日本では来年の春には原発が定期検査な どで全て止まることになり再開の目処も立たないそうですが、代替の発電能力は大丈夫なのでしょうか。その点、ド イツは再生可能エネルギーが原発を上回るのだそうです。
ド イツで再生可能エネルギーの発電比率が原発の発電量を上回る!
再生可能エネルギーが総発電の20%
2011年 12月18日、ドイツにおいて今年生産した総電力に対し、再生エネルギーによる電力生産比率が約20%となる見 通しとなったことが報道により明らかとなった。
この数値は、風力、太陽光発電などで達 成されたものである。
福島第一原発事故により原発政策の見直 しを行っていたドイツでは、初めて再生エネルギーによる電力生産量が原発の発電量を上回ることとなった。
ドイツにおける電力生産の内訳
ドイツのエネルギー・水道事業連盟の発 表によると、電力生産の内訳は以下のようになる。
1位:石炭 やガスなど火力発電(57%)
2位:風力 や太陽光など再生可能エネルギー(19.9%)
3位:原子 力発電(17.7%)
これは、前年比でみると、再生可能エネ ルギーが、3.5ポイントの上昇。原子力発電が4.7ポイントの減少と なっている。
再生エネルギー発電の内訳は、以下のよ うになる。
1位:風力 発電(7.6%)
2位:バイ オマス発電(5.2%)
3位:太陽 光発電(3.2%)
ドイツでは2022年までに全ての原発を廃止する計画である。今後は天候などの自然条件に 左右される再生エネルギーをいかに安定供給させるかが課題となってくる。
ドイツが福島原発事故の後、直ぐに 原発の廃止を決めたのも苦しいとはいえどもこれまで進めてきた再生エネルギーでの代替の目処がある程度立ってい たからなのじゃないでしょうか。それに比べて我が日本の口ばかりの政治家の無策で再生エネルギーの比率は殆んど 無いといっても良いくらいでしょう。本当に危機感があるとはどうしても思えません。外国へのお金は気前良く決め てきていますが、我が日本を救うことには興味は無いようです。いったいどこの政治家なんでしょうか。
今年も終わろうとしている今、日本には来年への明るい希望は見えないようです。
何時まで辛抱し ないといけないのか!