家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

ミツバチ今年は

2016-05-25 08:42:41 | Weblog
今年はミツバチ用の空き箱を3箇所用意した。

近所でミツバチを飼っている人の箱には4月末から入り、そこを通る私は自分のところの箱を今日か今日かと待っていた。

5月の13日を過ぎても何の進展もなかった。

それからは私のスケジュールが忙しくなり次に行けたのは21日。

その日に第二ミツバチ箱に入っていた。

もう既に前から住んでいたかのように活気がある。

入れ替わり立ち代り出たり入ったり。

花粉を脚に付けて入る者もいるから幼虫が育っていることは確かだ。

この箱は新規の箱ではあるが、いままで別の位置に置いていたものを移し替えしたものである。

「新規の」という意味はミツバチが入ったことがないので巣がその中に無い箱という意味である。

去年までミツバチで賑わっていた箱はというと、活発というほどでもないが出入りはしている。

これは分蜂の際、元の女王蜂が仲間を引き連れて出て行くというミツバチ独特の掟があるからだと思っている。

だから第二は元の女王蜂が入り活発に活動している。

で、第一は数が激減して不活発。

ただし既に巣ができているのでそこを使えるのは便利だ。

新しい女王蜂が楽に子を増やせるように、という種の保存を考慮して決まっていることなのだろう。

でも第一には、さらに分蜂が起きるという可能性がある。

そうなると一番あとに生まれた末娘が、そこに住むということになる。

これが起きたとしても、まだ箱は2ヶ所に準備してある。

それらにうまく入ってくれたらいいなと思っている。

箱に出入りするミツバチを見ていると可愛くて仕方がない。

だが早くもスズメバチがやって来てウロウロしている。

自然というものはたくましくもあるが残酷でもある。

またミツバチを通して自然を満喫する一年が始まった。