団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

次世代電池開発

2008年06月16日 | エネルギー 環境

  第3190回では自分の儲けしか考えないトヨタの体質を非難しましたが、第3158回でも取り上げたように最近は太陽光発電を採用するなど少しは世の中に貢献しようとする姿勢が見えてきているようにも感じます。尤も、外面だけかもしれませんが。

 そのトヨタがいよいよ電気自動車を考え出したのでしょうか次世代の電池の開発に乗り出すそうです。

日刊工業新聞より

  トヨタ、次世代電池開発を本格化-研究部を新設

 トヨタ自動車は11日、都内で開いた環境技術の説明会で、リチウムイオン電池を性能面で超える次世代電池開発を本格化すると正式発表した。2030年ごろの実用化をめどに開発を進める。渡辺捷昭社長は「電池技術は今後の自動車技術の核」と述べ、電池の事業化を目指す方針も明らかにした。

 まずトヨタは6月下旬をめどに「電池研究部」を新設、50人で開発を始める。2年後には100人程度に増員し、さらに官学との連携など広く研究資源を活用する。

 当面は全固体電池や金属空気電池などの実用化研究から始める。高性能な次世代電池が開発できれば、将来は全車種に電気自動車(EV)を設定する可能性も示した。

 トヨタは、同日の説明会で研究開発、モノづくり、社会貢献の3分野で低炭素社会実現に向けた活動を展開すると発表した。渡辺社長は「環境対策なくして自動車の未来はない」としており、環境関連活動を強化する。(掲載日 20080612日)

 ハイブリッドが好調なので電気自動車には余り関心が無いのかと思っていましたが、やはり抜け目は無いようです。しかし、トヨタが本気になってきたということはいよいよ電気自動車の時代が来るのかもしれません。

 こうなれば是非今まで儲けすぎた金でこんどこそ世界に貢献するような画期的な電池を開発してもらいたいものです。そして、それで世界の電気自動車のシェアを押さえるのも良いのですが、今の自社だけが繁栄すれば良いとの考えを改め、規模も儲けも世界一だが従業員や関連企業も一緒に繁栄するような企業になって欲しいものです。それでこそ名実共に世界一の会社と言うものです。

それなら大歓迎!