天竜川に掛かる浜北大橋を渡っていると、ほんの2m先をハヤブサが横切った。
こんな間近で見るのは初めてだ。
嬉しかった。
夕方まで、その嬉しさは持続した。
帰宅して調べるとハト程度の大きさだったので同じタカ目ハヤブサ科のチョウゲンボウだったのかもしれない。
朝春野に向かっていると上空にヘリコプターが飛んでいた。
いつもは模型のヘリ専用地区の上で飛んでいるのに今日は不思議とゲートボールをしているグランドの上を飛んでいた。
何のことはない本物のヘリだった。
「鳥は間違えることはないのだろうか?」という疑問が浮かんだ。
距離に応じて見えている物体の大きさは変わる。
上空からカエル1匹を見分ける視力なら間違えることはないのか?
車の鏡やビルの窓に向かって、さかんに攻撃している鳥を見ることがあるが、これは視力の問題ではないという気がする。
つい先日面白いものを見た。
天竜川の堤防を下流方向に向かって走っていた。
カラスが何かの鳥をいじめているように見えた。
いじめられる側はヒヨドリ程度の大きさだった。
飛んでいるときの羽がツバメのように三日月型になっていた。
両者が何度か上になったり下になったりして、ある時は一つの固まりとなった。
その固まりがパッと割れたようになった。
固まりは3分割された。
小さな黒い物が落下し始めた。
次の瞬間落下物がヒラヒラと飛び始めた。
黒い蝶らしかった。
いじめられていた鳥は蝶を掴んでいたから追いはぎのようなカラスに狙われていたのだと分かった。
いじめられた側の鳥は上空に飛び去った。
カラスが、その獲物を捕まえようとした際別の事件が勃発した。
トンビが参戦したのだ。
私はトンビがどこにいたのか全く気が付いていなかった。
今度は蝶とカラスとトンビの闘いになった。
「おお。おおー」
思わず大きな声を出した。
私はドキドキして車を止められる場所を探した。
草むらに左側タイヤを入れて危なくないようにして止めた。
上空を見る。
誰もいなくなっていた。
蝶もカラスもトンビも、もちろんいじめられていた鳥も。
どこを探してもいなかった。
鳥ほどの視力のない私には空で起きている事実のほんの一握りの事実も分からないのだと分かった。
こんな間近で見るのは初めてだ。
嬉しかった。
夕方まで、その嬉しさは持続した。
帰宅して調べるとハト程度の大きさだったので同じタカ目ハヤブサ科のチョウゲンボウだったのかもしれない。
朝春野に向かっていると上空にヘリコプターが飛んでいた。
いつもは模型のヘリ専用地区の上で飛んでいるのに今日は不思議とゲートボールをしているグランドの上を飛んでいた。
何のことはない本物のヘリだった。
「鳥は間違えることはないのだろうか?」という疑問が浮かんだ。
距離に応じて見えている物体の大きさは変わる。
上空からカエル1匹を見分ける視力なら間違えることはないのか?
車の鏡やビルの窓に向かって、さかんに攻撃している鳥を見ることがあるが、これは視力の問題ではないという気がする。
つい先日面白いものを見た。
天竜川の堤防を下流方向に向かって走っていた。
カラスが何かの鳥をいじめているように見えた。
いじめられる側はヒヨドリ程度の大きさだった。
飛んでいるときの羽がツバメのように三日月型になっていた。
両者が何度か上になったり下になったりして、ある時は一つの固まりとなった。
その固まりがパッと割れたようになった。
固まりは3分割された。
小さな黒い物が落下し始めた。
次の瞬間落下物がヒラヒラと飛び始めた。
黒い蝶らしかった。
いじめられていた鳥は蝶を掴んでいたから追いはぎのようなカラスに狙われていたのだと分かった。
いじめられた側の鳥は上空に飛び去った。
カラスが、その獲物を捕まえようとした際別の事件が勃発した。
トンビが参戦したのだ。
私はトンビがどこにいたのか全く気が付いていなかった。
今度は蝶とカラスとトンビの闘いになった。
「おお。おおー」
思わず大きな声を出した。
私はドキドキして車を止められる場所を探した。
草むらに左側タイヤを入れて危なくないようにして止めた。
上空を見る。
誰もいなくなっていた。
蝶もカラスもトンビも、もちろんいじめられていた鳥も。
どこを探してもいなかった。
鳥ほどの視力のない私には空で起きている事実のほんの一握りの事実も分からないのだと分かった。