団塊の世代のつぶやき

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ガム

2007年11月02日 | 日記・その他

  第2809回で我が体育館でもガムのポイ捨てがあると書きましたが人口の多い都会ではその多さは半端じゃないだけに気になる人にとっては嫌なものでしょう。メーカーも売るだけでなく掃除費用を持つとか引っ付かないガムを開発するとか、いっそのこと、ガムの製造販売は止めるとか出来ないものなのでしょうか。

 と思っていたら、面白い記事がありました。

  10月30日読売新聞コラム「今日のノート」より

  歩道を歩いていて、ポイ捨てされたばかりのチューインガムを踏んでしまうほど、腹立たしいことはない。靴底を何度、こすってもはがれない。

 電車やバスなどの中ではかなり少なくなったが、歩道や駅の構内などには、こびりついたガムの黒い跡があちらこちらにある。ヘラで一つ一つ取っている人たちの姿を見ると、本当に大変だと思う。

 近年増えている透水性舗装では、路面の表面が粗いのでヘラでは太刀打ちできないという。ガム除去機による大がかりな作業を商店街で見かけたことがある。

 先ごろ、英国ブリストル大学の研究者が起こした企業が、べとつきにくく、歩道や靴、服に付いても簡単に取り除くことのできるガムを開発し、話題になっている。特殊な化合物を配合して粘着性を小さくしたといい、雨水にさらすだけでガムを分解するという試験結果も出ている。

 研究者らは、来年には欧州などでの発売を目指しているという。この「朗報」からは、日本だけでなく、海外でもガムのポイ捨て問題が大きな悩みの種になっていることがわかる。

 取り越し苦労であって欲しいが、こんなガムが広まると、ますますポイ捨てが増える心配もある。街を美しく保つには、やはり個人のモラルの向上を待つしかない。

 将来、雨で溶ける吸い殻や紙くずが開発されたとしたら?そのとき、科学の進歩を素直に喜べるはずはない。(宇川聡)

 日本と海外ではガムのポイ捨てはどちらが多いのでしょうか。ガム自体が日本で発明されたものではなさそうなのでやはり海外の方が多そうですね。

 ガム除去機とは第2902回で取り上げたガムバスターズかもしれませんがこんなものを作ることでも欧米でのガムのポイ捨ての多さを想像できるというものです。日本でも、都会では見かけることもあるということは商売として成り立つほど酷い状態と言えるのでしょう。

 それにしても、機械を作ってまでガム除去をしなければならないのはどう考えても納得が行かないものがありますが、ここで書かれているように個人のモラルの向上を待つのもどうやら夢物語のような気がします。

  ここはやはり、この新しいガムの登場を待つか、タバコのポイ捨て禁止のように罰金を取るしかないのかもしれません。それとも、やはり、メーカーに製造販売を止めていただきますか。ガムを噛むことの効能もあるでしょうがポイ捨てを止められない者にガムを噛んで欲しくないですね。

それとも麻薬のように禁止しますか!