家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

タラの芽ふかし栽培

2020-04-14 08:39:22 | Weblog
タラの芽ふかし栽培を以前から試してみたかった。

ふかし栽培というのは水耕栽培のことだ。

木に生っているタラの芽を採るわけではなく栽培するのだ。

適当と思われる発泡スチロール製の容器を見つけて、もうこれで準備が整った。

道路下に行けばタラノ木は、いつでもあるからだ。

1月6日 着手した。

ところが今年に限ってタラの木は、ことごとく枯れていた。

やっと見つけたのは一本だけ。

まあそれでもやってみたかったから切って作業場に持って上がる。

節ごとに芽が出るのでノコギリでタラの木を裁断する。

それらの穂木を水洗いして容器に並べ水を注ぐ。

24本並んだ。

あまり多く注ぐと並べた木が浮き上がってしまうので底から5ミリ程度入れた。

春野に行くたびに水の入れ替えをした。

捨てる水が粘りを持っているし容器の底が茶色に色づいている。

この粘りが栽培に適さないと読んだので寒い中穂木を水洗いして容器に戻し水を注ぐ作業を繰り返した。

春野に到着すると、まずは容器のフタを開けては写真を撮り水の入れ替えをする。

2月9日 芽が出てきた。

なおも水の取り替え作業が続く。

穂木の上に白いワタのようなカビが生えていた。

それらを水で洗い流す。

穂木の水に浸っている辺りがブクブクになっている物が出た。

それらは捨てた。

3月も終わろうとしている頃残りは8本となっていた。

でもそれらは発芽し、その芽は元気に育っている。

そこからは陽に当てることにした。

といっても直射ではなく明るい日陰に置くことで緑に成っていった。

だがネットで見たような天ぷらにして美味しそうな丸々と太った芽ではない。

発芽の後すぐに枝分かれして伸び、しかも栄養状態の悪そうな芽だ。

やはり簡単ではない栽培。

「どこかが違う」

たぶんいろいろなところが少しずつ違うのだろう。

近々食う。




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