家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

シイタケの季節

2013-10-30 07:53:23 | Weblog
だいぶん涼しくなった。

シイタケのホダ木を見に行く。

坂を上り始めてホダ木からシイタケが「ボッ」と飛び出すような姿が見えてくる。

「あるある」と嬉しくなって声を出す。

各木からニョキニョキ出ている。

大きく育ったものを収穫し、まだ小さいものは次に回す。

次に行くと、その小さかったシイタケが大きく育っている。

ホダ木からシイタケをはがす時の力加減も分かるようになった。

意外としっかりホダ木に密着している。

力を入れすぎると全体を壊しそうになるし、イイカゲンに引っ張ると傘だけ取れてくる。

ヘタの下部分を持ち、はがし取るのが良いようだ。

ホダ木の裏側から顔をのぞかせているシイタケは見逃しそうになる。

あらゆる角度から観察する。

手をどのように差し込めば取れるか考える。

重なり合ったホダ木のうち、どちらから出ているのか一旦ホダ木を動かしてみることもある。

ホダ木とホダ木の間に出てつぶされる格好になっている物もある。

せっかく出来たシイタケをサルやシカに食べられてしまわないか少し心配になる。

一度味を占めると何度か訪れるようになりそうだし。

自分の口には勿論入るがサルやシカの口に入れないために一所懸命にやっている気がする。