家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

位田隆久講師

2010-06-11 08:36:21 | Weblog
少林寺拳法との出会いが位田隆久氏の一生を決めたと言った。

その出会い以後40年以上ずっと丸坊主にしているという。

私の息子たちも小学校入学以来数年間少林寺拳法を習った。

彼らの心にも位田氏ほど強烈ではないにしても入り込んだ思想があるのかもしれない。

相手と対戦するという武道を通して培った教えを伝えてくれた。


昨今絆(きずな)という言葉が使われるようになった。

それは人間関係が希薄になってきたからであろう。

ただ絆という言葉は「家畜をつなぎとめておく綱」のことであり、うっとうしいという感覚も持つ。

だから「間合い」という言葉に置き換えて使いたい。

近付き過ぎないで離れ過ぎない。

程よい距離を見つけて保つことが良い人間関係を育てる。

近付く間合いを学ぶのが夫婦関係。

離れていく間合いを学ぶのが親子関係。

なるほどと思う。

世間 空間 時間 そして人間

すべて 間 で成り立っているではないか。

私に当てはめて考えてみると、それは比較的うまく出来ているように思えた。

良い仲間に恵まれた私は本当にシアワセだと確信できた。