第4305回などで何度か取り上げて きたフリーゲージトレインの走行試験がいよいよ本格的になってきたようです。多度津から伊予三島では残念ながら 見に行けません。坂出から高松の方でやってくれれば見ることができるのですが。
四 国新聞社 | 香川のニュース 2011/12/16
実用化に向けた走行試験をJR予讃線で行っているフリー ゲージトレイン(軌間可変電車)の新型台車の耐久走行試験が15日朝始まり、多度津(香川県多度津町)―伊予三島 (愛媛県四国中央市)間を3両編成の車両が走った。これまでは深夜帯の試験だったが、今後は日中を中心に行い、来年 12月までに計10万キロを走行する。車両の十分な耐久性が確認されれば、実用化に向け一歩前進となりそうだ。
フリーゲージトレインは 車輪の幅を変えることで、新幹線と在来線の相互乗り入れができるのが特徴。実用化を目指し、鉄道建設・運輸施設 整備支援機構が軽量化した新台車を開発。6月から予讃線での試験に取り組んでいる。
これまでの走行試験で は、急カーブでも特急並みの時速約100キロを達成。予讃線での実験としては、今回の耐久テストが最終関門とな る。
15日の試験では夜明け 前の午前5時ごろに多度津駅を出発し、伊予三島駅に向かった。折り返し後、停車した観音寺駅を同8時すぎに出 発、青色の車体が朝日を浴びながら走り抜け、同10時半までに計約121キロを走行した。
年内は20日まで同区間 で走行試験を行い、来年以降は距離を順次延長、最終的には松山駅まで拡大する。同機構によると、実用化の最終判 断は2013年度までに行われるという。
YouTubeに フリーゲージの仕組みがよく分かる動画がアップされていました。
これが瀬戸大橋を渡って本州から四国に 直接新幹線が乗り込むのは何時のことになるのでしょうか。今更本格的な新幹線とは言いませんから、せめてこれで も当たり前になって欲しいものです。
それにしても、車社会から公共交通への変換が実現されて、日本中に新幹線網が張り巡らされるなんて時代 はこないのでしょうか。というかそれが当たり前にならないようではエネルギー問題は解決されないのじゃない でしょうか。
自然エネルギーで全てを賄うためにも車から公共交通主体の交通体系への変換は必要でしょう。
夢の見過ぎで しょうか!