第4366回な どで取り上げたウォーレン・バフェット氏が今度は太陽光発電に目を向けたようです。
ロ イター.co.jpより 2011年 12月 8日
バ フェット氏のミッドアメリカン、ファーストSの太陽光発電施設を取得
[7日 ロイター] 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザ ウェイ(BRKa.N: 株価, 企業情報, レポート)(BRKb.N: 株価, 企業情報, レポート)傘下のミッ ドアメリカン・エナジーは、米太陽光発電大手ファースト・ソーラー(ファーストS) (FSLR.O: 株価, 企業情報, レポート)からカリフォルニア州に建設中の発電施設を取得すると発表した。
す でに風力発電は手掛けているミッドアメリカンだが、今回の買収により太陽光発電分野にも進出する。
買 収額は明らかにされていないが、16億5000万─19億5000万ドルと推定されている。
ミッ ドアメリカンは声明で、取得する発電施設はカリフォルニア州の平均的な家庭およそ16万世帯に電力供給が可能と説明 している。
ファー スト・ソーラーは当初、建設費用の調達に関し、政府の融資保証を得たい考えだったが、期限までに申請することができ なかった。米太陽光パネルメーカー、ソリンドラの経営が破綻したことで、政治的圧力からエネルギー省が融資保証の申 請審査を厳格化したことが背景にある。
ファー スト・ソーラーが資金調達に苦戦していたことから、ミッドアメリカンは有利な条件で発電施設を取得したとアナリスト はみている。
バー クシャーは最近、中国の電気自動車・電池メーカー、比亜迪(BYD)(1211.HK: 株価, 企業情報, レポート)(002594.SZ: 株価, 企業情報, レポート)への出資など、太陽光技術への関心を高めている。
バ フェット・ウォッチャーの間では、BYDへの出資以降、BYDの電池技術を再生可能エネルギー施設で利用することを バークシャーが模索しているのではとの見方が出ていた。
マネーゲーム大嫌いの私ですが、バフェット氏の投資はそうした金儲けのためには何をやっても良いという考え方の投 資家とは少し違っているような気がしています。今回も、私の大好きな太陽光発電の世界を認めてくれたようでチョッと 嬉しい。
太陽光発電は世界のエネルギー問題を解決する素晴らしい技術だと革新していますが、実際にはまだまだ高価な 所為もあってかなかなか動きの鈍いものがあります。
こうしたバフェット氏のような人が目を向けることで新たな進展に期待したいものです。とは言いながら、孫さ んの投資には何となく信用できないものを感じるのは私の単なる好き嫌いでしょうか。
意外と当たる好き嫌い!