ハジロカイツブリ (羽白鳰) は全長30センチ程で、冬鳥 として日本に飛来する水鳥 です。
今年2月17日の記事で「ミミカイツブリ」と紹介したものが、コメント欄でご指摘があり、実は「ハジロカイツブリ」だったという 実にお恥ずかしい間違いがありました。(→ こちら)
先ず、問題のハジロカイツブリの冬羽 の姿をご覧ください。

ハジロカイツブリは目が赤く(橙色)、頭部の黒色部と頬から後頭部下部までの白色の境界がぼんやりしているのが特徴です。

一方、ハジロカイツブリの夏羽 は、目の後ろから後頭部にかけて扇形に広がった金栗色の飾り羽が現れるのが最大の特徴です。 (↑)の冬羽が(↓)の夏羽になるのですから、不思議なもんです。

頭、首、背中の黒色が、金栗色の飾り羽を際立たせていますね。

一応 真後ろからの姿も見ておいて下さい。

ハジロカイツブリは他の「カイツブリ」類と同様、潜水して小型の魚や貝、エビやカニ等の甲殻類を捕食します。 たまたまハジロカイツブリが 恐らくカニを捕まえて、海上で食べようとする姿が撮れましたので、見て下さい。


ハジロ(羽白)カイツブリの名前は、飛翔時に翼の内側の帯状の白い部分が見えるのが由来だそうです。 が、残念ながら、私めはハジロカイツブリの飛ぶ姿をまだ見たことがないので……。(涙)
尚、撮影場所と時期は、冬羽は広島湾岸 で昨年11月下旬の撮影、夏羽は葛西臨海公園 @東京の東端岸壁で、今年3月中旬の撮影です。
(画像をクリックすれば大きな画像になりますので、お試し下さい)
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