家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

虫の声

2013-10-03 07:25:01 | Weblog
夜の散歩は、まるでお祭りのような虫の音の中を歩く。

楽しいのか苦しいのか分からないが、やかましいほどの音量の場所を通る時がある。

堤防を歩くので、この時期当然だ。

リーンリーンからガチャガチャとかコロコロとかチョッピリリとか。

虫の名前は分からないが少なくとも5種類以上は,いると思われる。

しかし急に音が減る場所がある。

それは、いつもきれいに草刈りのされたところだ。

日中通ると、いつも一定の長さで切りそろえられていて気持ち良い。

丸刈りされた清潔な子供の頭のようだ。

ここに椅子を持ってきて、のんびり過ごしてみたいと思うこともある。

小学校に隣接する川なので児童のためにも草刈りをしておいたほうが良いように感じていた。

また、そことは逆に登下校で使う道なのに歩道の部分まで草が、はびこっている場所もある。

草は主にその地域の自治体が刈ることになっている。

業者ではなく強制参加を言い渡された住民たちが行うことなので、いやいや刈るから「ヤリナオシセヨ!」と言いたくなる場所も出てくるのだ。

その点きれいに刈りそろえられている所は個人的にボランティアで定期的にやってくれているようだから完璧だ。

しかし虫にとっては少し草が茂っていないと生息できない。

とすると堤防の上の歩道に草は、はみ出さず斜面には少し虫用の草を残し下の平らな部分は、きれいに刈りそろえるというのが良さそうだ。

とすると、きれいに刈ってくれている人には「ここは刈るな」と言い、いやいや刈っている人には「もっときれいに刈れ」と言うしかない。

これは不可能。