家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

子供受けする音楽

2012-10-24 07:15:33 | Weblog
静岡文化芸術大学の生徒達が主になって「はままつ文化サポート事業」として行った「バンバン!ケンバン♪はままつ」で初めて出あったグループがある。

栗コーダーカルテットとロバの音楽座だ。

両方とも会場こそ違っているが保育園状態のホールで行われた。

どちらも愉快で明るく楽しい音楽。

栗コーダーカルテットは「マヨネーズ 第二番」から始まった。

ざわざわしていたホール内が一瞬静かになり音楽に聴き入る。

だが、そこは子供達。

再びざわざわ、ごそごそ。

「あー」という声まで飛び出す。

司会者は「今、あーって言った子も・・・・」すぐに話題に取り入れてホールの一体感を呼び起こす。

ロバの音楽座は子供も勿論大人も、けっこうはまっている人が多いと見た。

もう曲を知っていて拍手の場所や受け答えが出来ているし、だいいちその瞬間を待っている。

その笑顔は子供と一緒だ。

場内が一緒に歌う機会があった。

私の後からも天使のような歌声が聴こえてきた。

帰りがけに見たら独りで来ている中年の女性だった。

ロバの音楽座の楽しみ方を知り尽くしているように感じた。

パフォーマンス付きの音楽で楽器は中世の時代の物だったりするのだから、お得感は満載だ。

これで育つ子供は豊かな感性を持つことになろう。

少しぐらいガサガサ、ゴソゴソしていたほうが彼らの演奏は、やりやすいのかもしれない。

栗コーダーカルテットのメンバーには私の高校の後輩がいて楽器は浜松のメーカーの物も使っている。

ロバの音楽座のオルガンも浜松製だと紹介した。

楽器作りの町だが音楽の町としても有名になってほしい。