第867話な どで何度か触れた松下幸之助さんの無税国家論が久しぶりに話題になっています。
22日の衆院財務金融委員会で、竹内譲氏(公明)は野田首相の「政治の師」である松下幸之助氏が唱えた「無税国家 論」を引用し、消費税増税を唱える首相と師の見解の違いを突いた。
だが、首相は時代の変化を強調し、財政規律の重要性を説いて一歩も引かなかった。
竹内氏「首相が学んだ松下氏の『無税国家論』についてどう思うか」
首相「予算の単年度制をやめ、余ったお金を運用して国家経営をするのが『無税国家』だ。私は松下さんの弟子だが、今 は財政状況がまったく違う。財政規律を守る姿勢は理解いただけると思う」
竹内氏「(首相の考えは)税金を少なくするという師匠の考えに反するが、忸怩(じ くじ)たるものはあるのか」
首相「1000兆円近い借金の山がある中で持続可能な財政のため、苦しい、大きな山だが、一歩一歩登っていかなくて はならない。そのタイミングに私は政権を預かった。職責を果たすことが師匠に対する恩返しだ」
そうでしたね、幸之助さんが設立した松 下政経塾の第一期生の野田さんが「無税国家論」どころか増税や外交など日本の国を潰そうとしている かの動きは皮肉としか言いようがないですね。
経営の神様も政治の世界には通用しなかったのでしょうか。きっと優れた人もいるのでしょうが、特に目立つの は民主党で日本を壊そうとしている人達のように思えるのは考えすぎでしょうか。
松下さんも折角大金を投じて創立した塾からこんな変なやつばかりが育ったのでは悔やまれるでしょうね。どう せなら「無税国家」実現に特化した教育を目指して貰いかったですね。
それにしても、他人の金である税金を食い物にする政治家や官僚・公務員というのはどうやっても退治すること ができないのでしょうね。それが人間の本性なのでしょう。
人間の限界なのか!