家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

勢いを利用する

2012-09-15 08:58:15 | Weblog
2・3年前から、はびこり始めたリュウキュウアサガオ。

隣家で植えたものだが当の隣家では早くから刈り込み、もうほとんど見られない。

我が家では物置の下に枝を伸ばし手の届かない場所に根付いてしまってお手上げだった。

物置の中にまで魔の手が入り込んでいる。

「こうなったら、これを利用するしかないな」

私の案に妻も賛成した。

アサガオは物置の外壁に這い上がり、なおも増殖したがっていることは一目で分かる。

上に伸びたいが掴まる物がなくて溜まり、そこから行き場を失ったツルが下方向に伸びているからだ。

まずは外壁に網を固定しツルを、そこに絡ませて上に誘導する。

それが出来たら今度は屋根に網を貼り上がらせる。

網は春野の斜面の土留め用に使っていて一部はがした物を利用する。

キッチリとした形の網ではないがカマワン。

どうせアサガオの下に入って見えなくなるのだから。

8月4日に網を貼り終えて8月27日には外壁を登り屋根に到達した。

残った網を今度は屋根に貼る。

以前屋根に農業用の遮光ネットを貼って物置内の温度を下げるはずだったが季節外れの台風で一部剥がれてしまったので取り外しておいた。

今度は網だから風の抵抗が少なく、もしもアサガオが損傷を受けても、またまた旺盛な再生機能で蘇えってくれるだろうと読んでいる。

もう今は気温も下がり始め物置内の温度も下がり始めた。

だがリュウキュウアサガオは11月頃まで咲き続けるというから、まだまだ活躍してくれそうだ。

何年かしたら物置を全て覆いつくし隣家にまで枝を伸ばしていくであろう。

「困ります」と隣家から苦情をもらうかもしれない。

8月31日に屋根の一部に網を貼った。

今日は屋根できれいに花を咲かせている。