デアゴスティーニ出版社からDVDオペラコレクションが発売され、創刊号のカルメンと第2巻の椿姫を買いました。一流の演奏が収録され、価格が安い(創刊号990円、第2巻以降1990円)ので、VHSテープの買い替えも含めてほしいものを購入予定です。椿姫は、美しい歌姫アンジェラ・ゲオルギューが主演した公演を収録したものです。ヴォーカルの方の歌姫、ジョニ・ジェイムスを聴いてみます。
JONI JAMES (ジョニ・ジェイムス)
SINGS SONGS BY JEROME KERN AND SONGS BY HARRY WARREN (MGM 1957年頃録音)
ジョニ・ジェイムスは1950年代を代表するアメリカの女性ヒット・シンガーだけに、30cmLPだけでも40枚近くを数えます。吉祥寺のジャズ喫茶店主の寺島氏の薦めもあって、日本で彼女のファンは相当増えたのではないでしょうか。
すがりつくような歌い方と、女優の大原麗子に似た容姿で僕もファンになった一人です。1952年の大ヒット曲「Why Don't You Believe Me」を聴いてから、日本盤も含めときどきジョニのアルバムを買ってきました。どちらかというと初期のものが好みです。
聴いているのは、乙女ジャケットのジェローム・カーンとハリー・ウォーレンソング集です。伴奏は、DAVID TERRY指揮の弦入りオーケストラで、バラード仕立てのムーディーなアルバムです。彼女の高音はキュートで、フレーズの最後の方を持ちあげて消え入るように歌っていくところが魅力です。なお、ジャケットの色合いが、デジカメによる写真と実物では大分異なります。
曲目はスタンダードが並んでおり、「Long Ago and Far Away」、「Smoke Gets in Your Eyes」、「Why was I Born?」、「All The Things You Are」、「I Only Have Eyes For You」、「The More I See You」、「You'll Never Know」、「I'll String Along With You」など12曲。深夜などにたまに聴きたくなる作品です。
モニカ・ルイス(ヴォーカル)をホーム・ページに掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう モニカ・ルイス