第3181回で強力な味方を得た電気自動車ですが、第3168回などで取り上げたようにこのところリチウムイオン電池の方でも追い風が吹いているようです。
2008年5月30日(金)12時3分配信 J-CASTニュース
自動車大手と電機大手がタッグを組んだ「エコカー」向けリチウムイオン電池の開発・販売競争が激化している。日産自動車とNECは2008年5月中旬、09年春から量産を開始すると発表した。トヨタ自動車と松下電器産業も量産体制の整備を図り、独フォルクスワーゲン(VW)と三洋電機、三菱自動車と電池大手ジーエス・ユアサコーポレーションなどが協力体制を強化している。ただ、問題は安全面とコストだ。
そして、技術革新も進んでいるようです。
日立マクセルなどは従来より電気を充放電できる寿命が長いリチウムイオン電池用材料を開発した。電池として安定して充放電できる回数が従来の約20倍の1万回に向上した。価格が高騰する希少金属のコバルトを使わず、電池も安価になるという。ハイブリッド自動車向けなどの蓄電池として、3―4年後をメドに実用化する。
開発は日立マクセルのほか長崎大学と産業技術総合研究所、富士重工業が参加。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が支援した。
これだけ各社が力を入れてきたということは電気自動車の時代は本当にそこまで来ているのかもしれません。
それにしても電池の容量を増やすということは本当に難しそうですね。これだけ大企業が何年も研究開発していてもこれだという商品が未だに出てきません。私の期待していたナノゲートキャパシターなんて最近は殆ど音なしです。
画期的な電池が開発されるのか、それともカセット式のような便利なシステムで展開をはかるかどちらでも良いですから早く電気自動車の時代がくることを期待したいものです。もちろん電源は太陽光なら最高です。
まだまだなのでしょうか!