家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

眼科を受診した

2013-03-01 09:45:23 | Weblog
夜テレビを見ていたら突然見え方がおかしくなった。

画面右下に出ている時刻の前側が見えない。

9時45分であるはずなのに45分としか読めない。

「そんななずはない」少しあせりを感じた。

片目ずつ見てみたが変わらない。

見る角度を変えてみたが変わらない。

妻に顔を向けて「オレの目、変か?」と聞いてみた。

「少し充血しているかしら」とだけの答えだった。

自分で鏡を見に行ったが格別な変化は見当たらない。

20~30分経って、やっと元通りになった。

「明日は眼科に行くよ」と言って寝た。

何年ぶりかで眼科を訪れた。

保険証とまちがえて運転免許証を受診箱に入れてしまった。

老若男女が待っている。

待合室で本を読む人が私以外居ないのは眼科の特徴なのか。

先から居た人たちの一団が呼ばれて診療室の中に消えた。

ほどなく私も呼ばれた。

助手が症状を書き取り小さな、かわいい手でメモする。

目にガーゼを当てている人機械を目に当てている人。

キビキビとした診察室は昔と変わらない。

視力検査に移った。

「見えてますね」

視力検査担当の女性が小さくつぶやいた。

裸眼で見たりレンズを差し替えては見たりする。

5から2.0のあたりまで見えた。

先生の診察を受けて次に視野の検査を受けた。

「これもよく見える」

強い光が弱くなり、その大きさも小さくなった。

だがよく見える。

総合判断を聴く。

「一過性のものです」

ということだった。

白内障もないし目の中に光を当てながらしゃべる先生の言葉の中に「きれい」という気分の良くなる言葉を聞いた。

安心して帰路に着いた。

片道50分の距離を往復歩いた。