家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ヤシャブシ拾い

2013-05-20 07:06:11 | Weblog
道路沿いにヤシャブシの林があることは知っていた。

車を止める場所がなくて見に行くことをためらっていた。

たまたま道路沿いにある会社の進入路が空いていた。

会社も休みらしい。

少し駐車させてもらって見に行った。

道路から少し林に寄ったところに実が落ちている。

道路の横の側溝の中にも落ちている。

ヤシャブシの実は小さな松ボックリの感じでこげ茶色をしている。

これを使って染物をすると良い色に染まるらしい。

落ちている実を拾ってはビニール袋に入れた。

拾い歩きをしていると妻がキイチゴを見つけた。

「あら美味しそうね」と言うや口に入れた。

「うん。美味しい」と言って私に差し出した。

私は、その時乾いた側溝の中に入って歩いていた。

妻は手を下に伸ばして私の口まで持ってきてくれた。

そのまま口に入れて甘さと酸味を感じてモグモグとやっていたところに車が通った。

その車から見た私の行動はと言うと。

側溝の中を歩き道路の隅に落ちている犬の糞を袋に詰め、こともあろうにそれを口に入れて食べている。

そう見えたに違いないが、どう見えようと構ったことではない。

続いて拾った。

拾い尽くすと今度は林の中に入り直接木から採った。

いかにも虫や蛇の好みそうな場所だったが袋が一杯になるまでは採り続けた。

帰宅して籠に入れてみる。

「何かイイ感じ」

染める時にもまた報告する予定にしている。