道路上に猫が横たわっていた。
反対車線を走っていたので通りすがりに覗いてみた。
やはり死んでいた。
口から血を流していたものの外見上に傷はない。
白色にグレーと茶色が少し入った品の良い猫で誰かに飼われていたのであろう。
信号機で止まりバックミラーに映った猫の遺骸を見て「どけてあげよう」と決断した。
あのままにしておくと、いずれ別の車に轢かれてしまう。
死んではいるが、きれいなままの身体が無残な物になってしまう。
すぐに右にウインカーを出して、ちょうど右側に有った駐車場に車を入れた。
車から出ると、もう信号を左折してきた車が迫っていた。
猫に走りより腕と首筋を持って端に引きずり寄せた。
死後硬直はしていないし体温もまだ暖かかった。
道路脇の安全な?場所に移動させて車に戻った。
「良いことあるよ、きっと。やさしいから」
妻の褒め言葉をもらった。
反対車線を走っていたので通りすがりに覗いてみた。
やはり死んでいた。
口から血を流していたものの外見上に傷はない。
白色にグレーと茶色が少し入った品の良い猫で誰かに飼われていたのであろう。
信号機で止まりバックミラーに映った猫の遺骸を見て「どけてあげよう」と決断した。
あのままにしておくと、いずれ別の車に轢かれてしまう。
死んではいるが、きれいなままの身体が無残な物になってしまう。
すぐに右にウインカーを出して、ちょうど右側に有った駐車場に車を入れた。
車から出ると、もう信号を左折してきた車が迫っていた。
猫に走りより腕と首筋を持って端に引きずり寄せた。
死後硬直はしていないし体温もまだ暖かかった。
道路脇の安全な?場所に移動させて車に戻った。
「良いことあるよ、きっと。やさしいから」
妻の褒め言葉をもらった。