家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

東京に行ってきた   の1

2010-06-29 07:14:42 | Weblog
東名用賀から環八通りに出て息子のアパートに到着したのは予定時刻にピッタリの9時半であった。

車を置かせてもらって電車で築地市場駅に下りた。

築地場外市場で昼食にした。

やはり築地だから寿司それと昼間からビール。

美味しいよ。

でも市場という所は忙しなく働く場所だし、また観光客も多い。

列で並んでいる店を避けて入った寿司屋だったが私たちが入店するや否や混み始めて食べているときには既に店内の椅子で待つ客はおろか店の外に人が並び始めた。

そんな所で落ち着いて食事するなんてことは無理だ。

落ち着いて食べることは美味しいこと以上に自分にとって大切だということを痛感した。

市場というところは蒸し暑くて、いろいろな臭いに充ち、男たちがタバコをすいながら大声で話す。

忙しそうな人と暇そうな人その中を、いろいろな乗り物がかき分けて走る。

「混沌」を味わう場所か。

ホテルに行きチェックインできない時刻だったので荷物を預けた。

ここでサイフを車の中に置き忘れたことが判明した。

すぐに次男に電話を入れた。

サイフは、あとで渡すということになったが「車の屋根が開かない」と言われた。

少し不安になったが、たぶん故障ではないと思う。

先日の社会人大学で教わった吉原の昔ながらの道路区割りなどを見に行った。

地図や本を持たずに行ったが分かることは分かった。

今も男にとって大切な場所であるようだった。

吉原大門で見返り柳を撮った。

路線バスで雷門に行き、人ごみを避けて、そのままカッパ橋へ。

続いて都営バス(100円均一)で上野に行き車中で長男のメールを受けて夕食の予定を入
れた。

上野から池袋に移り妻の好きな東武デパートへ。

私は椅子を探して休養、妻は獲物を探しに猟に出かけた。

今夜は次男のバンドの出演するライブがある。

次男の嫁と渋谷で待ち合わせをしている。

その前に軽く夕食をとることにした。

明るいうちに2度目のビール。

今度はエビスの黒をブーツ型のグラスでいただいた。

ここも混んでいた。

「春野に行きたい」と感じた。

「静かになりたい」

自宅よりも春野であった。