今年も私の大好きなクールビズの季節が来ました。尤も、私は今や年中ジャージでノーネクタイの職場なので快適に過ごさせてもらっています。しかし、世間ではまだ完全なノーネクタイは定着していないようです。
私が最も非難しているテレビのニュースキャスターは地方の一部を除いて未だにネクタイを外しません。テレビ局は本当に省エネを促進する気があるのか疑問です。
そして、ノーネクタイの邪魔をするもう一つの団体がありました。
4日、読売新聞コラム「永田町フィールドノート」より
夏の係争「クールビズ」期間がスタートして初の衆議院本会議が開かれた3日、ほとんどの男性衆院議員は「スーツにネクタイ」姿で議場に入った。本会議場でのクールビズは、今年も”ご法度”のためだ。
衆院も2005年からクールビズ運動を推進し、冷房は28度に設定しているが、本会議場は例外だ。「国会の品位」を重視し、ネクタイ着用を求める代わりに冷房は25度としてきた。
今年も、笹川尭・衆院議員運営委員長が「法律を作る場所という重みを考えて」とクールビスに否定的だったこともあり、各党は「本会議場においては、議員記章をつけた上着及びネクタイ、それに準じた服装とする」と文章で申し合わせた。…以下略
「国会の品位」「法律を作る場所という重み」、近頃、こんな笑える冗談を久しぶりに読みました。「品位」や「重み」がどこにあるのか教えて欲しいものです。場所に重みがあるのならそれをなくしているのはどなたなのでしょうか。ネクタイをしたら「品位」や「重み」がつくのでしょうか。それよりは政治家とは何をするべきかを考えた方が良いと思うのは私だけでしょうか。
この程度の政治家が地球温暖化や省エネなんてことを考えるはずが無いですね。道理で、太陽光発電なんて興味が無いはずです。
全く救いようが無い!