家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

行く前 行っているとき 帰ってきてから

2012-10-04 06:53:18 | Weblog
モーガンで清里に出かける1週間前のことだ。

エンジンを掛けた。

一旦掛かるが、すぐに止まってしまう。

仕方なく、もう一度掛けなおす。

掛かるが、すぐに落ちる。

「変だな?」と感じているうちに液体がウイングを伝わって流れてきた。

臭いから「ガソリンだ」とすぐに分かった。

O氏の見ているところでエンジンを掛けようとするとガソリンが吹き出た。

ガソリンホースのつなぎ目のホースバンドが緩んでいたことと金属パイプの周りのホースが締めこんでも直らないほど変形しているからだった。

とりあえずシリコンで漏れを一旦留めて修理屋さんでホースを新しくしてもらった。

清里に向かっているとき車体の下に何かが見えた。

鉄板のような物だ。

鉄板には丸い穴が空いていて、どうやらその穴に通っていたであろうU字型の金属が見える。

とりあえずガムテープで貼り付けて走った。

帰りの高速道路で後から走ってきたO氏が「また外れそうだから」と知らせてくれた。

ガムテープの効きが悪いのは底の板と鉄板にタールのような塗装をしてあるからだ。

しかたなくコンビニでヒモとガムテープを購入して何とかごまかして走り終えた。

バッテリーを固定するための鉄板だった。

ジャッキで車体を上げて鉄板に固定用U字型ボルトを通し直して固定した。

バッテリー交換の時誤って外してしまったようだ。

台風でびしょ濡れになった車体を洗おうと思って車庫から出した。

右側後のタイヤがパンクしていた。

実はモーガンのタイヤ交換するのは始めてだ。

スピンナーをスピンナー回しをはめ込み、それをアルミハンマーで叩いて外す。

何本かのボルトを外すよりは簡単だ。

タイヤショップに持って行って見てもらう。

チューブの空気を入れるための部分が経年劣化を起こして空気漏れしていた。

今どきチューブの入ったタイヤをはめている人は、ほとんどいない。

チューブの在庫もメーカーすら置いてない場合があるという。

サイズ違いのチューブを入れてもらって、なんとか出しっぱなしのモーガンを車庫に戻すことが出来た。

経年劣化、振動、整備不良いろいろな要因で思わぬ出来事が起こる。

自分も車も無事であったことに感謝する。