家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

講師はカイチュウ博士

2012-10-10 07:11:01 | Weblog
講師は自らの体内にサナダムシを飼っている医師藤田紘一郎氏だ。

自らのお腹の中に長さ12メートルのサナダムシが棲息していると思うだけでゾットするのだが。

カイチュウがアレルギーを抑えるという話は知っていた。

人体から栄養をもらいカイチュウの出すフンにアレルギーを抑える物質があるという人間と虫との共生関係が成り立つという。

栄養状態の悪かった昔は「虫下し」を飲んでカイチュウを排除したが栄養過多の現代は、むしろカイチュウとの共生をするほうが快適かもしれない。

腸内細菌は100兆個で2Kgが腸内で以下のような活動している。

1 病原菌の排除 2 消化の助けをする 3 ビタミン合成 4 シアワセ物質(ドーパミン セロトニン)を脳に運んでいる 5 免疫力の70%を作る

現在は、この腸内細菌が戦前の3分の1しかいないという。

ウンチの大きさが1950年と2000年を比較すると3分の1になっているというのだ。

ウンチの大きさは食物繊維の摂取量の目安であり、また腸内細菌の死骸の数でもある。

大きいほどガンにかからない、ウツにかからないということになる。

赤ちゃんが何でも口に入れたがることは知っている。

それは大腸菌を増やそうとしている行動ということだ。

やたらと不潔を嫌う風潮があり正常な行動を規制することによってアレルギーを起こす元になっていることもあるらしい。

TVコマーシャルで、ばい菌をやっつけるイメージで商品を買わせようとしている。

うっかりその手に乗ると、たいへんな目に合う。

免疫力の残り30%は心の問題であり ストレスを減らし 笑って楽しく 運動をして ポジティブに生きる ことでアップすることができるそうだ。

「自分の意志で飲む酒は休肝日を作ってはいけません」

「自分の失敗を人のせいにしましょう」

「無理にでも笑うと脳はガンを殺すNK細胞を出す」と言う。

休肝日を作り、人のせいにしてはいけないと思い、無理になんて笑う必要はないと考えていた私。

それでも免疫力は強いと思っている。

笑いに包まれながら自己反省をしてみると、ほぼ先生の「良い」とされる生活をしているからだ。

快食 快眠 快便 多い友人 これだけでも優等生過ぎるかな?