朝6時過ぎに海岸を散歩できるのはシアワセだ。
潮の香りと波音の中を歩きにくい砂浜を渡って岩場に着く。
濡れている岩に抜けたコンブがまとわり付いている。
平日から2時間遅れの朝食にありついて遅すぎるチェックアウトを済ます。
房総半島の南側の海岸沿いを走って鴨川に。
そこから有料道路を使って藍染め展の会場である木更津市の矢那へ。
都会に近い里山にある旧家が使われている。
妻の出品した反物を見た後私は建物の方が興味深いので外に出て勝手に散策をしていた。
すると会場の駐車場係をしていた人物が話しかけてきた。
彼は、この家の次男で、この180年以上経った古民家を快適な住まいに換えた人でもあった。
巨大な古民家をジャッキで持ち上げて移動し基礎をやり直して建物を戻す。
さらに水廻りなどは現代的な物を使用するために造りなおす。
新の良いところ旧の良いところを両方生かした万能な活きた家にした。
苦心して新しく造った部分は古民家と全く違和感のない仕上がりとなっている。
抱えきれないほど太い梁が3重の重なり合い、それが3組も重なっているという。
残念ながら、かやぶきの当時とは違い天井板を張ってあるので天辺までは見られなかった。
現代物の薪ストーブが導入されているが煙突は古民家と、これまた違和感のない化粧を施され「さすが」と思えた。
「社長」と呼ばれていた、その人物に直接お茶を入れていただいて名物の味噌饅頭をご馳走になった。
雨がぱらつく中、古民家を後にして「海ほたる」のマリンコートで昼食にした。
雲間から照射する太陽の光が航行している船を照らし、その雲から羽田に降りる飛行機が輝きながら降りてくる。
腹を減らした人たちのごった返すレストランでカレーを食べた。
人間嫌いではないが多く集まりすぎた人間の中にいるのは嫌いだ。
早々に車に乗り新しいカーナビの案内で順調に右に左に進路を変える。
大黒ふ頭で、どういうわけか高速道路から下ろされてしまった。
ナビの言うとおりに移動するのが「変だ」と気付きナビの案内を疑う。
やはり私のカンは当たった。
その後2度ほどナビに騙されて、それでもナビを当てにして運転した。
足柄で昨日の早朝と同じくスターバックスでコーヒーを飲んだ。
外で飲んでいると「コーヒーカスが多く入ってしまいましたので、お取替えさせてください」と言ってきた。
「いいですよ」と言って飲み掛けのコーヒーを渡した。
「お待ちどうさまでした」と言ってミルクとシュガーを持ってきた。
私の飲んでいたコーヒーをこぼすときに観察したようだ。
「いつまで経っても戻ってこないから、とり上げられたかなと思った」と言うと笑いながら感じの良い青年は「失礼しました」と言って戻っていった。
潮の香りと波音の中を歩きにくい砂浜を渡って岩場に着く。
濡れている岩に抜けたコンブがまとわり付いている。
平日から2時間遅れの朝食にありついて遅すぎるチェックアウトを済ます。
房総半島の南側の海岸沿いを走って鴨川に。
そこから有料道路を使って藍染め展の会場である木更津市の矢那へ。
都会に近い里山にある旧家が使われている。
妻の出品した反物を見た後私は建物の方が興味深いので外に出て勝手に散策をしていた。
すると会場の駐車場係をしていた人物が話しかけてきた。
彼は、この家の次男で、この180年以上経った古民家を快適な住まいに換えた人でもあった。
巨大な古民家をジャッキで持ち上げて移動し基礎をやり直して建物を戻す。
さらに水廻りなどは現代的な物を使用するために造りなおす。
新の良いところ旧の良いところを両方生かした万能な活きた家にした。
苦心して新しく造った部分は古民家と全く違和感のない仕上がりとなっている。
抱えきれないほど太い梁が3重の重なり合い、それが3組も重なっているという。
残念ながら、かやぶきの当時とは違い天井板を張ってあるので天辺までは見られなかった。
現代物の薪ストーブが導入されているが煙突は古民家と、これまた違和感のない化粧を施され「さすが」と思えた。
「社長」と呼ばれていた、その人物に直接お茶を入れていただいて名物の味噌饅頭をご馳走になった。
雨がぱらつく中、古民家を後にして「海ほたる」のマリンコートで昼食にした。
雲間から照射する太陽の光が航行している船を照らし、その雲から羽田に降りる飛行機が輝きながら降りてくる。
腹を減らした人たちのごった返すレストランでカレーを食べた。
人間嫌いではないが多く集まりすぎた人間の中にいるのは嫌いだ。
早々に車に乗り新しいカーナビの案内で順調に右に左に進路を変える。
大黒ふ頭で、どういうわけか高速道路から下ろされてしまった。
ナビの言うとおりに移動するのが「変だ」と気付きナビの案内を疑う。
やはり私のカンは当たった。
その後2度ほどナビに騙されて、それでもナビを当てにして運転した。
足柄で昨日の早朝と同じくスターバックスでコーヒーを飲んだ。
外で飲んでいると「コーヒーカスが多く入ってしまいましたので、お取替えさせてください」と言ってきた。
「いいですよ」と言って飲み掛けのコーヒーを渡した。
「お待ちどうさまでした」と言ってミルクとシュガーを持ってきた。
私の飲んでいたコーヒーをこぼすときに観察したようだ。
「いつまで経っても戻ってこないから、とり上げられたかなと思った」と言うと笑いながら感じの良い青年は「失礼しました」と言って戻っていった。