家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

東屋に再び水を引いた

2014-06-02 07:12:42 | Weblog
道路を隔てて下側に東屋がある。

以前は、そこにも沢からの水が引いてあった。

ホースが詰まったとき以外はダバダバと音を立てて竹から下の水ガメに水が落ちていた。

沢からの取水パイプが倒木によって壊れてからは水は一切来なくなった。

沢からのホースは水路を詰まらせるため撤去したが一部は、そのまま残してあった。

ホースばかりあっても敷地内で使いおせないからだ。

当初から、そのホースは水道とつなげてあって、切り替えて蛇口をひねれば水が逆流するようにしてある。

沢からの水が来なくても水道を使って筧から水が出るようにしておいたのだ。

「そうだ!!!!!」

残してあるホースと余っているホースをつなげば東屋まで水を引けるのではないか?

さっそく残してあるホースと東屋に繋がるホースとの距離を測ってみた。

荷造りヒモを使って全体の長さを測る。

余ったホースで足りることがわかった。

次につなぐ作業に入る。

道路をまたぐため道路下にパイプが埋設されている。

その中をどうやってホースを通すかが最も難問だった。

1メーター四方で深さ1メーター20センチほどのコンクリート製の枠に入りパイプの中にホースを通す。

水が流れていれば木にヒモをくくりつけて流し、そのヒモにホースをつないで引っ張ればよい。

しかし水は流れていない。

直接ホースを送り込んでみたが途中で止まってしまう。

この下水というのは動物たちの隠れ家でもある。

ネコや穴熊やヘビが下水に逃げ込むのを何度か目撃している。

途中で止まったのはケモノがいたからか?

ホースが怖くて、こちらにケモノが出てこないか?

もしくは腹を立てて攻撃してこないか?

このコンクリート製の枠からは狭すぎてパイプの中を見ることができない。

怖くなって穴を少し離れた場所から覗き込んでみた。

何もいなかった。

次に思いついたのは煙突掃除用の金属だ。

ロール状に巻き取ってある。

これで5メートルは伸ばせるのだが、きっちりすぎて余裕がない。

妻に手伝ってもらって何とかヒモと結んだ。

あとは、そのヒモにホースを結んで引っ張るだけだ。

約30メートルの長さのホースは長くて取り扱いが厄介だ。

だが、どうにかホースの先端と最後尾を接続できた。

水道の蛇口をひねる。

ヤッタ!東屋に水が戻ってきた。

私の「遊びたい」気持ちも東屋に戻ってきた。