新築の家で太陽光発電を付けないのは何故だろうと不思議でなりません。と言うのも、既築の家に取り付ける場合最大15年のローンが組めるのですが、新築の場合家のローンに含まれるので一ヶ月のローン代は光熱費の削減分で十分賄えるのです。
どういうことかと言うと、太陽光発電とオール電化にした場合とそうしなかった場合の光熱費の差額でローン代をはらえるのです。
つまりは、家のローン代+太陽光発電とオール電化のローン代より家のローン代+毎月の光熱費の方が高くなると言うことです。
それなのに、新築でも既築より太陽光発電の採用が増えているとは言いながらもその割合は1割も無いのじゃないでしょうか。何とも勿体無い話です。
この当たりが、購入される方も住宅販売の営業マンも良く分かっていないようなのです。ですから、採用が案外少ないのだと思われます。
ローンで新築されるのなら太陽光発電とオール電化は絶対に採用すべきです。だって、支払いが少なくなるのですから。
建築業界も、大分力は入ってきているようです。
日経エコロミーより
(11/19)積水化学、太陽光発電システムの調達先に京セラを追加
積水化学工業は戸建て住宅に取り付ける太陽光発電システムの調達先を拡大する。従来ほぼ全量をシャープに頼ってきたが新たに京セラからの購入を始めた。全使用量の3割を京セラ製に切り替える計画。太陽電池の原料となるシリコンの需給が世界的に逼迫(ひっぱく)するなか、取引メーカーを増やし安定調達につなげるねらいだ。
京セラの太陽光発電システムは多結晶シリコンを材料に使う太陽電池を採用し、単結晶シリコンを使うシャープ製より安価なのが特徴。積水化学の戸建て住宅に太陽光発電システムを導入するための費用は施工費を含め平均約200万円。京セラ製を採用すれば7万円程度安くなるとみられる。
政府も新築には太陽光発電は必須位の法律を作れば良いと思うのは私だけでしょうか。
メーカーも太陽光発電の有利さをもっと分かって欲しいものです。新築が100%採用遅々として進まない太陽光発電も少しは広まりそうです。
その位のことはやるべきでしょう!