隣保に住んでいたKYさん夫婦が挨拶に来た。
KY夫は人工透析をしている。
透析を受け持つ病院の経営する寮に入所するのだ。
病院の1階が透析室で3階が自分たちの住居ということになる。
これでKY夫のみならず食事の支度をするKY妻がたいへん楽になるという。
KY夫の体調に直接的に関与しているからだ。
また普段の生活で何か起きたらといつも考えているので、緊急のときにも安心できる。
25年以上住んだ地を離れるのは辛いという。
しかし病気を抱えている身であり高齢なので、こうすることが一番だと言う。
私達夫婦で最後のタクシー代わりをした。
今年の正月と全く同じようなことになった。
部屋は広くはないが年寄り夫婦が生活するには良いであろう。
たいしてお世話などしていないのだが「お世話になっちゃって」と何度も言う。
今月花火大会があるから見に来てねと誘われた。
KY夫婦は入所初日とあって、いろいろな書類を提出したり食事担当者からの質問に答えていた。
部屋を後にした私達を寂しい思いが包んだ。
病院を出るとムワッとした暑さが現実に戻してくれた。
KY夫は人工透析をしている。
透析を受け持つ病院の経営する寮に入所するのだ。
病院の1階が透析室で3階が自分たちの住居ということになる。
これでKY夫のみならず食事の支度をするKY妻がたいへん楽になるという。
KY夫の体調に直接的に関与しているからだ。
また普段の生活で何か起きたらといつも考えているので、緊急のときにも安心できる。
25年以上住んだ地を離れるのは辛いという。
しかし病気を抱えている身であり高齢なので、こうすることが一番だと言う。
私達夫婦で最後のタクシー代わりをした。
今年の正月と全く同じようなことになった。
部屋は広くはないが年寄り夫婦が生活するには良いであろう。
たいしてお世話などしていないのだが「お世話になっちゃって」と何度も言う。
今月花火大会があるから見に来てねと誘われた。
KY夫婦は入所初日とあって、いろいろな書類を提出したり食事担当者からの質問に答えていた。
部屋を後にした私達を寂しい思いが包んだ。
病院を出るとムワッとした暑さが現実に戻してくれた。