハバネラ
ビゼー / オペラ「カルメン」より 闘牛士の歌
プッチーニ / オペラ「トスカ」より 歌に生き恋に生き

(感 想)
リヒャルト・シュトラウスのホルン協奏曲第1番を聴きたくて出かけたので、まずはこの曲の生演奏が聴けて満足しました。独奏の田中さんですが、出だしの方は、緊張のためかもう一つと思ったのですが、徐々に調子を上げていき、音色もよく、最近の若手奏者は上手だと思わせるものでした。

梅田さんの指揮も、しっかりと合わせるものでよく、東京交響楽団のチェロやヴァイオリンセクションも揃っていい音を出していました。このオーケストラでドビュッシーやラヴェルなどフランス物を聴きたいと思いました。

後半は、オペラの名曲コンサートで、ベートーヴェンの交響曲第9番に出演予定だった歌手により演じられました。それぞれ楽しめましたが、せっかく東京交響楽団が地方公演をしてくれるなら、別の管弦楽曲のプログラムを聴きたかった。

(パンフレット掲載の出演者のプロフィール)

文字が細かいので、ご覧いただく場合は、拡大などしてください。