体育館勤務も半年以上になりましたが、色々と面白い経験をさしていただいています。というのも、坂出市も御多分に漏れず赤字自治体で累積赤字もかなりの額に上っており人件費の削減に力を入れています。そのため、私のような嘱託という身分の体の良いアルバイトで人手不足を補っているのです。
当然、経費の削減もあり予算の締め付けは厳しいものがあります。そこで、体育館の仕事は無限に広がることになります。つまり、体育館や機材、運動用具の補修も嘱託が殆んどやることになります。その一つに植木の手入れも入っているのです。
と言うことで、秋口から植木の剪定作業をやっています。生まれて初めて剪定作業に関わることになったのですが全てが初体験で最初はおっかなびっくり状態でしたが、そのうち慣れてきたのと得意の「マアいいか!」精神でばっさばっさと枝を落としています。
電動チェンソーなんてのも借りてきて使いました。電動なんて切れるのかなと疑いの眼でしたが、これが結構切れます。お陰で作業ははかどり、今までは手が着けられなかった大きな枝なども思い切って切り落とすことができました。大きく枝を落とした後を剪定ばさみで整えて行くのですが、この剪定ばさみなんてのが又良く切れるんです。
パチンパチントと小枝を落とすのもその小気味の良い切れ味を体験して病み付きになりそうです。
それにしても、こんなことまでやられたのじゃ本職の植木屋さんも仕事が減って困るでしょうね。右肩上がりの時代に後の手入れの人件費なんて考えずに行け行けどんどんで植えたのでしょうが、こんな時代になるとそんな予算は到底出せないなんてことになってしまったということです。
日本全国の学校や公共施設へ芝生を植えるのも大歓迎ですが、後の手入れの費用を充分見ていて欲しいものです。
プロの職を奪っちゃいけないでしょう!