とある八百屋の看板猫に子猫が加わった。
八百屋のおかみさんが捨てられていたのを助け、そのまま住み着いた。
看板娘は、もう老猫。
いつでもかごの中に用意された座布団の上でウトウトしているのが役目だった。
お客さんは、いつでも、かごに行けば看板娘と会うことが出来た。
ところが新参者は若い。
有り余るエネルギーの放出先は必然的に看板娘に。
「いい加減にしないと、本気で怒るよ」と言い聞かせるもヤツは聞いちゃいない。
話し終わるか終わらぬうちに再び看板娘に向かって飛び掛るに違いない。
後頭部に書いてある。
八百屋のおかみさんが捨てられていたのを助け、そのまま住み着いた。
看板娘は、もう老猫。
いつでもかごの中に用意された座布団の上でウトウトしているのが役目だった。
お客さんは、いつでも、かごに行けば看板娘と会うことが出来た。
ところが新参者は若い。
有り余るエネルギーの放出先は必然的に看板娘に。
「いい加減にしないと、本気で怒るよ」と言い聞かせるもヤツは聞いちゃいない。
話し終わるか終わらぬうちに再び看板娘に向かって飛び掛るに違いない。
後頭部に書いてある。