家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

清里から逃げ帰った

2012-10-02 07:48:57 | Weblog
新東名森町パーキングでモーガンO氏と待ち合わせしていた。

決めた時刻より少し早く出発した。

以前は東名清水インターで降りて興津まで走り、そこから52号線を北上するルートを取っていた。

今回は、その52号線の街中を外れたあたりに作られた新清水インターを利用した。

山間地から山間地へ、しかも高速道路も広くてカーブが少ないしアップダウンも少ない。

これほど移動に楽なものはない。

特に古い車の場合一層ありがたく感じる。

萌木の村でメンバーたちと話しランチをしてラリーに興じた。

今回のラリーは2台の共同作業により順位が決まる。

私の努力というかズルで我々が3位に入賞した。

そりゃそうだ。

ゴール寸前に私がO氏を待ってからフィニッシュしたのだから。

2台のゴールする時間間隔によって勝敗が決まる。

それぞれ30秒間隔で出発するからパートナーのゴールのピッタリ30秒後にゴールしたら優勝だ。

「あんたの後をついて行くよ」と言ったO氏は表彰式の後まで、そのルールを理解していなかった。

宿には小さな風呂しかないので3台でパノラマの湯に出かけた。

水墨画のような富士山を見ながら少しぬるめ露天風呂は最高だった。

パーティーでは飲み食い放題で続いて宿での二次会も楽しんだ。

翌朝、朝食時よく晴れていたが台風が来ることは十分承知していたので、ここでののんびり感に緊張感を混ぜたような複雑な気持ちだった。

さてあとは台風に向かって走る我々と不気味な方向に流れる雲との戦いだった。

順調に新東名に乗り少しの安堵感が生まれた。

屋根もワイパーも要らなかったかなと思わせるほど晴天だ。

しかし電光表示板は「雨 走行注意」の文字が。

いよいよ来るかなと思っているとワイパーは必要だが、その後は晴れるというような調子だ。

浜松浜北インターでO氏と別れた。

天竜川堤防を走ると風が強く吹き少し車体がふらついた。

帰宅2分前に、とうとう雨に降られ結局びしょ濡れになった。

「雨のないモーガンミーティングはモーガンミーティングじゃない」と世界に向けて発刊されているMORGANという雑誌に先日載った。

MECJメンバーが投稿し写真も載せたのだ。

私もその一員としての写真と、その記事内容の走行状態として載っている。

雨の中を走って感じた。

雨のないモーガンミーティングは素晴らしい。

雨のモーガンミーティングは美しい。