安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

高橋多佳子ショパン・ザ・シリーズSeason2《ショパンと楽聖たち》Vol.2(11月25日 上田市サントミューゼ)

2022-11-28 19:30:00 | クラシック演奏会

高橋多佳子(ピアノ)さんのコンサート「ショパン・ザ・シリーズSeason2《ショパンと楽聖たち》」の第2回『モーツァルトとショパン』が開催されたので、聴きに行きました。

 

   

チラシ表

(出 演)

ピアノ:高橋多佳子
お話:下田幸二(ピアニスト、音楽評論家)

高橋さんは、第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位。桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。国立ワルシャワフィルをはじめ、国内の主要オーケストラと共演を重ねる。既にCDを20タイトル以上リリース。ソロ活動のほかピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」、「椿三重奏団」としても活動している。

(曲 目)

Vol.2は、モーツァルトとショパン ~天才クラヴィーア奏者の饗演~ と題して、お話しと演奏が行われ、モーツァルトとショパンの曲が取り上げられました。

モーツァルト / ピアノ・ソナタ イ長調 K.331より  第3楽章「トルコ行進曲」
モーツァルト / ピアノ協奏曲 ニ長調 K.466より  第2楽章「ロマンツェ」
ショパン / ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21より 第2楽章「ラルゲット」
ショパン / アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22

【アンコール】

フォーレ / 組曲「ドリー」から「ドリーの庭」 作品56-3 (ピアノ連弾版)

(感 想)

高橋多佳子さんの「ショパン・ザ・シリーズ」は、ショパンの生涯をたどった昨年に続いて、本年は、「ショパンと楽聖たち」と題し開催され、その第2回目は、モーツァルトとショパンです。ゲストとして旦那さんでもある下田幸二さんが出演し、お話しとともにピアノも弾いてくれました。

モーツァルトのオペラ「ドン・ジョヴァンニ」から主題がとられているショパン作「ダ・チ・ダレム変奏曲」が話題に上るなど、モーツァルトからの影響について解説があり、昨年のショパンコンクール優勝者のブルース・リウの3次予選でのこの曲の演奏にも言及がありました。

下田さんがオーケストラパートを弾いたピアノ2台による、ショパンのピアノ協奏曲第2番第2楽章は、旋律の美しさが際立ち印象に残りました。アンコールでは、フォーレの「ドリーの庭」を連弾で弾いてくれ、響きの多彩さを楽しむことができ、嬉しいプレゼントになりました。

【高橋多佳子さんの twitter】

高橋多佳子さん (@takako1990) / Twitter

【チラシから演奏予定曲目、今後の予定】 

   

   

3回目も聴きに行く予定です。ポピュラーな曲が多く、とても楽しみです。



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