家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

猫のマンション

2009-04-01 08:39:42 | Weblog
二階建てだった猫の家を4階建ての猫マンションにしようと思った。

4匹いるから1匹につきワンフロアーとは贅沢な。

丸ノコの「ギュワーン」という音、電ドルで錆びたビスを外す時の「ギャギャギー」という音、ビスが折れてしまったのでハンマーで叩き外す「パカンパカン」という音。

猫たちは、この喧騒に堪らず家の中に逃げ込み高い所に登って様子を見守っていた。

二階建てを取り壊ししていくと腐っている部分があり、それらを取り除くと、とても4階建てにはならなかった。

3階建てでも3階部分の床面積は半分しかなくなってしまった。

でも今までと比べると屋根が付き階数も増えたのだから「良し」としてもらう。

骨組みだけ完成させ、あとの内装は姉に任せた。

じーっと作業を見守っていた猫たちだったが道具や木っ端を車に積んでいるうちに新居の様子を見に来ていた。

匂いをかいだり歩いて感触を確かめたり。

まるで自宅を建てたときの大工さんの帰った後の自分のようだった。