家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

園芸用ハサミケース2種

2013-10-29 07:19:48 | Weblog
園芸用のハサミのケースを作り直した。

6月に作業中ハサミをケースに入れるのに失敗して落とし、それが原因の一つとして目の近くをけがした。

以前使用していたケースも手作りした物なのだが、少し柔らかすぎた。

今回は厚い革で作った。

その方がハサミが収まりやすいだろうと思ったから。

兼帯というナタとノコギリを一緒に収納するケースにハサミのケースも取り付ける。

そこで小さな問題が起きた。

平らなところで出来上がったケースを立体である兼帯に取り付けるとハサミが取り出しにくくなる。

ケースの下部分を強く締め上の部分を緩く締める形で調整した。

実際に使用してみた。

あまりにもピッタリ出来上がったので抜きにくい。

抜こうとすると兼帯ごと持ち上がってしまう。

抜くには右手でナタを押さえておく必要がある。

しかし収める時には、しっくりくるようになった。

ケースが固いためしっかりホールドされる。

その上革の中にハサミがグーッとくい込まれる感覚を感じる。

「これで抜けてこない」という実感。

収める位置は今まで通りなので、その位置は体が覚えている。

以前は出しやすく入れやすい。

しかし収まったという感覚が少なかった。

これで使い終わったハサミを落っことすことはなくなると思う。

革を縫っている時妻に言われた。

「だめだめ手でやっちゃ。針はペンチで抜くの」と言われた。

教わってからは、そうしたが日が変わって右手の人差し指と中指に筋肉痛が出ている。

関節も少し痛いし指先にはジンジンする感覚が残っている。

通りにくい針を無理やり抜こうとするとき、相当な力が掛かるようだ。

当日妻は同じ部屋で縫い物をしていた。

二人で別々の仕事を同時にしていたため部屋の中は特にテーブルの上は、ごった返していた。

音楽を聴きながら作業するのは楽しいものだ。

だが、はた目には、内職に追われる夫婦。

続いて、もう一つのハサミのケースを作った。

一度やってあることの繰り返しであるから少し縫い方を変えてみたりした。

糸が解れそうな箇所を補強するような形で縫った。

ハサミを、そのまま置いておくより革のケースに収まっている方が切れ味が良いように感じる。