安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズとグルメの札幌旅行(6、最終)。西12丁目のジャズが流れるカフェ「アトリエ モリヒコ」でモーニング。駅弁やお土産も良かった。

2025-01-31 19:30:00 | 喫茶店・カフェ

1月24日(金)~26日(日)の札幌旅行の最終日は、西12丁目の喫茶店「アトリエ モリヒコ」に出かけて、モーニングをいただきました。珈琲カンパニーの森彦が手掛けるカフェで、札幌市内屈指の人気店です。

「フルーツ&コーヒークリームサンド」と本日の珈琲をいただき至福の一時を過ごしました。スピーカーからはジャズのピアノトリオが流れていて、それも嬉しい。特急北斗車内のお弁当と好評の札幌の土産も掲載。

【ATELIER Morihiko(アトリエ モリヒコ)】

住所:北海道札幌市中央区南1条西12丁目4-182 ASビル1F
電話:0800-222-4883
ホームページ:ATELIER Morihiko | MORIHICO.|公式サイト
       アトリエ・モリヒコ (ATELIER Morihiko) - 中央区役所前/カフェ | 食べログ

外観

看板のデザインもよい感じです。

店内に入ると、奥の壁際に暖炉があって、北海道という感じを受けて、印象的でした。

右手には、カウンター席。真ん中にホットサンドを作るプレス機だと思われる機会が据え付けてあります。。

窓際には、テーブル席が二つ、入口を入ってすぐのところにもテーブル席がありました。

真ん中の大きなテーブルの端に腰かけました。

飲み物のメニュー。

フルーツ&コーヒークリームサンドの説明

バタートースト。こちらも美味しそうで、何を注文するか迷いました。

フルーツ&コーヒークリームサンドとモーニングコーヒーを注文。

見た目も豪華で、フルーツが美味しそう。

クリームサンドもたっぷり。

モーニングコーヒー。北海道らしいやや深煎りのコクのある珈琲でした。

窓際の天井近くには、結構大きなスピーカーが設置されていて、ジャズ(ピアノトリオによる演奏)が流れていました。バド・パウエルの演奏する「クレオパトラの夢」が聴けました。これは左側のスピーカーです。

こちらは窓に向かって、右側のスピーカーです。

黒板に記載されているのが、本日の珈琲のようです。

入口を入って、右手には、ケーキのショーケースも。それぞれ美味しそうでした。

珈琲のドリップパックの詰め合わせなど、いろいろな商品が販売されています。

MORIHIKOのマグカップの販売。

入口入ってすぐのところに、焙煎機がありました。使っているものかどうか。

すすきのからここまでは、往復ともに市電を使いました。中央区役所前に電車が入ってくるところです。

(特急北斗(新函館北斗→札幌)車内でお弁当)

ホームに入ってきたところです。

駅の売店で買い求めた「はこだて四季彩 幕の内」。ホームページ:【公式】駅弁の函館みかど|JR北海道フレッシュキヨスク

内容です。

一番上に写っている、「鰊甘露煮」が美味しかった。

ごはんの上には、いかが乗っていました。「いか」があると、函館という感じがします。

 

(お土産)

札幌駅にある「北海道四季マルシェ ステラプレイス店」で買い求めました。ホームページ:北海道四季マルシェ

チョコレートを中心に買ってきてくれと言われました。

雪だるまくんチョコレート。冬季限定のISHIYA(石屋製菓)のもの。薄くて、甘すぎず、美味しいと評判が良いです。

柳月のバウムクーヘン「三方六」を小さく割って個包装にしたもの。このバウムクーヘンは食べやすいし、しっとりしていて美味しいと、評判が良かったです。

   

月寒あんぱんは有名です。これはゴールデンカムイの絵柄。実は、これはジャズ友のデュークさんからいただいたお土産です。もともと月寒あんぱんのファンなので、嬉しいお土産。


ジャズとグルメの札幌旅行(5)。すすきのの「バー81」、ジャズクラブ「デイ・バイ・デイ」で新年会。

2025-01-30 19:30:00 | ジャズライブ

今回は、2泊3日の札幌旅行の2日目、1月25日の夕方以降の行程について記します。まず、ジャズバーの「BAR81」へ。同店は、本格的なBARですが、明朗会計で、僕の支払いは、いつも1,000円~2,000円です。

20時からは、ジャズクラブの「デイバイデイ」で、ジャズ友のdukeさんと新年会を行い、とても楽しい一時を過ごしました。当夜は、お店のバンドのピアノが佐藤香織さんだったので、素晴らしい演奏が聴けました。

【大まかな行程】

24日(金)
16:30 札幌東急レイホテル → 17:30 スープカレーマタレー → 19:00 ライブハウス「D-Bop」 

25日(土)
10:20 ジャズ喫茶「グルーヴィー」 → 12:20 レコード店「クリケットレコード」 → 13:30 板東珈琲 → 14:30 根室はなまる時計台店 → (ホテルで休憩) → 17:30 ビートレコード → 18:30 ジャズバー81 → 20:00 ジャズクラブ「デイ・バイ・デイ(DaybyDay)」 

26日(日) 
8:10  アトリエ森彦(朝食)→  ホテルチェックアウト →11:30  札幌駅 

Beatレコードから、すすきの方面に移動中です。市電が華やかだったので撮影。

ジャズ喫茶・バーの「Bossa」の前に来ました。ちょっとだけなら入ってもいいかとビルの二階へ。

Bossaの入口。扉を開けたら、お客様の話し声がやたらうるさく、音楽を聴く環境ではないので、入るのは断念。昼間なら、寄ってもよいかもしれません。

すすきの交差点前を通過中。

【BAR81(バー エイティワン)】

住所:北海道札幌市中央区南6条西3 第2桂和ビル 4F
電話:011-531-7280
ホームページ:今宵JAZZに身を任せ・・・[BAR81]

入口

店内。バックバーのアルテックのスピーカーが、当夜も良い音で鳴っていました。

札幌やジャズ関連の雑誌や本も置いてあります。

ハイボール。薄めに作ってもらいました。

次に、コーラをいただきました。かかったレコードは、レッド・ガーランド(p)の「The Nearness of You」、フィル・ウッズ(as)の「Phil & Quill with Prestige」で、好きなアルバムばかりで寛げました。

【DayByDay(デイ・バイ・デイ)】

住所:北海道札幌市中央区南5条西2 中銀ビルB1
電話:011-521-6635
ホームページ:ホーム | DayByDay (jimdosite.com)

中銀ビルの地下1階にお店はあります。市営地下鉄東豊線すすきの駅が至近です。

お店の入口

本日は、お皿に盛ったお料理食べ放題と、アルコール1杯、ミュージックフィーも込みで、4千円というリーズナブルな価格での新年会仕様です。

ビールのサッポロクラシックをいただきました。続いて、dukeさんのボトルで、シーバスリーバスを。今回もdukeさんのお世話になりました。

ハウスバンドのリーダー、佐々木慶一(ds)さん。上手です。

ベース(ウッドもエレキもどちらもやります)の鈴木由一さん、ピアノは、本日は佐藤香織さん。佐藤さんの本業はお医者さんで、本日は久しぶりの出演だそうです。ブルージーで、メロディアスに弾いてくれ、歌伴も上手です。

ギターの志藤奨さん。

ヴォーカルは、当クラブのオーナーの黒岩静枝さんです。

当夜は、2セットやってくれました。バンドの演奏曲目に、ミシェル・サルダビー(p)作の「Night Cap」が含まれていましたが、dukeさんのリクエストだそうです。黒岩さんは、「Lover Man」や「What A Defference A Made(縁は異なもの)」、「My Sweet Road」などを歌い、とても良かったです。

いまこれを書きながら聴いていた黒岩静枝さんのアルバム(CD)。

   

ジュニア・マンス(p)の伴奏で、歌ったもの。   

   

ジョン・ヒックス(p)の伴奏で歌ったもの。黒岩静枝さんのアルバムは、他にもいくつかあり、ほぼ全部持っていますが、伴奏の豪華な上記2枚が話題性があります。

ジャズとグルメの札幌旅行(6)へ続きます。(6)で最終です。


ジャズとグルメの札幌旅行(4)。西11丁目のジャズが流れるカフェ「板東珈琲」で休憩、寿司店「四季花まる」時計台店でランチ。

2025-01-29 19:30:00 | グルメ

2泊3日の札幌旅行の2日目、25日(土)の午後、クリケットレコードから中心市街地に戻り、昼食にはまだ早いからと、初めて西11丁目のカフェ「板東珈琲」に入り休憩。そこから歩いて、四季花まる時計台店へ。

板東珈琲は、自家焙煎のお店ですが、ジャズがまずまずの音量で流れているという情報があったので、入りました。四季花まるでは、今回も期待を裏切らない美味しいお寿司をいただいて、満足。

【25日(土)の大まかな行程】

25日(土)
10:20 ジャズ喫茶「グルーヴィー」 → 12:20 レコード店「クリケットレコード」 → 13:20 板東珈琲 → 14:30 四季花まる時計台店(昼食) → (ホテルで休憩) → 17:30 ビートレコード → 18:30 ジャズバー81 → 20:00 ジャズクラブ「Day by Day」

 

【板東珈琲】

住所:北海道札幌市中央区大通西11丁目4-190 橋本ビル 1F
電話:011-251-3355
ホームページ:板東珈琲
       板東珈琲 - 中央区役所前/カフェ | 食べログ

外観。立地的には、札幌市営地下鉄西11丁目駅2番出口からすぐです。

店内は、中央の大きなテーブルを除いて、満席でした。中央のテーブルに着席。人気店です。

メニュー。このほかにもいろいろあります。ことりブレンドとプリンを注文。

カウンター席。お一人が帰ったので、撮影。

珈琲の自家焙煎をしているお店です。珈琲豆も販売しています。

棚の上に乗っているスピーカーから、ピアノトリオのジャズが流れていました。マスターの了解を得て、撮影させていただきました。実は、BGMにジャズが流れていそうなお店を探して、こちらに辿り着きました。

コーヒー(ことりブレンド)と自家製プリン。

まろやかで、刺激的なところのない珈琲です。香りも良かった。

プリン

甘さが控えめで、量がたっぷり。固めのプリンです。

 

【町のすし家 四季花まる 時計台店】

住所:北海道札幌市中央区北1条西2丁目1番地 札幌時計台ビル1F
電話:011-231-0870
ホームページ:町のすし家 四季花まる 時計台店|店舗情報|回転寿司 根室花まる / 町のすし家 四季花まる (sushi-hanamaru.com)

時計台。観光スポットなので、大勢の方が集まってきていました。

入口

店内

チラシのメニューを見て、特上 旬7種を注文。

助たち汁も注文。初めてです。

真たちの天ぷらも注文。

サッポロクラシックを注文。歩いてきたせいもあり、素晴らしく美味しい。

特上 旬7種。

二階建てホタテ

このへんよくわかりません。ヒラメか寒ブリか。

ひらめでしょうか。寒ブリかも。

トロニシンでしょうか。

真ん中のものがよくわかりません。たこは入っていませんでした。

左に「羅臼産いくらつつみ」、右に「花咲ガニ」。花咲ガニがとても美味しい。

助たち汁。ネギや豆腐も入っている、よい汁でした。

スケソウダラの白子がたくさん入っていました。

真たちの天ぷら。マダラの白子の天ぷらです。

取り分けてみたところ。クリーミーで、濃厚です。堪能しました。

時計台の前には、雪ダルマが置いてあって、撮影スポットになっていました。

ホテルに戻るところです。テレビ塔と大通公園。


ジャズとグルメの札幌旅行(3)。円山のジャズ喫茶「Groovy」を訪問。その後、レコード店巡り。購入したレコード。

2025-01-28 19:30:00 | ジャズ喫茶

1月24日(金)~26日(日)の札幌旅行の2日目は、ジャズ喫茶やレコード店を訪ねました。ジャズ喫茶「グルーヴィー」では、マスターと歓談し四方山話に興じました。レコード店で購入したアルバムを掲げます。

【25日(土)の大まかな行程】

25日(土)
10:20 ジャズ喫茶「グルーヴィー」 → 12:20 レコード店「クリケットレコード」 → 13:30 板東珈琲 → 14:00 根室はなまる時計台店(昼食) → (ホテルで休憩) → 17:30 ビートレコード → 18:30 ジャズバー81 → 20:00 ジャズクラブ「Day by Day」

 

【ジャズ喫茶「GROOVY」】

住所:北海道札幌市中央区南3条西24丁目2-5 稲辺ビル 1F
電話:011-631-8280
ホームページ:グルーヴィー (GROOVY) - 円山公園/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)

外観

看板

店内。入口(道路)の方に向かって撮影したので、逆光になっています。

横長の空間の最も奥にスピーカー。JBL4312を使用しています。

座った席(カウンター席)の正面。ラックスマンのアンプやアキュフェーズのアンプが並びます。右側には、レッド・ガーランドのアルバム「Groovy」のジャケットが2つ見えます。

セットメニュー

トーストを注文。外がカリッとして、中がフワフワで、美味しい。

珈琲。お替りもいただきました。2杯目は割引になります。

かかったレコードです。ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)「Doo's Blues」。ベルギーのラジオ局で1967年に録音された未発表の音源で、このレコードが初出です。2024年12月に発売されたもの。僕も購入したいのですが、市場にあるかどうか。

続けて、ダイアナ・クラール(vo)「Only Trust Your Heart」。CDでは出ていましたが、これが初めてのアナログ(レコード)盤です。これも最近の発売。

ジャズ関連の雑誌や単行本も多数置いてあります。

地下鉄円山公園駅に戻ってきました。その前あたりから、大倉山シャンツェ(スキーのジャンプ競技場)の方向を撮影。正面奥に写っている斜面がそうだと思います。

【クリケットレコード】 【札幌音蔵】

住所:北海道札幌市白石区栄通8丁目1-34
電話:011-867-0130
ホームページ:Cricket Record (cricket-record.jp)

地下鉄東西線の円山公園駅で乗車し、南郷六丁目駅で下車。10分ほど歩いて、クリケットレコードに到着。

店内。ヴィンテージのクラシックレコードを多数置いてあるのですが、ジャズもあります。

試聴用でしょうか。立派なオーディオ機器が備えてあります。

クリケットレコードは、オーディオ販売、修理の札幌音蔵の姉妹店です。こちらは音蔵で、オーディオ好きな人たちが多く集まるようです。地下鉄で、札幌市内中心部に戻ります。

(フレッシュエア)

ホテルにいったん戻り、休憩後、狸小路7丁目の中古レコード・CD店「フレッシュエア」目指して歩いています。

参りました。1月25日(土)は臨時休業でした。今まで、こちらのお店でも結構レコードを購入しているので、ちょっと残念。

(ビートレコード)

フレッシュエアから比較的近い、Beatレコードに来ました。

開いていて良かったです。在庫を見てみます。

Beatレコードから、すすきのの「バー81」を目指して歩いています。三越やPARCOのある前あたりを通過中。イルミネーションが綺麗でした。道路には雪がありません。

【購入したレコード】

   

Spike Robinson(ts)「IN TOWN」(HEP)。スパイク・ロビンソンのアルバムは、2~3枚持っていますが、これは持っていないので、購入。

   

Spike Robinson(ts)「The Gershwin Collection」(HEP)。こちらもスパイク・ロビンソンのもの。中古レコード店などで、たまに見かけますが、程度もよいので、購入。

   

レッド・ガーランド「Hight Pressure」。prestigeレーベルのお馴染みのアルバムですが、持っていないので購入。これは日本盤です。

楽しいレコード店巡りでした。


ジャズとグルメの札幌旅行2025冬(2)。重松忠男(b)クインテット・ライブ(1月24日 札幌市 D-Bop)。

2025-01-27 19:30:00 | ジャズライブ

1月24日(金)の夜、重松忠男クインテットの演奏を聴きにジャズクラブ「D-BOP」に行きました。一番聴きたかったのは、奥野義典さんのサックスですが、トランペット、ピアノの若手奏者にも注目。

   

チラシ

(出 演)

トランペット:金澤緋彩(かなざわひいろ)
アルト・サックス:奥野義典
ベース:重松忠男
ピアノ:小板橋弦太
ドラムス:舘山健二 

(曲 目)

1  Grew's Tune (Mulgrew Miller)
2  グレゴリーズ・チューン (不明)
3  Songs for アムーラ (不明)
4  Chick's Tune (Chick Corea)

〈休憩〉

1  Beatrice (Sam Rivers)
2  Humpty Dumpty (Chick Corea)
3  When a Man Loves a Woman (Andrew Wright, Calvin H. Lewis)
4  It's All Right with Me (Cole Porter)
5  One Note Samba (Antonio Carlos Jobim) (アンコール曲)

(感 想)

重松忠男(b)グループの演奏は、チック・コリアやサム・リヴァースなど少し新しめのものが中心でしたが、スタンダード曲やボサノヴァも取り上げていました。会場の雰囲気も良く、盛り上がった楽しいライブでした。

今回、初めて奥野義典(as, ts, fl)さんの演奏を聴きましたが、特にテナーサックの音色がダークで、プレイには、ハンク・モブレーやジョー・ヘンダーソンを思い起こさせるところもあり、僕は好みです。また、聴いてみたいと思いました。

二度目の金澤さん(tp)、初めて聴く小板橋さん(p)は、若手で、バリバリとプレイしていました。小板橋さんは、チック・コリアあたりの曲では、和音の連打で演奏していましたが、全体にもう少し、長いメロディラインを弾いてほしいと感じました。

重松忠男グループ

奥野義典(as, ts, fl)

金澤緋彩(tp)

重松忠男(b, リーダー)

小板橋弦太(p)

舘山健二(ds)

奥野義典さんは、マルチプレーヤーで、アルトサックス、テナーサックスに加えてフルートも演奏していました。

札幌“D-Bop”Jazz Club】

住所:札幌市中央区南1条西19丁目291番地 山晃ハイツB1F(山崎建設工業ビル)
電話:011-613-3999
ホームページ:HOME - 札幌で大人気のLIVE&BAR“D-Bop”(札幌)ディーバッブ

壁には、出演ミュージシャンの写真が飾ってあります。ドナルド・ハリソン(as)やエリック・アレキサンダー(ts)、ヴィンセント・ハーリング(as)など。

ビールをいただきました。サッポロ樽生黒ラベルです。

休憩時間中に珈琲も注文。また出かけたいジャズクラブです。