家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

拾い食い

2012-09-28 07:02:27 | Weblog
我が家で飼っていたシュナウザーは散歩の途中で道に落ちている何かを拾って食べようとする。

見つけ次第「コラッ」と言う。

犬も慣れたもので「ホッ」と吐き出し何食わぬ顔で歩き続ける。

最近私は道に落ちている物を拾って食べようと思っている。

イチョウの下にはギンナンがイッパイ散乱している。

散歩には袋を持っていく。

イチョウの下に来ると座り込み一目散に拾い集めて袋に詰める。

そのニオイたるや。

「クッセー」

既に誰かに踏まれて種子だけになっている物もある。

種子は堅いから踏まれても潰れることはない。

近くの公園の水道で手を洗って散歩の再開だ。

膨らんだレジ袋の中のギンナンが透けて見えるので拾ってきたことは丸分かり。

このギンナンを水道代の安い春野に持って行って洗う。

臭い元のギンナンの皮も山にそのまま捨てる。

堅い種子をそのまま地面に植えればイチョウの芽が出る。

既に数年前に発芽した物を成長させて何箇所にも植えてある。

今年は、たぶん全部食べる。

よくサプリメントとして売っているのはイチョウの葉っぱ。

ギンナンはサプリメントとしては聞かない。

だが漢方薬として利用されているようだ。

効能として「肺の働きを高め喘息を止める。尿のコントロール、乾きを止める、体を温めるなど夜尿症の薬」と書かれている。

ただし「銀杏は生で食べたり、一度に沢山食べたりしますと、食中毒や呼吸障害を起こします。」とも書かれている。

気をつけて拾い食いすることにする。